精神科に通院してみた体験と感想。診察の内容や費用は?

精神科に通院しようか悩んでいませんか?ほとんどの人は精神科に通ったことがないでしょうから、敷居が高く感じるはずです。

私は不安障害にかかっていますから、精神科に実際に通院したことがあります。通院した期間は1年ほどですが、その間に精神科の体験をすることができました。

この記事では、私が2013年~2014年に精神科に通院した体験を紹介します。精神科に通うか悩んでいる人は、参考にしてみてください。
精神科には病院と個人の開業医が運営するクリニックがありますが、この記事はクリニックに関するものです。

1.精神科に通院した感想

1-1.診察(精神科の治療は薬がメイン)

精神科の医師が患者を治療する方法は投薬です。医師が患者を診察して必要な薬を決めた後、患者はその薬を服用し始めます。医師は薬の効果をチェックしながら、薬の量を調整します。

診察の時間は30分未満がほとんどです。診察の内容は医師と患者の会話ですから、それほど時間はかかりません。

 

1-2.認知行動療法

精神病の治療の方法には、認知行動療法やマインドフルネスなどもありますが、医師はこれらを指導しません。この理由は、認知行動療法やマインドフルネスは保険適用されず、医師はこれらの治療をしても診療報酬が発生しないからです。

私が通院したときには保険適用の範囲で治療を受けましたが、自費診療をする場合には、医師から認知行動療法の指導を受けることができるかもしれません。もちろん、自費診療すると治療費は高くなりますが。

医師にもよりますが、投薬を中心に治療してきた医師には、認知行動療法を指導した経験がない人もいるかもしれません。日本の医療では、医師は薬を担当し、カウンセラーが認知行動療法を担当するからです。

平成28年以降では、看護師が行う認知行動療法に診療報酬が設定されるようになりました。精神科で認知行動療法を受けることができるかもしれません。

 

1-3.精神科の医師には得意な病気がある

医師は薬を処方することで患者を治療しますが、精神病によっては薬が効きやすいものと効きにくいものがあります。

薬が効きやすい病気にはうつ病や強迫性障害(OCD)などがあるとされていますが、医師はこれらの病気を治療することは得意です。

薬が効かない病気に関しては、医師は治療することが苦手です。これらの病気に対しては、認知行動療法などの選択肢がありますが、医師は認知行動療法を指導することはないでしょう。

 

1-4.医師は冷たい?

私は実際に経験しましたが、病気の治療がうまく進まないと、医師の態度が冷たくなることがあります。私以外の人も同じように、医師の言動で傷つくことがあるようです。

医師の態度が冷たくなる理由は、患者の治療がうまく進まないことによるフラストレーションかもしれません。医師も人間ですから、仕事がうまくいかないとストレスを感じるはずです。

もちろん、医師の態度が常に冷たいわけではありません。また、投薬による治療がうまく進まなかったとしても、その責任は患者にありません。医師の冷たい態度で傷ついた場合には、反論したらいいと思います。

精神科の医師は多いですから、他の病院に転院することもできます。

 

1-5.費用

精神科に通院するのに必要な費用には個人差がありますが、1か月あたり3000円~5000円程度になると思います。精神科の治療には保険が適用されるので、治療費が高額になることはありません。

費用は薬の量や種類、精神科に通院する頻度によって変わります。また、薬をジェネリックにすると、医療費を節約することもできます。

私が精神科に通院したときの費用は、1か月あたり2000円~3000円程度でした。また、薬を服用するだけでしたので、通院する頻度を1か月に1回程度にしていました。薬をまとめてもらうと、通院する頻度を少なくして医療費を節約できます。

 

1-6.自立支援医療(精神通院医療)は必要?

精神科に通院する費用を節約するには、自立支援医療(精神通院医療)を利用することができます。一般の健康保険を使った場合には、医療費の自己負担の割合は3割ですが、自立支援医療(精神通院医療)は負担の割合を1割にするものであり、精神科に通院する費用が安くなります。

私が精神科に通院した際には、1か月あたりの金額が2000円~3000円程度でしたので、一般の健康保険で十分でした。経済的に苦しい場合には、自立支援医療(精神通院医療)を利用するといいかもしれません。

 

1-7.期間

私が精神科に通院した期間は1年であり、薬の投薬の開始と終了(減薬)も含みます。精神病の種類によっても異なりますが、薬を飲み始めると一生にわたって薬が必要になることはありません。

精神科に通院してみる人は、医師に薬のスケジュールを聞いてみてください。

 

1-8.精神科に通院してよかった?

私は精神科に通院しましたが、通院して良かったと思っています。私の病気がはっきりとわかりましたし、精神科に通院するという経験もできました。

精神病の人は経験していると思いますが、自分が精神病であることを自覚できないこともあります。精神病のことを自覚できないと、病気の症状の原因が自分の実力の低さや甘え、ネガティブシンキングのせいだと考えるようになります。

精神科で精神病だと診断されると、自分が納得することができますし、自責の念を取り除くことができます。私の精神病は完全に治ったわけではありませんが、病気を認識できましたし症状は少し軽くなりました。これだけでも、十分に価値があったと思います。

 

2.おわりに

精神科に通院したことがない人は、精神科が怖いところだと感じるかもしれまん。しかし、精神科は怖いところではありません。精神科に限ったことではありませんが、病気は早めに治療するほうが簡単で安上がりです。

患者も医師も人間ですから、お互いに相性があります。医師と患者の相性は治療に影響するかもしれません。とりあえず精神科に通ってみて、相性が良い医師を探すのもひとつの選択肢です。

 


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