高齢者の両親のスマホ代を節約してみませんか。両親が格安スマホに切り替えると、月に数千円ほど節約できます。しかし、高齢者はスマホに変えることに抵抗を感じるようです。
この記事では、両親がスマホデビューするときの問題点と解決策を紹介します。参考にしてください。
高齢者がスマホを契約するときの問題点を解決します
高齢者におすすめの格安スマホはOCN
いろんな格安スマホの会社がありますが、高齢者にはわかりやすいところを選んでください。どの会社もサービスや料金はほぼ同じですから、高齢者にとっての知名度で選ぶと簡単です。
今までに使っている会社と同じと説明すると、わかりやすいでしょう。
私は高齢者の両親のための格安スマホの会社として、OCNモバイルを選びました。母は保守的なほうでして、スマホの会社を変えるのを嫌がったからです。高齢者の母は格安スマホの会社がよくわかりませんでした。
しかし、私がOCNモバイルはNTTの系列だと説明すると、母は納得しました。母はもともとドコモのユーザーでしたし、同じNTTなら安心と感じたようです。
母は納得して格安スマホに切り替えることに積極的になりましたし、OCNモバイルの品質にも満足しています。
両親のスマホをOCNモバイルに統一しておくと、手続きが簡単になります。契約を一度やってみると、2台目の契約も同じ要領でできるからです。
私も将来的には、OCNモバイルに切り替えようと思っています。
同じ会社でスマホを契約すれば、内容がわかって簡単!
高齢者の両親のスマホ代を5000円節約した
両親のガラケーやスマホを格安スマホに変えると、月に数千円は節約できます。
私の両親のスマホをOCNモバイルで契約すると、今までのドコモの契約より5000円ほど節約できました。
ドコモでは二人合わせて7000円(スマホとガラケー)かかっていましたが、OCNモバイルだと770円×2=1540円(音声SIM×2)で済みます。
そのうちプランを見直して、770円のプランから550円のプランに変更しようと思っています。これだと6000円ほど節約できることになります。
550円のプランだと、10分間の電話代を無料にしてもらうことができます。
OCNモバイルではスマホの保険に入りませんでしたが、最近のスマホは安いので保険も必要ありません。壊れたらまた買ったほうが安くて済みます。一円スマホがあるくらいですから。
5000円は大きい!
キャリアメールアドレスは必要ない
両親のスマホ代を節約するときに問題だったのが、キャリアメールです。高齢者の多くは今も、キャリアメールを使っています。
私の母もキャリアメールが必要と思っていました。母はドコモのキャリアメールを長く使っていたので、キャリアメールがなくなると困る、だからドコモの契約を解約できないと言っていました。
しかし、母がどれくらいキャリアメールを使っていたか調べると、ほとんど使ってないことがわかりました。
友人との連絡はすでにlineに移行していたので、キャリアメールを使うのはレストランからのキャンペーンの通知くらいでした。
私がこのことを母に説明すると、母もキャリアメールはいらないと納得しました。
高齢者の両親に格安スマホをすすめるなら同じように、両親がキャリアメールをどれくらい使っているか、調べてみてください。
両親がキャリアメールを使っていても、実際にはほとんど使っていないかもしれません。
一年に一回も連絡しない相手(遠い親戚など)かもしれません。この相手のために、高い通信費を払うのはもったいないです。
いざとなれば、電話を使えばいいですし、電話番号で送信するショートメールもあります。両親はキャリアメールを失いましたが、困ったことはありませんでした。
キャリアメールがいらないなら、格安スマホで十分!
高齢者にはandroidがおすすめ
スマホにはandroidとiPhoneがありますが、androidがおすすめです。androidは安いですし、高齢者にとってはどちらも同じです。
電話をする、lineをする、インターネットをする、YouTubeを見るくらいなら、androidで十分です。
両親のために格安スマホを契約しようとしている人は、自分のスマホと同じものにすると、両親に教えることができて便利です。
両親が互いに教えあえるように、androidかiPhoneのどちらかに統一してください。
私はandroidに慣れているので、両親のスマホも自分と同じandroidにしました。
スマホの契約は子供がする
高齢の両親のためにスマホを契約するなら、子供が両親に代わって契約するべきです。
格安スマホの契約にはインターネットが必要ですが、高齢者の両親にはインターネットで契約するのは無理ですし、これを機会に両親の契約を管理できるからです。
どの家庭も同じですが、両親が高齢になると契約を管理できなくなるので、子供が両親に代わって契約などを管理する必要があります。
私はスマホの節約をきっかけにして、自然な形でスマホの契約を管理できるようになりました。
高齢者がスマホを契約すると余計なオプションをつけて、そのままオプション料金を払い続けることがあるそうです。
しかし、若い人がスマホを契約するなら、そんなことにはなりません。
私もOCNモバイルを契約するときに、端末代が割引になるオプション(Abema)を付けましたが、しっかりと解約しておきました。
オプションの解約は忘れずに!
親のスマホを節約するなら早めに
高齢者の親のスマホを格安スマホに変えるなら、少しでも早めにやるのがおすすめです。
節約できる金額が増えますし、両親が少しでも若いほうが、スマホの操作に慣れやすいからです。高齢者はしばらくスマホの操作に戸惑いますが、そのうち慣れます。
私の父は70代前半ですが、最近になってドコモのガラケーからOCNモバイルの格安スマホに切り替えました。父がスマホを使うようになると、無料で歌謡曲が聞けるYouTubeを気に入りました。
父は最初のころ同じことを何回も私に聞いてきましたが、いまはほとんどの操作を一人でできます。私が両親に教えたのは電話、インターネット、YouTubeくらいです。
70代前半であれば、スマホの使い方を学ぶことはできます。
高齢者にスマホは必要か?
高齢者にスマホは必要ない、ガラケーで十分と考える人もいます。しかし、ちょっと待ってください。高齢者にスマホが必要になるのは時間の問題です。
ドコモなどは今もガラケーを提供していますが、ガラケーはいずれなくなるものですし、ガラケーの基本料金や端末代はかなり高くなっています。
親戚の高齢者が最近になってガラケーを契約しましたが、6万円以上の料金になってしまいました(端末代、ショップでの手続き料を含む)。
ガラケーを契約してもお得なキャンペーンがないので、端末代や基本料金はスマホより割高になります。
私が父のためにOCNモバイルを契約したときには、本体が1円のスマホセットを購入しました。初期費用は3700円ほどかかりましたが、基本料金が安くなったので3か月で初期費用を回収できます。
最後まで我慢してガラケーを使うくらいなら、一度くらいスマホを使ってみてください。だめならガラケーに戻せばいいだけですから。
私の両親はスマホを使い始めたとき、ガラケーがよかったと愚痴を言ったこともありますが、最近はスマホのほうが気に入っています。
まとめ
この記事では、私が高齢者の両親のスマホ代を5000円ほど節約したことを紹介しました。両親のスマホを節約したい人は、参考にしてみてください。
私の家では節約した分をお菓子や交際費に使うようにしています。両親にとっては、お菓子を食べながら会話すると楽しいですし、スマホを使えば脳の刺激になってボケ防止にもなるでしょう。
私にとっては親孝行になりました。スマホの手続きを始めたころは面倒に感じましたが、今ではスマホの節約をして良かったと思っています。