虫歯になって歯医者に通院すると、歯医者に怒られないか悩んでいませんか?歯医者に怒られることが怖い人はいますが、これは不合理な考え方をしているからです。少しだけ考え方を変えると、この恐怖心を克服することができます。
この記事では、歯医者が怖いことが理由で虫歯になっても歯医者に行けない人を対象に、歯医者への恐怖心を克服する方法を紹介します。歯の治療は怖いかもしれませんが、歯医者や看護師を恐れる必要はありません。
目次
1.歯医者に怒られるのが怖い人のための対策
1-1.歯医者に怒られる筋合いはないと考えること
歯医者が怖い理由には、虫歯を放置したことやひどい虫歯になって歯医者に怒られること、実際に怒られた経験などがあります。しかし、虫歯になっても歯医者や看護師に謝罪したり、怒られる筋合いがないことに気づくと、この恐怖を克服することができます。
虫歯に関して、他人に文句を言われる筋合いはない
虫歯になると以下のような困ることがありますが、これらの責任をとるのは自分ですから、歯医者などの他人に文句を言われる筋合いはありません。意外に思うかもしれませんが、自分の健康を保てなかったとしても、それは他人に文句を言われることではありません。
- 虫歯になって困ること
- 虫歯になって痛い思いをすること
- 通院のために時間をかけること
- 治療のためにお金をかけること
- 治療のために恐怖を感じること
他人に迷惑をかけている?
虫歯になると、他人にある程度の迷惑がかかるのは事実ですが、歯医者などの他人に対して謝罪する必要はありません。人間は社会で生きていますから、他人にまったく迷惑をかけずに生きていくことはできません。重要なことは迷惑をかけているかではなく、迷惑の程度です。
例えば、虫歯になった人は医者や看護師に治療の手間をかけることになりますが、この迷惑は常識の範囲内ですから、謝罪する必要はありません。医者や看護師は納得して治療の手間を引き受けますし、それに見合う報酬も得ています。
虫歯になった人は治療の際に医療保険を使うので、医療保険を支える日本国民に対して迷惑をかけているということもできます。しかし、虫歯の治療にかかった費用を10万円、医療保険を支える人口を6000万人と仮定すると、1人あたりの負担額は1円にもならないので、他人に文句を言われる筋合いがありません。また、医療保険は国の財源によって賄われるものであり、一個人である歯医者や看護師が口を出すことではありません。
参考までに、今日も誰かが歯医者の治療を受けているでしょうが、私はその人たちに怒りを感じることはありません。
1-2.反論できると考えること
歯医者が怖い人は、歯医者に怒られても反論することができることを心に留めておいてください。歯医者は上司ではありませんから、喧嘩別れしても問題になりませんし、歯医者と意見が一致する必要もありません。
怒られても反論することができると考えると、恐怖心が和らぎます。
1-3.他にも歯医者があると考えること
虫歯になって歯医者に怒られた場合には、その歯医者には2度と通院せずに、他の歯医者に行くことがおすすめです。ほとんどの人にとって、家から通院できる歯医者の数は1つだけでないでしょう。
私は今までにいくつかの歯医者や理髪店などに通ったことがありますが、自分に不快な態度をとった歯医者や理髪店をいくつか切り捨てた結果、自分に合うところを見つけることができました。
歯医者に怒られたら、他の歯医者に通ってみることがおすすめです。自分に合うところを見つけることができます。
ほとんどの人は保険を使って虫歯を治療するでしょうが、保険が適用される治療はどの病院でも同じ内容と金額ですので、1つの歯医者にこだわる必要はありません。また、他の歯医者のほうが腕が良いこともあります。
2.おわりに
歯医者に怒られることが怖いと感じていると、虫歯になっても治療を受けることが遅れるので、結局は自分が損をします。自分の健康を守るためにも、歯医者に怒られることを恐れないでください。
歯医者の治療とは少し違いますが、人間関係に強い人は相手と喧嘩をしたり話が決裂してもいいと考えています。歯医者が怖い人はこれを参考にすると、歯医者への恐怖を克服することに役立ちます。
2-1.自己主張をする方法を学ぶ
この記事で紹介した方法を実行するには、歯医者に反論したり自己主張することができる必要があります。自己主張をすることに慣れていない人は、歯医者だけでなく誰に対しても反論することが怖いかもしれません。
以下の記事で、自己主張をするために必要なことを紹介しましたので、参考にしてみてください。自己主張に必要なものは反論のテクニックや知性ではなく、自己主張に慣れることです。
2-2.歯医者からのアドバイスは受け入れておく
歯医者は患者に、歯磨きや磨き残しなどに関するアドバイスをすることがありますが、患者はそれを怒られたと受け取ることがあります。歯医者が善意からアドバイスをしても、声のトーンや表情などによって怒っているように聞こえる場合もあります。
このような経験をした場合には、歯医者の発言の内容についてしばらく考えてみてください。アドバイスを怒られることと勘違いしたのかもしれません。