アトピーや乾燥肌の人は、風呂断ちをするべきでない理由

アトピーや乾燥肌の人は風呂断ちをすることに興味がありませんか?風呂断ちは入浴をやめたりその頻度を減らすものですが、アトピーや乾燥肌を悪化させる可能性があります。

私はアトピーで乾燥肌の体質ですが、風呂に入るための方法を学んだこと、栄養を十分に取るようにしたこと、下着や服などの材質を工夫したことでアトピーや乾燥肌の症状を抑えることができています。
夏になるとアトピーが悪化しますがほとんど問題になっていないので、風呂断ちをする必要はないと考えています。

この記事では、アトピーや乾燥肌の人を対象に、風呂断ちをするべきではない理由を紹介します。アトピーや乾燥肌に苦しんでいる人は参考にしてみてください。

 

1.風呂の入り方

風呂に入る頻度や方法には、以下のようなものがあります。

  1. 風呂にまったく入らないこと(完全な風呂断ち)
  2. ひどく汚れた場合に限って入浴すること(部分的な風呂断ち)
  3. 2~3日に1回、入浴すること
  4. 毎日、入浴すること

これらのうち、1と2はアトピーや乾燥肌の人に適した方法ではありません。風呂に入る頻度や方法は個人の自由ですが、肌の悪影響があるからです。

私がおすすめする方法は4です。風呂につからずにシャワーだけを浴びるようにすると、乾燥肌を防ぐことに役立ちます。また、お湯の温度を38度~40度にすると、体温が高くなることを防いでアトピーのかゆみがでにくくなります。

 

2.アトピーや乾燥肌の人が風呂断ちをするべきでない理由

2-1.風呂断ちは肌の病気を引き起こすから

風呂に入らないと、肌が汗や皮脂で汚れたままになるのでアトピーや乾燥肌以外の病気になります。アトピーや乾燥肌の人は肌のバリア機能や保湿機能に問題があるので、肌は汚れた状態に耐えることができません。

アトピーや乾燥肌の人がなりやすい肌の病気は、汗荒れや脂漏性湿疹などです。
アトピーの人は夏の時期に肌が荒れるでしょうが、この原因は汗です。汗は自分の体液ですが、汗に含まれているミネラルなどが肌に悪影響を与えます。汗をかかないことは難しいので、かいた汗を取り除くために風呂に入る必要があります。

脂漏性湿疹は成人や思春期以降の子供が発症するものであり、その原因の1つは皮脂を十分に取り除いていないことです。風呂に入らないと皮脂を取り除くことができなくなり、脂漏性湿疹が問題になります。

 

2-2.風呂断ちは治療法ではないから

アトピーや乾燥肌の人のための治療の1つは、風呂に入って肌を清潔に保つことです。風呂に入らないで肌を不潔な状態に保つことは、治療法ではありません。

風呂断ちはアトピーや乾燥肌を治すための民間療法の1つです。肌を良くする民間療法はいくつかありますが、これらは効果が期待できるとは限りません。
民間療法をすることで、アトピーや乾燥肌が改善することはありますが、アトピーや乾燥肌は悪化と改善を繰り返すものですから、民間療法が効いたとは限りません。

私は小さい頃からアトピーだったので、父が草の汁を煮詰めたものを私に塗ってくれましたが、効果がなかったことを覚えています。これは風呂断ちとは違う民間療法ですが、風呂断ちも似たようなものかもしれません。

 

2-3.風呂に入る必要がないというのは間違いだから

風呂に入る必要がないという考え方はありますが、その根拠は以下のようなものがあります。

  1. 昔の人は風呂に入らなかったので、風呂に入らなくても問題がない
  2. 発展途上国の人は風呂に入らない
  3. 野生動物は風呂に入らない

1に関しては、現代の日本人と昔の人の生活スタイルがまったく違っているので、参考にすることはできません。昔はアレルゲンなども少なかったでしょうし、食べるものも違います。

2に関しては、清潔な環境で生まれ育った日本人が参考にすることはできません。小さい頃から清潔にしているのに、急に生活スタイルを変えることはできません。

3に関しては、人間と野生動物はまったく違うので参考にすることができません。野生動物は皮膚の病気にならないと考える人もいますが、これは間違いであり、野生動物が皮膚の病気になることはあります。野生動物は病気になると死ぬことが多いので、人目につかないだけでしょう。

 

2-4.社会生活に支障が出るから

アトピーや乾燥肌の人は社会で生きていくわけですから、周りの生活水準に合わせる必要があります。日本では、風呂断ちはほとんど受け入れられていない考え方であり、社会で生きていくには不都合があります。
例えば、風呂に入らないことで乾燥肌が治ったとしても、頭のにおいなどの体臭などが問題になります。

 

3.おわりに

風呂断ちをすることに興味がある人は、風呂断ちをする前にアトピーや乾燥肌の人のための入浴の方法を調べてみることがおすすめです。適切な方法で風呂に入ると、アトピーや乾燥肌とうまく付き合っていくことができます。
以下の記事で、アトピーの人のための風呂の入り方を紹介しましたので、参考にしてみてください。乾燥肌の人のための風呂の入り方は、アトピーの人の風呂の入り方と同じです。

アトピーの人のための風呂の入り方。アトピーを改善した私の方法

風呂断ちをしたい動機の1つは、風呂に入ることが苦痛であることです。確かに、アトピーや乾燥肌に苦しんでいるときには風呂に入ることが苦痛です。この場合には、皮膚科などでかゆみ止めの薬を処方してもらうことが簡単な解決策です。苦しい時期に薬を使うのは悪いことではありません。また、風呂に入らないと肌が悪化することにつながります。

 


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