脂漏性湿疹の治し方。顔、眉毛、鼻の横、耳の周りがかゆいときのスキンケア

眉毛、目の周囲やまぶた、鼻の横、耳の周りが赤くなる・ひりひりする、かゆい人は脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)かもしれません。顔の脂漏性湿疹は慢性的なかゆみがある皮膚病です。

脂漏性湿疹の症状は顔がひりひりするだけでなく、外見から目立つところで肌が赤くなったり、皮がむけたりすることなどです。顔だけでなく、頭にも脂漏性湿疹が併発することがあります。

私は男性ですが、27才から30才くらいまで脂漏性湿疹で苦しんでいました。頭と顔に症状が現れましたが、正しいスキンケアを学んで脂漏性湿疹を治してからは、数年たった今でも脂漏性湿疹が発症していません。

この記事では、顔の脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)を治す方法を紹介します。この記事で紹介する方法はスキンケアに基づくものであり、特別な洗顔材や石鹸を必要としません。

1.脂漏性湿疹の原因

脂漏性湿疹の原因にはいろいろありますが、以下のものが組み合わさって脂漏性湿疹が発症します。

  1. 分泌される皮脂が多すぎること
  2. 分泌された皮脂をうまく取り除けていないこと
  3. カビや常在菌などが皮脂に作用して、刺激物質を作ること
  4. 時間が経過して、皮脂が刺激物質に変質すること
  5. 栄養のバランスが悪いこと

石鹸で適切に顔を洗ってうまく皮脂を取り除くと、皮脂が多すぎたり常在菌がいても、脂漏性湿疹は発症しません。また、皮脂が刺激物質に変質するには24時間以上かかるので、毎日風呂に入れば問題になりません。

栄養バランスに関しては、食事などで十分な栄養を取る必要があります。

 

2.脂漏性湿疹を治す顔の洗い方(スキンケア)

1.顔をお湯で軽く洗う

石鹸で顔を洗う前に、お湯で顔を軽く洗ってください。顔がお湯でぬれていると、石鹸を使って顔を洗いやすくなります。乾いた顔に石鹸をつけることは、肌への刺激が強いです。

 

2.十分な量の石鹸を取る

お湯にぬらした石鹸を両手でつかみ、手の平の中で石鹸を回転させます。回転させる回数を10回以上にすると、首と顔全体を洗うための十分な量をとることができます。

石鹸を泡立てる必要はありません。女性が顔を洗う際には、石鹸に空気が十分に含まれて生クリームのようになるまで石鹸を泡立てるでしょうが、脂漏性湿疹を治すためには必要なことではありません。もちろん、石鹸を十分に泡立てても構いません。

必要な石鹸の量には個人差があるので、調整してください。脂漏性湿疹の人は多めの石鹸が必要です。石鹸の量が少ないと皮脂が落ちないので、脂漏性湿疹になります。

 

3.顔全体を指の腹でやさしく洗う

首から上、耳の周りを含む顔全体を指の腹でなでるようにして優しく洗います。

脂漏性湿疹がよく発症する部位は目の周り、まぶた、眉毛の周辺、額、鼻の横と下、耳の周り、耳の軟骨を覆う皮膚、あご、首です。

鎖骨から上は皮脂の分泌が多いと覚えるのが簡単です。

 

4.石鹸を十分に洗い流す

顔を石鹸で洗った後は十分に石鹸を洗い流してください。シャワーをかけるだけでは不十分であり、指の腹で顔を優しくなでるといいでしょう。

髪の生え際には石鹸が残りやすいので、注意してください。髪の生え際に石鹸を残さないようにするには、顔を洗ってから頭を洗うことがおすすめです。

 

5.ポイント

石鹸を取るとき

石鹸を取る際には、お湯で濡らした石鹸を手の平の中で回転させますが、必ず同じやり方で石鹸を取ってください。回転の回数や方法が毎回異なっていると、必要な量の石鹸をとることができません。

石鹸は使うごとにサイズが小さくなりますが、石鹸のサイズが小さければ十分に石鹸をとることができないので、小さくなった石鹸を使うことはおすすめしません。小さくなった石鹸を使うなら、回転の回数を増やしてください。

 

脂漏性湿疹と石鹸の選び方

石鹸に関しては、特に制限がなく好きなものを使ってください。高い石鹸を使うとケチって十分な量を使わなくなりますから、普通のものがいいでしょう。泡立ちが悪い石鹸は洗いにくいので、避けてください。

私はスーパーで売っている100円~200円程度のものを使っていて、こだわりのものはありませんし、体を洗う石鹸と顔を洗う石鹸は同じものです。

結婚している男性が脂漏性湿疹を発症しているとして、妻と洗顔せっけんを共用で使うとすると、妻は多くの石鹸が使われることを嫌がるかもしれません。女性は美容を意識して高い石鹸を使うことがあるからです。

この場合には、男性は自分の石鹸を用意すると、妻から嫌がられずにすみます。

 

