仕事で使う英語を学ぶときのポイント

社会人や学生、教員など多くの方は英語を使う機会があります。仕事などで英語を使う方や、これから英語を使う予定の方はどうやって英語を学ぶか悩むことがあるでしょう。
私は英語を学んだり使った経験があるので、この記事では仕事で使う英語を学ぶポイントを紹介します。

 

 

1.仕事で使う英語は簡単

ネイティブスピーカーの普段の会話などで使われる英語とは異なり、我々が仕事で使う英語は簡単です。必要な語彙数は分野が固定されれば少なくて済みますし、構文も限られたものだけになります。

一例として、製品の研究・開発や売買を英語で行うとすると、使われる英語の語彙数は数千程度に限られます。アメリカの大卒のネイティブスピーカーは3万語程度の語彙を知っているとされますが、これほどの語彙数は必要ありません。数千程度の語彙を新しく覚えることは難しくみえますが、数年も続けていれば十分にできます。また受験勉強の英語では、自分に関係のない語彙を覚える必要があり英語を学ぶことは難しいものでしたが、仕事のように自分に関わる語彙を記憶することは簡単です。
表現力に関しても、ネイティブスピーカーは流ちょうな表現をすることができますが、我々が仕事で使う英語は固定的、限られたものだけで十分です。

 

2.英語を習得する際のポイント

仕事のリーディングの量を増やすこと

分野によって使われる語彙や言い回しなどの表現が分野によって異なりますが、仕事に関係するリーディングを多くすることで、それらを効率的に学ぶことができます。例えば、以下の日本語の意味はほとんど同じものですが、使われる分野や場面が異なります。

例:気温、温度、体温、熱

 

仕事のライティングの量を増やすこと

ライティングをすることによって、使うパターンを身につけることができます。

日本語の場合も同じですが読むことと書くことは全くの別物であり、読むことができても書くことができない方もいます。実際に自分でライティングをしてみないと問題にきづかないでしょう。また、英語のa, theなどの冠詞やeach, everyなどを使う際のルールも自分で書かないとわからないことです。

 

多読をする際の注意

英語の勉強法の一つして、英語の小説などの本を多く読むことである多読があげられますが、英語の勉強法として多読をするなら注意することがあります。それは、仕事で使う英語の語彙や言い回しと、小説などで使われるものは違うことです。多読を趣味として楽しんだり、読解力の向上に役立てることはできますが、仕事に直結するかは別の問題です。

もし興味があるなら、仕事に関係する小説や本を読むことをおすすめします。

 

英語の資格勉強はおすすめしない

英語の資格は就職活動などの際に、英語力をアピールすることには適していますが、仕事で使うものとしては意味がありません。その理由は資格勉強の英語は広い範囲をカバーするものであるのに対して、仕事の英語は狭い範囲のものに限られるからです。これは英語だけでなく資格勉強一般に関していえることです。

 

3.私の経験

私は数年間、学術研究で英語を使ったことがあり、論文を読むことや執筆、プレゼンテーションを行いました。私の場合には2年程度で業務をするための英語が使えるようになりました。
自分でライティングをするようになると、リーディングの際には疑問に思わないことに気づくことができます。例えば冠詞や複数形を意識したり、everyなどの使い方を習得したのもこの時期でした。英語では加算名詞を単体で使うことはできず、冠詞(a, the)や所有格(my, its)をつけるか複数形にする必要がありますが、リーディングをするときには気にしていませんでした。

趣味である小説を読むなどの多読をしたことで、英語の能力は大幅に向上しましたが、仕事に役立つのかは疑問でもあります。私は歴史小説が好きですが、それで学んだ語彙が仕事に役立つことはないでしょう。
多聴に関しては、映画やドラマを英語音声で視聴することにしました。年齢もあるのでしょうがリスニングの向上には手間取ったことを覚えています。オーディオブックなどもありますが、使う言葉と状況を同時に学ぶことができる映画のほうが効果的です。スポーツなどを英語で観戦することもおすすめです。

 

4.おわりに

仕事に使う英語は数年もかければ習得することができるものです。最初は戸惑うことが多いでしょうが、少しづつ語彙や言い回しを学んでいけば、十分に仕事で英語を使うことができるようになります。

契約や訴訟、法律などが関係する場合には注意が必要です。数年間の学習期間でも失敗することができない場合には、外部の専門家などに依頼するほうが現実的かもしれません。

なお、この記事で紹介したものは仕事をやっていくための英語であり、流ちょうでネイティブスピーカーと間違われるほどの英語を身につけることはできないでしょうが、仕事にはそのような英語は不要です。


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