正しいウォーキングのフォームにしても、ウォーキングの効果は変わらない

ウォーキングの効果を上げることに興味がありませんか?ウォーキングのフォームを改善すると効果が上がりそうですが、これは間違いです。ウォーキングフォームを改善しても、ウォーキングの効果は同じです。

正しいウォーキングのフォームはありますが、これは競歩などのアスリートが速さを追求するためです。しかし、健康のためにウォーキングするなら、正しいウォーキングのフォームにこだわる必要はありません。フォームにこだわるとウォーキングがつまらなくなります。

この記事では、ウォーキングのフォームとウォーキングの効果は関係がないことを紹介します。趣味や健康の維持のためにウォーキングする人は参考にしてみてください。

競歩などのアスリートに限っては、ウォーキングのフォームを改善する必要がありますが、一般人には常識的な普通の歩き方で十分です。

1.正しいウォーキングのフォームが必要ない理由

1-1.消費カロリーは増えないから

ウォーキングの消費カロリーは0.7×距離[km]×体重[kg]です。どんなフォームでウォーキングしても、ウォーキングの消費カロリーは同じです。ウォーキングのフォームには腕振りや視線、姿勢などがありますが、これらは消費カロリーに関係がありません。

例えば、体重が60kgの人が2kmのウォーキングをしたとすると、その消費カロリーは0.7×2×60=84kcalです。

消費カロリーを増やすには、ウォーキングの距離を増やすしかありません。

 

1-2.足の負担は同じだから

ウォーキングでは足の負担が小さいのでフォームにこだわる必要はなく、通常のウォーキングと同じように歩けば十分です。また、歩き方を変えても足の負担を軽くすることはできません。

ウォーキングすると足首や膝が痛む人もいます。足首や膝の痛みを和らげるには、小幅で歩いたりかかと(踵)から着地することが必要ですが、これは通常のウォーキングでも同じです。

ランニングの着地法にはつま先着地やかかと着地、足の中央で着地するものがあります。しかし、ウォーキングではかかと着地しかありません。他の着地を試してみてもいいですが、うまく歩けません。

 

ウォーキングでつま先着地(フォアフット)は危険

つま先着地はフォアフットと呼ばれますが、これは100m走などの短距離のランナーやフルマラソンのアスリートのためのものです。つま先で着地すると高速にウォーキングできますが、足の指の付け根である母趾球を痛める可能性があります。

一般人がウォーキングでつま先着地するのは危険です。アスリートと違って体重が重いですし、母趾球が衝撃に耐えることはできません。

 

1-3.健康効果は変わらないから

健康の維持や運動不足の解消を目的としてウォーキングするなら、どんなウォーキングのフォームでも大丈夫です。また、フォームにこだわったとしても、ウォーキングの効果を上げることはできません。

例えば、ウォーキングの健康効果には便秘の解消がありますが、便秘を解消するには30分~60分のウォーキングをすれば十分であり、フォームは関係ありません。

 

1-4.疲れやすさは変わらないから

ウォーキングのフォームを変えても、疲れやすさを減らすことはできません。実際に試してみるとわかりますが、小幅で歩いても大幅で歩いても同じです。

ウォーキングで足が疲れる人には、ランニングに切り替えるのがおすすめです。ランニングはウォーキングより足が疲れません。ランニングでは地面からの反発力を使えるので、足の負担が緩和されるからです。

以下の記事で、ランニングはウォーキングより足が疲れないことを紹介しましたので、参考にしてみてください。

走るほうが歩くより疲れない

 

2.正しいウォーキングのフォームが必要なのはアスリートだけ

通常のウォーキングと少し違いますが、競歩などのアスリートには正しいウォーキングのフォームが必要です。

競歩のアスリートはタイムを追求しますから、足の運びや腕の振り方などを改善する必要があります。また、競歩の距離は通常のウォーキングより長いので、少しでも疲れにくいフォームが必要だからです。

趣味でウォーキングする一般人には、どんなフォームでウォーキングしても同じです。

一般人はアスリートのフォームをまねすればいいと思うかもしれません。しかし、フォームはスピードに合わせて最適化されたものですから、競歩の選手と同じフォームで一般人がウォーキングすることはできません。

遅いスピードのウォーキングで高速なフォームを使うと、ウォーキングがしにくいだけです。

 

3.おわりに

ウォーキングのフォームを改善しても、ウォーキングの効果を上げることはできないでしょう。ウォーキングのフォームにこだわってウォーキングを難しくするより、ウォーキングの時間や距離を増やすほうが効果的です。

ウォーキングの魅力は手軽で簡単なことです。フォームにこだわるより、楽しんでウォーキングしてください。

 

3-1.ウォーキングと美しさ

ウォーキングに美しさを求める人は、フォームにこだわる必要があります。モデルなどの歩き方は特殊ですから、練習をしないと習得できません。しかし、これは健康を維持したり運動不足を解消するためのウォーキングではありません。

 

3-2.ランニングはウォーキングよりおすすめ

ウォーキングのフォームを改善したい人は、ウォーキングの効果を最大限に引き出すことに興味があるでしょう。この場合には、ウォーキングではなくランニングに切り替えるのがおすすめです。ランニングはウォーキングより健康効果に優れています。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です