脂漏性湿疹と朝の洗顔

一日に一度、風呂に入る際に石鹸で顔を洗うだけで十分であり、朝の洗顔の際に石鹸を使う必要はありません。朝にはお湯で顔を洗うといいでしょう。

 

脂漏性湿疹と保湿

顔の保湿をしても、脂漏性湿疹を治すことはできません。保湿をしても皮脂の量は変わらないからです。脂漏性湿疹を治すには、石鹸で洗顔して皮脂を取り除くことが大事です。

保湿をしても脂漏性湿疹に悪影響はないですから、美容を気にする人は保湿をしても良いと思います。

 

3.脂漏性湿疹の治療期間

顔を十分に洗うことで脂漏性湿疹を治すことができますが、治療には1週間程度が必要です。正しいスキンケアを始めても、すぐに治るわけではないので、ここで紹介した方法を続ける必要があります。

顔の脂漏性湿疹が治らないときには、スキンケアが間違っていたり栄養を十分に取ることができていないかもしれません。石鹸の量を増やしてみたり、栄養を取る量を増やしてみてください。

私は顔の脂漏性湿疹を治すのに苦戦しましたが、その理由は使う石鹸の量が少ないことでした。脂漏性湿疹になるまではいい加減に顔を洗っていたので、少しの石鹸でも十分だと勘違いしたからです。

 

4.私が脂漏性湿疹を治した方法

私は男性ですが、27才~30才のころまで脂漏性湿疹に苦しんだことがあります。まぶた、眉毛、耳の周りのかゆみが強く、耳の周りは皮膚が大きくはがれるようになりました。

当時は脂漏性湿疹というものを知らなかったので、眼鏡のフレームの洗い方がまずいのかと思っていました。その後、以下の工夫をしたことで脂漏性湿疹を治すことができました。

  • 石鹸を手の平で10回転させて十分な量の石鹸をとる
  • 小さくなった石鹸を使わない
  • 石鹸が残りやすい髪の生え際に注意する

脂漏性湿疹が治ってから再び発症することはなく、いい状態を保っています。

脂漏性湿疹の原因の1つは栄養バランスの悪化ですが、私は適切なスキンケアだけで治すことができたので、栄養バランスは関係ありませんでした。他の人は栄養のバランスを見直してもいいかもしれません。

 

5.脂漏性湿疹は完治しない

脂漏性湿疹は皮脂の分泌が原因で発症するので、完治しません。しかし、正しいスキンケアを継続することで症状を抑えることはできます。

脂漏性湿疹で困ることはかゆみや赤み・ひりひり感などです。これらの症状を抑えることはできます。また、皮膚の状態が良くなれば、皮膚科に通院したり薬を塗る必要はなくなります。

私は脂漏性湿疹になったことがありますが、2015年以降は脂漏性湿疹が再発していませんし、皮膚科にも通院していません。私は正しいスキンケアを続けることで、脂漏性湿疹の症状を抑えることができています。

 

6.おわりに

脂漏性湿疹を治すためには、正しいスキンケアが必要です。一度この方法を身につけることができれば、その後もずっと使うことができます。

脂漏性湿疹を治すには十分な量の石鹸を使う必要がありますから、脂漏性湿疹が治るまでは多めの石鹸を使うようにして、脂漏性湿疹が治ったらその量を調整してもいいと思います。

 

アトピーや乾燥肌と脂漏性湿疹

アトピーや乾燥肌の人は脂漏性湿疹になりやすいです。この理由は、アトピーの肌や乾燥肌はバリア機能が弱いので、ダメージを受けやすいからです。

冬の乾燥の時期にアトピーや乾燥肌がひどくなる人は多いですが、アトピーや乾燥肌が悪化するのに伴って、脂漏性湿疹も悪化します。

アトピーは慢性疾患ですから完治するとは限りませんが、適切なスキンケアによって脂漏性湿疹の症状を抑えることはできます。

 

脂漏性湿疹は夏と冬に悪化する

脂漏性湿疹が悪化しやすい時期は夏と冬です。

脂漏性湿疹が夏に悪化する理由は、気温が高い時期には皮脂の分泌が増えるからです。脂漏性湿疹が冬に悪化する理由は、肌が皮脂の分泌を増やして乾燥に備えるためです。

アトピーや乾燥肌が悪化すると脂漏性湿疹も悪化しますが、アトピーや乾燥肌が悪化するのは汗をかく夏と空気が乾燥する冬でもあります。

 

脂漏性湿疹と年齢

男性も女性も年齢とともに体が変化しますが、脂漏性湿疹は皮脂の分泌が多くなったことにうまく対応できないことが原因で発症します。

私は小学生のころから風呂に一人で入るようになり、子供のころに覚えた体の洗い方を大人になっても続けていたことが、脂漏性湿疹になった原因でした。大人になったり年齢が上がるつれて、やり方も変える必要がありました。

男性は加齢に伴って、皮脂の分泌が増えます。しかし、肌の状態は加齢によって劣化していくので、脂漏性湿疹になりやすくなるのでしょう。
女性は加齢に伴って、皮脂の分泌が減っていきます。


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