トロッコ問題の正解は1つで、レバーを操作しないで中立になること

トロッコ問題の答えに興味がありませんか?トロッコ問題にはいろいろな答えがありますが、正解と呼べるものは1つだけであり、レバーを操作しないで中立になることです。

トロッコ問題は道徳に関する問題であり、レバーを操作した人は法的な責任を問われないことになっています。

しかし、道徳の問題としては見解が分かれますが、法律が関係する現実的な問題として考えた場合には、トロッコ問題の答えは1つです。

この記事では、トロッコ問題の答えを紹介します。この記事で紹介する方法は私の個人的な見解に基づくものです。

1.トロッコ問題の答え

トロッコ問題の回答には、以下のようなものがあります。

  1. レバーを操作して、多くの命か少数の命を救うこと
  2. レバーを操作しないこと(中立になること)
  3. レバーを中立に設定して、トロッコを脱線させる(除外)

トロッコ問題の答えは1つであり、レバーを操作しないことです。レバーを操作して多くの命と少数の命のどちらも犠牲にしてはいけません。

重要なことは、自分が違法行為をしないこと、かつ、どちらの犠牲者に対しても責任を負わないことです。

もちろん、レバーを操作しなくても犠牲になりつつある人に対して、大声で呼びかけるなどできる限りのことをする義務はあります。

トロッコ問題の答えには、レバーを中立に設定してトロッコを脱線させるというものもありますが、この答えは除外します。

トロッコ問題は他人やその命を選択する状況で、自分がどのように関わるかを考えるものだからです。犠牲者が出ない方法があるなら、それが正解です。

 

2.トロッコ問題の答えの理由

トロッコ問題の答えはレバーを操作しないことですが、この理由は以下のものです。

 

レバーを操作するのは違法行為

私たちは社会に生きる社会人ですから、どのような行為も法の範囲で行う必要があり、違法行為をしてはいけません。レバーを操作するのは法の範囲を超えた違法行為であり、犠牲にした人に対する殺人や過失致死になる犯罪です。

レバーを操作するのは命の選択をすることでもあります。これは医師や裁判官などの正当な権限を与えられた人だけがするべきであり、権限がない一般人がしてはいけません。

もちろん、医師や裁判官の権限は職務に限って許されるものです。医師や裁判官が一般人としてトロッコに関わった場合には、レバーを操作する権限はありません。

 

損害賠償責任

自分がレバーを操作した場合には、犯罪者としての不名誉だけでなく、犠牲者に対する損害賠償責任を負うことになり、自分の人生に大きな悪影響がでてしまいます。他人を助けることは大事ですが、自分を犠牲にしてはいけません。

 

3.トロッコ問題と法律

トロッコ問題に関係がある法律には以下のようなものがありますが、これらだけに限りません。

 

殺人や過失致死

自分がトロッコを起動したりレバーを操作した場合に限って、これらの罪に問われる可能性があります。レバーを操作しなければ、これらの罪に問われません。

 

正当防衛

トロッコ問題では正当防衛が成立しません。正当防衛は他人からの攻撃に対して、自分や他人を守る場合に成立します。トロッコは他人からの攻撃ではないので、正当防衛が成立することはありません。

 

緊急避難

緊急避難は他人の物(トロッコ)による危険から自分や他人を守るためのものです。レバーを操作することで誰かを犠牲にしても、緊急避難によって免責される可能性はあります。

しかし、緊急避難が適用されるかは微妙です。緊急避難が適用されなければ、犠牲者に対して責任を負うことになります。レバーを操作しないなら責任を負いません。

レバーを操作しないことが違法行為になると思うかもしれませんが、これは違法ではありません。自分がその場に偶然に居合わせただけでは、他人を助ける義務が発生しないので、どちらのグループに対しても責任がないからです。

犠牲になりつつある人たちに大声で呼びかけたりすれば、自分は責任を果たしたということができます。

 

救護義務違反

レバーを操作しないで他人を助けないことは、救護義務違反に該当すると思うかもしれません。しかし、救護義務違反は発生した交通事故に関するものであり、起きようとしている事故には適用されません。

また、救護義務違反は交通事故を起こした人に適用されるものですから、レバーを操作しない人には関係がありません。反対に、レバーを操作した人が交通事故の責任を問われる可能性はあります。

 

保護責任者遺棄や保護責任者遺棄致死、遺棄罪

保護責任者遺棄や保護責任者遺棄致死、遺棄罪は成立しません。これらの罪が成立する人は他人を助ける義務がある人に限られるからです。

自分がトロッコの管理者なら義務がありますが、たまたま居合わせた第三者である場合には義務がありません。

トロッコの犠牲者になりつつある人に老人や身体障害の人がいても、たまたま居合わせた第三者がこの人たちを保護する義務はありません。

 

4.トロッコ問題には意味がある

トロッコ問題は架空の事故に関することですから、意味がないと考える人もいます。しかし、トロッコ問題には自分の人生に直結する意味があります。

トロッコ問題は自分が誰かを犠牲にする必要があるときに、どのように行動するかを問いかけるものです。トロッコ問題を考えておくと、いざというときの行動の準備ができます。

私がトロッコ問題で得た人生訓は、自分の人生を犠牲にしてまで他人を助けないことです。これは私だけでなく、家族を守ることにもつながります。この考え方は冷たいかもしれませんが、生きていくには必要なことです。

私は実際にトロッコを操作することはないでしょうが、誰を助ける・助けないかを決めることはあります。例えば、以下のようなケースは誰でも経験します。

  • 両親の介護と、自分の子供や配偶者への責任で板挟みになる
  • 会社の業務と家族サービス

このように考えると、トロッコ問題は自分の人生に関係することです。

 

5.おわりに

この記事では、レバーを操作しないことを正解として紹介しましたが、これは社会人としての責任に基づくものです。いろんな考えがあるでしょうから、参考にしてみてください。

レバーを操作しないことは、犠牲者に対して無責任と思うかもしれません。
しかし、社会人の責任には優先順位があり、社会への責任や法律を守ることが最優先です。他人を助けることは素晴らしいことですが、違法な方法で助けてはいけません。

トロッコ問題の他の答えには、犠牲者の数に基づくもの、経済的な損失の大小に基づくものなどがあります。

しかし、私はこれらの考え方に反対です。人間の生命を数として比較することはできませんし、経済合理性を求めるべきでないと考えるからです。

道徳や経済合理性の観点からトロッコ問題を考えるとき、答えを出すことはできなくなります。しかし、法律を守る社会人としては、トロッコ問題の答えは1つです。

 

免責事項

私は法律の専門家ではないので、この記事で紹介した答えは私の個人的な見解に基づくものです。

この記事は机上の空論としてのトロッコ問題に関するものであり、現実に起きたいかなる事故や事件に関するものでもありません。また、この記事は違法行為を推奨するものではありません。


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