強迫性障害の水(水道、シャワー、蛇口)の確認を減らす方法

強迫性障害(OCD)の人は蛇口の水やシャワーの水が止まっているか不安になりませんか?強迫性障害の人は確認癖が強いですから、水が止まっていることを何度も確認して疲れてしまうことがあります。

強迫性障害の人はいろんなことをチェックしますが、水のチェックをやめることは簡単です。簡単な方法で不安を抑えることができるからです。

この記事では、強迫性障害の人が水のチェックを減らす方法を紹介します。この記事で紹介する方法は、認知行動療法(CBT)に基づく方法の1つです。

1.強迫性障害の人が水のチェックをやめれない理由

強迫性障害の人は蛇口やシャワーの水が止まっていることを何度も確認しますが、その理由は以下のようなものです。

  1. 水が止まっていることに納得できないこと
  2. 水が出続けて、高額請求されることが怖いこと
  3. 水があふれて、家や部屋が水浸しになること

強迫性障害の人は何回も確認しても納得できません。この理由はもしかすると確認に失敗しているかもしれないと考えるからです。

強迫性障害の人は水が出続けることで、水道代が高額になることを恐れていることもあります。通常の水道代は高額ではありませんが、水が出続けることで払えないような金額になると考えています。

水が出続けることで、家や部屋が水であふれてしまうこと、カーペットや畳が駄目になったり、修繕費がかかることを恐れる人もいます。

この記事で紹介する方法は、1と2の不安を取り除くものです。3に関しては、洗面所や台所の水回りを掃除して、水が詰まらないようにするだけです。

 

2.強迫性障害の水のチェックを減らす方法

2-1.水が出ていたら気づくと理解する

強迫性障害の人は遠くにいても水の音が聞こえることを知ると、水道やシャワーの水が止まっていると納得することができます。

試しに、洗面所の水や風呂のシャワーを出しっぱなしにして、その場から離れてみてください。洗面所や風呂から数メートルほど離れても、水やシャワーの音が聞こえるはずです。家の間取りによっても違いますが、その音は家のどこでも聞こえるはずです。

水が出ていたら数メートル離れていても聞こえるので、水の確認で失敗することはありえません。洗面所や風呂場から離れるときにも音が聞こえていますし、離れた後も音が聞こえるからです。

 

2-2.水道代で高額請求されないと理解する

強迫性障害の人は水が止まっていることを何回も確認しますが、この理由の1つは水が出続けて水道代が高額になることを恐れているからです。しかし、水が出続けていても水道代は高額になりません。

水道代の料金は地域によって違いますが、1リットルあたり0.2円ほどです。
蛇口やシャワーの1分あたりの水量を最大で12リットルと仮定すると、1分間の水道料金は最大で0.2×12=2.4円ですガス料金を除く)

 

水が出続けたときの水道料金

水が100%の水量で出ているときの水道料金は、以下のようになります。

  • 30分:75円
  • 1時間:150円
  • 8時間:1200円
  • 24時間:3600円

この程度の水道料金なら、ほとんどの人は十分に支払うことができます。水道代が高額になったり、破産することはありません。

実際には、100%の水量で水が出続けることはありません。100%の水量だと音が大きいので、遠くにいても聞こえるからです。水が出ていても気づかない水量は10%~30%でしょうから、水道料金も数百円に収まります。

強迫性障害の人には高額な水道料金を恐れている人もいますが、恐れる必要はありません。

 

3.私の水のチェックの方法

私は強迫性障害にかかっていますから、水が止まっているか気になることはあります。私の水のチェックの方法を参考として紹介します。
私は水が止まっているか不安になったら、耳を澄まして水が止まっていることを確認しています。

私は2階建ての一軒家に住んでいて、1階に洗面所と風呂場があります。洗面所の水や風呂のシャワーが少なくとも30%の水量で出ていると、家の1階だけでなく2階の自分の部屋でも聞こえます。

出ている水の量が少ないと気づかないかもしれませんが、水道料金も大したことにならないので気にしないようにしています。

 

4.おわりに

強迫性障害の人で水のチェックをやめることができない人は、ここで紹介した方法を使ってみてください。水が出ていたら聞き逃さないですし、水が出続けたときの水道料金は数百円程度ですから、高額請求される心配はありません。

外出の際や寝る前の戸締りでは、水が止まっているか気になるでしょう。この場合には、耳を澄まして水の音を聞いてください。家の洗面所や風呂場、台所の水が止まっていることを1回で確認できます。

遠くにいても洗面所の水や風呂のシャワーの音をチェックできるように、洗面所や風呂場のドアを開けておくのがおすすめです。

この記事で紹介した方法は認知行動療法に基づくものですが、これはカウンセリングや本、インターネットで学ぶこともできます。いろいろと調べてみてください。

 


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