ダイエットで脂肪だけを減らすことはできない。痩せるのは筋肉も落とすということ

理想的なダイエットは、脂肪だけを落として筋肉を減らさないことだとされています。しかし、筋肉の量は体重や運動習慣で決まるので、体重が減っても筋肉が減らないというのは無理です。

この記事では、ダイエットすると筋肉が減ること、筋肉が減っても問題ないことを紹介します。ダイエットで筋トレしている人は参考にしてみてください。

1.ダイエットで減るもの

理想的なダイエットをすると、脂肪だけが減って健康への悪影響がないと言われていますが、これは間違いです。ダイエットをすると脂肪組織が減るので、それに伴って以下のものが必ず減るからです。

  • 脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)
  • 体重を支える筋肉
  • 血液・脂肪組織の中の血管

この記事では、ダイエットすると筋肉が必ず減る理由を紹介します。正しいダイエットは脂肪や筋肉などがバランスよく減るものであり、脂肪だけを減らすものではありません。もちろん、健康への悪影響もありません。

 

2.痩せると筋肉は必ず減る

2-1.筋肉が減る理由

筋肉は体重を支えるために必要ですから、体重が減れば筋肉も減ります。筋肉には必要な分だけが残るという性質があるので、体重が減ったのに筋肉が減らないというのは無理です。

例えば、体重が80kgの人が60kgまで体重を減らしたとすると、減量した20kgには脂肪だけでなく筋肉や血液が含まれています。血液の量は体重の8%ですから、1.6kgの血液が減っています。

 

2-2.下半身の筋肉が減る

体重が減ったら筋肉も減りますが、減る筋肉は主に下半身のものです。体重を支えるのは下半身ですから、人間の筋肉の多くは下半身にあります。体重が減る影響を大きく受けるのは下半身です。

ダイエットに成功すると下半身が細くなりますが、これは脂肪だけでなく筋肉も減っているからです。

試してみるとわかりますが、ダイエットに成功した人は減量した分と同じ重さの物を持って歩いてみてください。かなり歩きにくいのがわかります。この理由は足の筋肉が失われたからです。

上半身の筋肉はほとんど減りません。上半身は体重を支えることと関係がないからです。

例えば、ダイエットしても握力はほとんど変わりません。腕は細くなっているでしょうが、これは脂肪が失われたからです。

 

3.食事や運動を工夫しても、筋肉は減る

ダイエットでは、筋肉を減らさないことが大事だとされていて、食事や運動で筋肉量を維持する方法が多くあります。

しかし、必要な筋肉量は体重と運動習慣や生活習慣で決まります。体重が減ったら必要な筋肉も減るので、食事や運動を工夫しても無駄です。

例えば、たんぱく質が多い食事をしても効果はありません。ダイエットで筋肉が減る理由は体重が減ったからであり、たんぱく質の不足ではないからです。

筋トレなどの運動をすると、筋肉量を増やすことはできます。しかし、筋トレをやめたら筋肉も減るので、安定的に筋肉量を維持することはできません。

 

4.筋肉は減ってもいい

筋肉が減ると消費カロリーが減るので、リバウンドしやすくなったり不健康になるというイメージがあります。しかし、実際には筋肉が減っても問題はありません。

ダイエットに成功すると、食べる量が減って摂取カロリーが減るので、筋肉の消費カロリーが減っても太りません。消費カロリーと摂取カロリーのバランスがとれると、リバウンドもしません。

筋肉が減ると不健康になることはありますが、これは極端に多くの筋肉が減った場合です。健康的な食事と生活習慣をしている人は、ダイエット後も必要な筋肉を維持することができます。

これは運動選手なども同じです。運動選手は現役を引退した後に筋肉が減りますが、不健康なレベルまで減ることはありません。
筋肉量は生活に必要なレベルまで減ってから一定になります。

 

5.おわりに

正しいダイエットとは脂肪だけを減らすのではなく、脂肪と筋肉をバランスよく減らして維持することです。筋トレする必要はありませんし、モデルのような肉体美になる必要もありません。

脂肪と筋肉量がバランスよく減ると、その状態を維持することも簡単であり、筋トレを続ける必要もありません。肉体美にはなりませんが、高血圧や糖尿病などを予防することができて、健康に生きることはできます。

ほとんどの人にとっては、これだけでも十分です。

 


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