ゲーム依存症やゲーム中毒の原因は甘えや自己責任ではない

ゲーム依存症やゲーム中毒になる原因は甘えや自己責任だとする考えもありますが、これは誤解です。ゲーム依存症は精神病であり、甘えや自己責任と考えるべきではありません。

ゲーム依存症の原因は目に見えるものではないので、明確に判断することはできません。また、甘えや自己責任などの要素がないわけではありませんが、原因が甘えや自己責任と考えても役に立ちません。ゲーム依存症の克服につながらず、問題の解決を妨げるからです。ゲーム依存症の原因は甘えや自己責任ではないと考えるほうが、問題の解決に役立ちます。

この記事では、ゲーム依存症やゲーム中毒になる原因が甘えや自己責任でないことを紹介します。ゲーム依存症の人がこの記事を読んで、自分を責めたり恥かしく思うことをやめるきっかけになるとうれしいです。ゲーム依存症は恥ではありません。

 

ゲーム依存症が甘えや自己責任ではない理由

1.多くの人がゲーム依存症になっているから

ゲーム依存症やその可能性がある人の割合は10%より高いとされていますが、これは発症率としてはかなり高いものであり、個人の自己責任や甘えとされるべきではありません。
例えば、精神病のうつ病や不安障害を発症する割合は10%程度ですが、ゲーム依存症の発症率はこれより高いものであり、この原因は自己責任や甘えと考えるべきではありません。原因が自己責任や甘えだと考えると、その対処法は根性になってしまいますから、問題を解決することができないからです。

ゲーム依存症に限ったことではありませんが、精神病になったりアルコールなどの依存症になる人のほとんどは、それまで人生をしっかりと生きてきた普通の人です。まずい趣味にはまって依存症になったと考えるべきでしょう。

 

2.ゲームは依存症になるように設計されているから

ゲームは娯楽であり楽しむものですから、プレイしている人が熱中するように設計されています。必要なタイミングでレベルアップしたりストーリーが進行するなど、プレイしている人が快楽を感じるようになっています。これらの本来の目的は、プレイする人が楽しめるようにすることですが、副作用として過度な熱中であるゲーム依存症を生み出しています。

ゲーム依存症の人はゲームの被害者です。

 

 

3.ゲーム依存症になった原因は本人のせいではないから

ゲーム依存症になるには以下のような条件があります。

  1. 性別(男性はゲームに熱中しやすい)
  2. 本人の経済状況や仕事
  3. 人間関係などのストレス
  4. 本人の資質(ゲームに没頭しやすい)
  5. 自尊心の低さ

性別に関しては、自己責任ではありません。
本人の経済状況や仕事は個人の努力で対応できるものですが、その程度は限られています。仕事を頑張れば収入を増やすことができるのは一部の人に限られているからです。
人間関係などのストレスは人間同士の相性などがありますから、本人だけが頑張っても対処できません。
ゲームに没頭しやすい本人の資質と自尊心の低さに関しては、依存症になった本人の努力である程度は対処できますが限界もあります。

人生は自己責任と考えてもうまくいかない

人生はすべて自己責任だとする考えが自己啓発の本で見られますが、これは机上の空論でほとんど役に立ちません。人生の多くのことは本人がコントロールできないものであり、知識や能力、お金などの資源の量にも個人差があります。

 

4.ゲーム依存症に関する教育がないから

中学校や高校では性や薬物に関する教育がありますが、ゲーム依存症に関する教育はありません。これはゲーム依存症が最近になって認知されたからですが、ほとんどの人はゲーム依存症に対して警戒心を持っていません。

多くの人は麻薬をすすめられたら断固として拒否するでしょうが、ゲームをすすめられたら断らないでしょう。ゲーム依存症になった人とならなかった人の違いは、面白いゲームと出会ったかどうかです。

 

おわりに

ゲーム依存症は自己責任や甘えではないことを紹介しましたが、このように考えると役立つことがあります。それは、ゲーム依存症に苦しんでいる人が精神科などの他者に助けを求めることができることです。ゲーム依存症になった原因が自己責任や甘えだと考えると、ゲーム依存症の人は恥を感じて病気を隠してしまいます。ゲーム依存症の人は恥を感じずに誰かに助けを求めてください。

ストーリーやコンピュータの技術、心理学や脳科学などが発達するにつれて、ゲームはより面白くなりますから、ゲーム依存症の人口は今後も増え続けます。ゲームに対しては、薬物やアルコールと同じように警戒するべきなのかもしれません。

 

私がゲーム依存症を克服した方法

私はゲーム依存症になったことがありますが、自分で克服することができました。私がゲーム依存症を克服する際に必要だったものは、ゲームをやめるなどの必要なプロセスを続けることであり、自分の根性や精神力を高めることではありませんでした。私は自分のゲーム依存症の原因が自己責任や甘えだと思いませんが、克服することができました。他の人も同じです。

私がゲーム依存症を克服した方法を以下の記事で紹介しました。参考にしてみてください。

ゲーム依存症やゲーム中毒を克服する方法

 


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