運動部の学生が記録を伸ばすためにするべきこと

中学校、高校、大学で陸上などの運動部に所属する学生は、タイムなどの記録が伸びないことで悩むことがあるでしょう。

私は趣味で陸上のトレーニングをしていますが、若くて経験の少ない学生が気づかなくても、大人である私には気づくこともあります。運動の成績が伸びないと才能のせいにしてしまうことが多いですが、実際にはやり方が悪いだけかもしれません。また才能があったとしても、それを発揮するには正しいやり方が必要です。才能がない場合でも正しいやり方がそれを補います。

この記事では、私の経験をもとにアドバイスを紹介します。

 

 

1.記録を取ること

日時、体調などの体重、トレーニング内容、痛みや故障、食事、失敗したことやうまくいったことを記録してください。毎日運動していると失敗なども忘れてしまいますが、記録することで忘れなくなります。また、トレーニングのし過ぎによる成績の低下、疲労回復に必要な期間もわかるようになります。

例:陸上のトレーニングをしている私の場合

私は気温やランニングシューズの走行距離の合計、体重、痛み、筋トレの内容などを記録しています。

気温:

気温はランニングのタイムに決定的な影響を与えます。夏などの暑い時期には悪いタイムがでたりタイムがのびなくなりますが、暑さが原因であるとわかれば悩まずに済みます。

ランニングシューズの走行距離:

ランニングシューズの寿命は1000km程度であるとされていますが、走行距離の合計が800km程度になると足が痛むようになります。痛みは故障につながり選手生命に直結することですが、これを知っていれば足の故障を予防したり、足の痛みを解消することもできます。

体重:

私は体重を61kg~63kgの範囲で維持していますが、体重が軽いほどタイムが良くなるわけではなく、62kgがベストであると経験的にわかっています。

痛み:

ランニングをすると足の裏、母趾球、膝が痛むことがあります。私の場合、その原因は負荷が高いトレーニングであるインターバルトレーニングをしたか、月間走行距離が220kmを超えたか、シングルスクワットなど無理な筋トレをしたか、ランニングシューズの寿命かです。記録をつけることで、痛みの原因に気づくことができます。

陸上だけでなくサッカーやバスケットボールなど、走る競技をしている方は参考になることもあるでしょう。

 

2.スポーツについて勉強すること

運動する学生は栄養やトレーニングに関する知識が必要です。学校に所属している学生は監督から指導を受けますが、知識は全ての生徒に必要です。しかし私が学生のころに所属していた運動部では、栄養やトレーニングについて勉強しろという教員はいませんでした。一度、自分で勉強してはどうでしょうか。

トレーニングに関する知識

トレーニングについて学ぶと自分に必要なトレーニングと、やるべきでないトレーニングがわかります。

例えば、陸上の10000mの選手には持久力を高める筋トレは必要かもしれませんが、最大筋力を高めるものは不要です。それよりは最大酸素摂取量Vo2maxを高めるトレーニングがいいでしょう。
疲労を回復するのに必要な時間を知っておくと、毎回のトレーニングで限界に近い負荷をかけることができたり、本番前の調整に役立ちます。本番でいい記録を出そうとして、前日に高い負荷をかけた自主練習をするのは間違いです。英語など記憶が関わる勉強の場合、一夜漬けによって成績を上げることもできますが、体や疲労回復が関わる運動ではそれがうまくいきません。

栄養に関する知識

栄養補給というとエナジードリンクやスポーツドリンクなどを考える人もいますが、カロリーやビタミン、ミネラル、たんぱく質などが最も大事です。ここでは栄養の一部を取り上げますが、本を読んで本格的に勉強することをお勧めします。一般的な栄養に関する本ではなく、スポーツ科学の栄養の本がいいでしょう。

ビタミンB1、B2はエネルギー代謝にかかわる栄養であり、運動選手が消費するエネルギーは普通の人よりも多くなるので、ビタミンB1、B2も多く摂取すべきです。またビタミンには水溶性のものと脂溶性のものがありますが、水溶性のものを貯蓄することができないので、こまめにとることが必要です。

たんぱく質は筋肉を作るのに必要というのは知られていますが、具体的にどれくらいとるべきかは個人によります。参考として、10代の運動選手で瞬発系の人は体重1kgに対して1.7、マラソンなどの持久力系の人は体重1kgに対して1.2とされています。

10代の生徒が自分の栄養について管理することは難しいので、母親に協力を求めるべきです。また同じ家族や兄弟であっても、運動をするかしないか、どんな競技をしているかで食事のメニューや配分を変えることが理想的です。メニューを変えることが難しいなら、例えばおかずの肉を多くすることもできます。生徒が自分でできる栄養補給の方法としてはサプリメントなどもありますが、普段の食事が一番大事です。

大会前の数日間だけ栄養補給を意識する人もいるでしょうが、それではいい成績をだすことはできません。成績を上げるには普段のトレーニングが最も大事なものであり、それには普段の食事で栄養補給を意識する必要があります。

 

おわりに

学校の部活などに所属する学生は自分でトレーニングの内容を決めることはできないので、学んだことをそのまま実行することは難しいかもしれません。しかし同じトレーニングをする場合でも、内容を理解しているかどうかは結果に影響します。自主練習などでは自分でトレーニングの内容を決めることができるので、役に立つこともあるでしょう。また栄養に関しては、生徒本人が責任を持つことです。

運動は健康のために行うものですが、体を痛める可能性もあります。この記事で紹介した方法で、それらを避けることができるかもしれません。

 

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