うつ病や不安障害、精神病の人が禁酒をするべき理由。

飲酒をすることは気晴らしになりますが、それは健康な人の場合だけです。確かに飲酒は気晴らしとしての面もありますが、うつ病や不安障害などの精神病の人は、健康な人と同じように飲酒をすると大きな問題になります。

私は不安障害にかかっていて経験的に知っていますが、飲酒は精神に確実に悪影響を与えますし、ストレスを悪化させる原因になります。禁酒をすることは精神科でもすすめられるので、飲酒で悪影響を受けるのは私だけではありません。

この記事では、うつ病や不安障害などの精神病の人に禁酒することをおすすめします。気晴らしで飲酒をする習慣がある人がこの記事を読んで、禁酒をするきっかけになるとうれしいです。この記事ではうつ病や不安障害の人を対象にしていますが、他の精神病の人も同じでしょう。

 

1.うつ病や不安障害、精神病の人が禁酒をするべき理由

1-1.酒は精神を弱くするから

私は精神科に通っていたことがありますが、通院して初日に言われたことの1つは禁酒をすることです。禁酒をすることは精神の健康を保つことに必要ですから、ほとんどの精神科の医師は禁酒をすすめるでしょう。

酒が精神を弱くする理由は、飲酒で時間やエネルギーを消費すると、難しい状況や問題を解決することができない状態が続くからです。また、飲酒をする人は自覚していると思いますが、飲酒にはストレスからの逃避としての面もあるので、それを続けていると自尊心が低下します。

飲酒には気晴らしの効果や解決することができない問題から気逸らしをする効果がありますが、それにはランニングなどの他の趣味がおすすめです。

 

1-2.精神病の人は脳の機能に問題が起きているから

うつ病や不安障害などの精神病は心の病気でもありますが、脳の機能が原因で起きる病気でもあります。その原因は脳の神経伝達物質であるセロトニンの不具合や、不安を感じる部位である扁桃体の過活動だとされています。

精神病の人は脳に影響を与えるアルコールを取るべきではありません。もちろん、アルコールをゼロにすることは現実的ではありませんが、できる限り減らすべきです。

アルコールは睡眠にも悪影響を与えます。睡眠の役割は脳の休息や1日の出来事の処理であるとされていますから、アルコールはそれらの妨げになります。

 

1-3.うつ病や不安障害の人は不安やストレスを強く感じるから

飲酒をする理由の1つはストレスの気晴らしですが、うつ病や不安障害の人は注意するべき点があります。それはうつ病や不安障害の人は、健康な人より不安やストレスの影響を受けやすいことです。
健康な人でも飲酒で強いストレスを解消することはできませんから、ストレスを強く感じやすい精神病の人は飲酒をするべきではありません。うつ病や不安障害の人がストレスに対処するには、認知行動療法(CBT)を学ぶことがおすすめです。

私の見解ですが、飲酒は人生をうまく生きていたり健康な人のためのものであって、精神病の人のためのものではありません。健康な人は酒を飲まないとやってられないと言いますが、うつ病や不安障害の人は酒を飲むとやっていけません。

 

2.私が飲酒で受けた精神的な悪影響

私は2年ほど毎日飲酒していたので、飲酒が精神に与える悪影響を実際に経験しています。

私は新卒で働き始めてから飲酒をすることが習慣になりました。飲酒にはかっこいいというイメージがありましたし、仕事の人間関係のストレスも飲酒の原因の1つです。

私は22時ごろに帰宅することが多かったですが、帰宅直後に横になって酒を飲むので20分もあれば寝てしまい、気づいたら朝ということは頻繁にありました。私は朝起きるたびに、風呂に入らなかったり歯磨きをせずに寝てしまったこと、時間が無くなったことを後悔しました。また、自分の自制心が弱いことへの自己嫌悪を感じましたが、それでも飲酒をやめることはできませんでした。

飲酒の習慣がある人は経験しているでしょうが、忍耐力や自制心は仕事の疲れで低下しますし、仕事が終わると飲酒はご褒美であると感じます。毎日、朝起きるたびに酒をやめようと決意しますが、仕事が終わればその決意も消えてしまいます。

結局、私はその仕事をやめるまでの2年ほどは酒をやめることができなかったので、飲酒による後悔や自己嫌悪の感情は2年ほど続いたことになります。

 

3.おわりに

飲酒は人を破滅させることがあるので注意してください。健康な人でも酒に負けてしまうことがあるので、うつ病や不安障害などの精神病の人は酒に関わるべきではありません。
飲酒が厄介な理由はその害が現れるのに時間がかかることです。長い年月をかけて精神を弱くしていきますし、問題に気付いたときには禁酒することが非常に難しくなっています。

酒をやめる方法に関しては、以下の記事で紹介しましたので参考にしてみてください。私は酒をやめたことで生活の質が向上しましたし、自己嫌悪を感じることもなくなりました。

酒のやめ方。私が禁酒に成功した方法

飲酒は人生の難しい状況で問題になります。
例えば、飲酒の習慣があると仕事で難しい状況や離婚、リストラなどの苦しい状況を切り抜けることができないかもしれません。この時期だけ禁酒すればいいと思うかもしれませんが、それは現実にはまず無理です。
辛い時期に頑張るというのは必要ですが、飲酒をすることで自制心や忍耐力が低下したり自己嫌悪が強くなると、頑張ることができなくなります。

 

3-1.仕事や付き合いなどでの飲酒はしてもいい

禁酒をすることが難しい理由の1つは、仕事や付き合いと禁酒を両立することができないことですが、うつ病や不安障害などの精神病の人でも、付き合いで飲酒する程度は問題ありません。そのほうがうまくいきます。

家での飲酒をやめるだけでも大きなプラス効果があります。人との付き合いで飲酒することは1年に30日もないでしょうから、残りの330日以上は健康に過ごすことができます。

 

3-2.精神病の人におすすめの趣味や気晴らし

飲酒をする理由の1つは気晴らしですが、気晴らしには他にも多くの方法があります。この記事で趣味や気晴らしの方法を紹介しましたので、参考にしてください。楽しいものなら何でもよさそうに見えますが、趣味にはうつ病や不安障害を悪化させるものがあります。

うつ病や不安障害におすすめの趣味とやめるべき趣味


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