飛行機が怖いのは飛行機恐怖症。広場恐怖の私が飛行機恐怖を克服した方法

飛行機に乗ることに強い恐怖を感じていませんか?初めて飛行機に乗るときは怖いですが、その恐怖が病的に強いなら飛行機恐怖症です。

精神病には広場恐怖症(閉所恐怖症)があり、広場恐怖の人は飛行機恐怖症でもあります。飛行機の安全性に恐怖を感じたり、飛行機の狭い空間に恐怖を感じるからです。

広場恐怖症を克服する方法の1つは認知行動療法ですが、これは認知療法と行動療法にわかれます。認知療法は事前調査によって、飛行機の恐怖を和らげるものです。

この記事では、飛行機の恐怖を和らげる方法(認知療法)を紹介します。

1.飛行機恐怖症を克服する方法

1-1.飛行機で死ぬ確率をチェックする

飛行機が怖い原因の1つは飛行機が墜落して死ぬことです。飛行機が墜落して死ぬ確率が十分に小さいことがわかると、飛行機恐怖症を克服することに役立ちます。

例えば、日本国内便で死亡事故が最後に起きたのは1985年であり、それ以降は一度も死者が出ていません(アマチュアの人が趣味で操縦するセスナや米軍の軍用機などを除く)。飛行機は車より安全だといわれますが、これは本当です。

海外便に乗る人は、その飛行機の航空会社が最後に死亡事故を起こした日や事故の確率を調べてみてください。航空会社の安全に関する統計をインターネットで見つけることができます。

 

1-2.飛行機の同乗者が死ぬ可能性を考える

不安が強い人は経験があるでしょうが、自分は特別に運が悪くて、飛行機事故にあうと思うことがあります。この場合には、自分と一緒に飛行機に乗る人のことを考えてみてください。

例えば、自分が乗る飛行機の機長は数十年の経験があるベテランの人ですし、他の多くの人も飛行機に乗り慣れている人です。その人たちが死ぬことはなさそうに思えますから、自分も死なないと感じることができます。

飛行機に限ったことではありませんが、ベテランの人についていくのが安全で安心の方法です。

 

1-3.有名で安全な航空会社を使う

初めて飛行機に乗る人や飛行機恐怖症の人におすすめですが、一定のブランド力がある航空会社を選ぶことをおすすめします。高いブランドの航空会社を使うと安心することができます。飛行機代で安全性が変わることはないでしょうが、安心を感じるほうが大事です。

私はヨーロッパに飛行機で旅行に行ったことがありますが、その際に使った航空会社は世界でもかなり上位のブランドを持つ会社です。ヨーロッパやアメリカ、日本の一流の航空会社を選んでおけば間違いないでしょう。

 

1-4.危険なタイミングを知っておく(離着陸の前後10分間だけ)

飛行機は出発地から目的地までの数時間~十時間程度を飛行しますが、実際に危険な時間帯は離着陸の前後の10分間程度に限られます。

上空には障害物がありませんし、一定のスピードで飛び続けるなら変化もないので危険がありません。高速道路の運転でも同じですが、危険なのは状況が変化するときです。

私は初めて飛行機に乗るときにこのことを知って、不安が少し和らぎました。
危険なのは10分間ですし、離着陸の際に何かあっても空港までたどり着くだろうと考えたからです。

 

1-5.飛行機は1つのエンジンだけで飛行できる

飛行機恐怖症の人は太平洋や山の上空で事故が起きることを恐れるでしょう。
飛行機はその頃に巡航していますから、事故が起きる確率はかなり低いです。しかし、怖いものは怖いかもしれません。

ほとんどの飛行機にはエンジンが少なくとも2つあります(双発機)。エンジンが1つだけでも飛行することができるので、海や山の上で飛行機のエンジンが故障しても問題になりません。

単発機の飛行機はエンジンが止まると困りますが、これは戦闘機などの飛行機に限られます。試しに、自分が乗る飛行機のエンジン数を調べてみてください。

 

2.恐怖を理解する

飛行機恐怖症を克服するなら、恐怖について理解することが役に立ちます。

 

2-1.怖いのは飛行機に乗る前や離陸前

恐怖は飛行機に乗る前と離陸前に強くなります。飛行機恐怖症の人は飛行機に乗る数日前や数か月前から恐怖を感じますし、空港で飛行機を待っているときにはさらに恐怖が強くなります。

飛行機に乗り込んでから数分が恐怖のピークです。しかし、飛行機が離陸してからは数分で恐怖が収まります。これは脳が飛行機を安全だと確信するからです。

例えば、私は飛行機に乗る数日前は飛行機を調べることに多くの時間を費やしましたし、恐怖に付きまとわれていました。空港に行く際中、空港で飛行機を待っているときは強い恐怖をずっと感じていました。

私の恐怖のピークは飛行機に乗ってから離陸するまでで、離陸してから5分ほどで恐怖がなくなりました。

 

2-2.離陸後は恐怖が消える

飛行機が離陸してから5分~20分で、恐怖を感じなくなります。しかし、飛行機に乗ってから5分~20分だけは、恐怖に耐える必要があります。

この理由は、脳が飛行機を安全だと確信するからです。恐怖は脳が状況を危険だと感じるときに体を警戒モードにするためのものですが、この警戒モードは5分~20分程度しか続きません。

これは高所恐怖症や閉所恐怖症、スピーチのときに感じる恐怖でも同じであり、この程度の時間がたつと恐怖はほぼゼロになります。

 

2-3.降下や着陸は怖い

降下したり着陸するときは怖くなるかもしれません。しかし、この恐怖はすぐに消えます。

すでに飛行機恐怖症をほぼ克服しているので、降下や着陸の恐怖は問題にならないでしょう。飛行機が降下するのは飛行機が離陸してから数時間後ですから、脳があまり恐怖を感じないからです。

 

3.おわりに

ある程度の恐怖を抑えることはできますが、事前の調査だけでゼロにすることはできません。恐怖を克服するには、実際に飛行機に乗って飛行機が安心だと確信することです。

私は初めて飛行機に乗ったときに飛行機恐怖症でしたが、飛行機に4回乗ったことで飛行機恐怖症を克服できました。
最初の1回が一番怖くて、2回目と3回目はほとんど恐怖を感じませんでした。4回目に飛行機恐怖症を克服したと確信しました。

私が知っている人が飛行機に乗ることを心配していたとき、私がこの記事で紹介した内容のことを教えると、その人は安心していました。周りに飛行機を怖がっている人がいたら、同じように助けてあげてください。

 

3-1.広場恐怖症の人はバスや電車で練習するべき

バスや電車などに乗ることにも恐怖を感じる広場恐怖症の人は、飛行機に乗ることが難しいです。

広場恐怖の人は飛行機に乗る前にこれらの恐怖を克服しておくと、飛行機恐怖症を克服することに役立ちます。飛行機に乗ることはハードルが高いですから、その前にバスや電車で練習するべきです。

私は精神病の広場恐怖症にかかっていますが、初めて飛行機に乗ったとき、バスや電車に乗ることができるほど改善していました。このことは、飛行機に乗るときにも役立ちました。飛行機に乗ったときにパニック発作が起きたとしても、それを必ず押さえることができると確信していたからです。

以下の記事で、広場恐怖症や他の恐怖症とそれを克服する方法を紹介しています。参考にしてみてください。

広場恐怖症の克服におすすめの方法はバス

恐怖症を克服するための認知行動療法(CBT)と効果や方法の一覧

 


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