うつ病や不安障害と猫背や肩こり、首のこりの関係

うつ病や不安障害などの精神病の人は気分の落ち込みや強い不安、緊張に苦しむだけでなく、猫背になることもあります。猫背になると疲れやすくなったり肩や首がこりますから、うつ病などの症状を悪化させます。

私は中学生の頃に不登校を経験したことがきっかけで、精神病の1つである不安障害にかかっています。私がかかっている不安障害は強迫性障害(OCD)や社会不安障害(SAD)であり、それらが猫背や肩こり、首のこりにどのような影響を与えるかを実際に経験しています。
うつ病や不安障害の人が長期にわたって、猫背や肩こり、首のこりに悩んでいるならその原因は精神病かもしれません。猫背の原因にはパソコンやスマートフォンを使う時間が長いこともありますが、これだけではありません。

この記事では、うつ病や不安障害と猫背の関係を紹介します。
うつ病や不安障害などの精神病になると猫背になりやすくなりますが、精神病を治しても猫背を治すことはできませんし、猫背を治しても精神病を治すことはできません。

 

1.うつ病や不安障害になると猫背になる理由

1-1.気分の落ち込みや自尊心の低下が姿勢を悪くするから

うつ病や不安障害の人は、気分が落ち込んだり自尊心が低下して多くの時間を悩むことに費やします。このときの姿勢は顔や頭に両手をあてたり、座ってじっと空を見つめるものですが、この姿勢は前かがみであり、肩が前に出て肩こりになりやすくなります。

パソコンやスマートフォンを使うときの姿勢は猫背になりやすいものですが、うつ病や不安障害の人が悩んだり苦しむときの姿勢はこれに似ています。

 

1-2.反芻や妄想にとらわれるから

うつ病や不安障害の特徴の1つに反芻があり、これは思い出し恨みや思い出し悲しみなどを繰り返すものです。これらは健康な人にも見られますが、精神病であるうつ病や不安障害の人はその程度や頻度が健康な人よりも多く、その内容は恥や怒り、悲しみなどのネガティブなものがほとんどです。

これらの反芻や妄想にとらわれていたり考えごとをしていると、視線が下に向いて猫背になりやすくなります。人間は考えごとをするときに、集中力を高めるために下を向きますが、その内容がネガティブなものだとさらに下を向くようになります。また、思い出し怒りや思い出し悲しみをすると筋肉が緊張して、肩こりや首のこりの原因になります。

長期間にわたって、うつ病や不安障害の人は1日の多くの時間を反芻や妄想に費やすので、猫背になりやすくなります。

 

1-3.エネルギーが不足したり疲れすぎて運動が不足するから

うつ病や不安障害の人は、悪い考えごとや反芻をすることでエネルギーや時間を使い果たしたり疲れすぎてしまうので、運動をすることができなくなります。うつ病の人には寝込んでいるイメージがあるかもしれませんが、それは重症の場合であり、それに至るまでの数年間は不活発な状態が続きます。

運動をすることが減ると体の筋力が低下しますから、猫背になりやすくなります。もちろん、動けなくなるまで体の筋肉が低下することはないですが、正しい姿勢を支えるための筋力が低下するので、長期的には猫背になります。

 

2.おわりに

うつ病や不安障害になると元気がなくなったり緊張状態が続いて、頭痛や肩こり、首のこり、自律神経失調症などの体の症状がでることがあります。猫背になることはおかしいことではありません。

姿勢と気分はお互いに影響を与えるといわれますが、姿勢を良くしてもうつ病や不安障害を治すことはできません。姿勢を良くすると気分が良くなるのは健康な人が軽く落ち込んでいる場合に限られ、精神病を治す効果はありません。

 

2-1.うつ病や不安障害の治療は薬物療法やカウンセリング

うつ病や不安障害を治すには精神科に通院して薬を処方してもらう方法や、カウンセリングを受ける方法があります。

精神科で処方してもらう薬には、うつ病や不安障害を治療するための薬だけでなく、不安や緊張を和らげるものがありますから、不安や緊張が原因で起きる肩こりや首のこりなどに対処することもできます。

カウンセリングでは、うつ病や不安障害になりやすくなる心の癖を取り除く認知行動療法(CBT)などを教えてもらうことができます。

 

2-2.猫背の治療にはランニングがおすすめ

猫背の治療にはランニングがおすすめです。また、ランニングは心の健康を維持することに役立ちます。

ランニングには猫背を治す効果があることを、以下の記事で紹介しました。参考にしてみてください。ランニングをすると背筋が伸びて正しい姿勢になりますから、ランニングを1時間することは姿勢を矯正するトレーニングを1時間しているのと同じです。

猫背を矯正する方法はランニングがおすすめ。猫背の原因と対策

ランニングにはうつ病を治す効果があるとする考えもありますが、これは間違いです。ランニングはうつ病を予防することに役立つかもしれませんが、うつ病になってしまうとランニングで治すことができません。また、1度猫背になってしまうと、うつ病や不安障害が治った後も猫背が自然に治ることはありません。

ランニングや運動でうつ病は治らない

 


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