パソコンを長時間使用していると、目の疲れに困るでしょう。パソコンで目が疲れるのは若い人も同じであり、老眼の人だけではありません。
多くの職業でパソコンは仕事に必要であり、健康に仕事を続けるためには、パソコンの設定も考える必要があります。
私はパソコンを長時間使用する生活をしていますが、パソコンの設定をいくつか変更することで、目の負担を緩和することができました。
この記事では、簡単にできる目に優しいパソコンの設定を紹介します。
目次
目に優しいパソコンの設定
マウスカーソルのサイズを大きくする
パソコンの操作には、マウスカーソル(ポインター)の動きを目で追うことが必要です。マウスカーソルのサイズが小さいと、目が疲れる原因になります。マウスカーソルの色を黒、サイズを特大にしてください。
マウスカーソルの動きを遅くする
マウスカーソルの速度が速いと、目が疲れる原因になります。Windowsの初期設定として使われる速度ではなく、少し遅めのものに変更することをおすすめします。
マウスカーソルの動きが遅すぎると、パソコンの操作がやりにくくなります。操作のしやすさと目の快適さのバランスをとるようにしてください。
ブラウザの標準のフォントサイズを大きくする
パソコンを使う理由の1つはインターネットの使用ですが、ブラウザの標準フォントサイズを大きくするだけでも目の負担が小さくなります。
例えば、Chromeのフォントサイズの最小サイズを12程度にすると、小さい文字で表示されることがなくなります。
ブラウザの拡大・縮小を使う
ブラウザの表示サイズに関しては、拡大・縮小を使うこともできます。キーボードのCtrlを押しながらマウスのホイールを動かすと、画面の表示サイズを変更することができます。
私はブログなどで文章を執筆するときには、この方法を使うことがあります。ブラウザの標準フォントサイズを変更すると画面のレイアウトが崩れてしまい、ホームページの管理などに不具合が生じますが、この方法なら簡単に元に戻すことができます。
例えば、通常の拡大率である100%から少し大きめの110%にするだけでも、目が疲れにくくなります。
デスクトップに配置するアイコンを減らす
デスクトップに多すぎるアイコンを表示すると、アイコンを探すだけでも目の負担が大きくなります。普段使わないアイコンをフォルダに格納するなどして、アイコンの数を20以下に抑えるだけでも、目に優しくなります。
デスクトップの背景色を灰色にする
ほとんどの人はWindowsのパソコンを使用しているでしょう。その初期設定として使われている壁紙は鮮やかな色合いで美しいものですが、目に対する負荷は大きいです。
壁紙を単色のシンプルなものにすると、目の負荷を小さくすることができます。私がおすすめする背景色は、少し暗い灰色です。
IT業界で働く人はWindowsのコマンドプロンプトを使う機会もあるでしょうが、コマンドプロンプトの背景色も変更することができます。
パソコンの設定以外にできること
パソコンの設定以外の方法で、目に対する負荷を和らげるには、以下の方法もあります。
UV加工された眼鏡を使う
私のメガネはUV加工がされていて、ディスプレイからの紫外線をカットするためのコーティングがされています。眼鏡をかけていたり、目を保護するためのメガネに興味がある人は、試してみてください。
眼鏡をかけていない人は、目を保護するための眼鏡を使ってもいいでしょう。眼鏡をかけたくない人、コンタクトレンズを着用している人は、パソコンを使うときだけでも眼鏡を検討してみてください。
この眼鏡には度が入っている必要はなく、UV加工がされていれば十分です。
カーテンを閉める
ディスプレイに日光が当たらないように、部屋にカーテンを使うなどの対策もあります。部屋に日光が入ると気持ちいいですが、パソコンを使うときにはディスプレイに日光が当たらないようにしてください。
おすすめの方法はパソコンの画面の向きを調整して、窓に向かないようにすることです。
おわりに
パソコンは長時間使うものであり、目の健康を損ねる原因になります。パソコンの設定は一度すればずっと使うことができるので、この記事で紹介した方法を一度試してみてください。