強迫性障害の人が車を運転する方法。不安を抑えるための運転とは

強迫性障害(OCD)の人は車を運転することに強い不安を感じていませんか?強迫性障害の人は不安になりやすいですし、誰かを傷つけたのではないかという加害恐怖を感じることが原因で、車を運転できないこともあります。

私は強迫性障害にかかっていますが、車を運転することができています。車の運転に必要なものは十分に安全運転をすることと、強迫性障害とうまく付き合うための工夫です。

この記事では、強迫性障害にかかっている私が車を運転するときの工夫を紹介します。強迫性障害の人は参考にしてみてください。

強迫性障害(OCD)の人の車の運転方法

1.安全運転をする

強迫性障害の人は安全運転をするように心がけてください。安全運転が必要なのは誰でも同じですが、強迫性障害の人は不安や加害恐怖にならないように、健康な人より安全運転をするべきです。

安全運転の方法にはいくつかありますが、ゆっくり運転することが一番効果的だと思います。法定速度を守るのはもちろんですが、追い越しなどをする必要はありません。

私は強迫性障害にかかっていますから、車の運転も工夫しています。
私はほとんど追い越しをしませんし、夜の運転では法定速度より遅めのスピードで車を運転しています。法と常識の範囲内のスピードで車を運転する限り、誰の迷惑にもなりません。

 

2.不安になるタイミングを知っておく

不安になるタイミングを知っておくと、不安を抑えることに役立ちます。危険なタイミングにはいくつかありますが、追い越しをするとき、右左折をするとき、駐車場にいるときなどです。このタイミングでは不安が強くなりますから、ゆっくりで慎重な運転をするようにしてください。

 

3.オートマに乗る

車にはオートマとマニュアル(ミッション)がありますが、強迫性障害の人にはオートマの車がおすすめです。オートマの車はクラッチの操作がないので車の運転が簡単ですし、エンストをする心配がありません。

車の駐車をする際にも、オートマの車はマニュアルの車より簡単です。車の駐車では前進と後退を繰り返すので、マニュアルの車だとクラッチの操作が多くなるからです。

強迫性障害になると、ワーキングメモリーの働きが悪くなって、マルチタスクが苦手になることがあります。この状態で運転をするなら、少しでも運転の操作が少ないオートマの車のほうがいいと思います。オートマの車に乗っても強迫性障害は治りませんが、強迫性障害とうまく付き合っていくことにつながります。

私は強迫性障害にかかっていますから、マルチタスクが苦手です。マニュアルの免許を取りましたが、教習所に通っているときにはエンストをすることが頻繁にありました。しかし、オートマの車に乗ってからエンストしたことは1度もありません。

車を買い替える際には、オートマの車も考えてみてください。おすすめの車はありません。

 

4.積極的に車に乗る

強迫性障害の人は慣れていないことをするときに、不安が強くなります。強迫性障害の人が車の運転の不安を克服するには、積極的に車に乗るようにしてください。

車の運転に強い不安を感じる場合には、車の運転をやめることもひとつの選択肢ですが、これはおすすめしません。車の運転を続けているうちは、車の運転ができます。しかし、車の運転をやめてしまうとできなくなります。

車の運転とエクスポージャ(暴露療法)

積極的に不安と向き合うことは、強迫性障害を克服する治療の1つであるエクスポージャ(暴露療法)でもあります。強迫性障害の人が車の運転を毎日することは、エクスポージャを毎日していることと同じです。

私は車の運転を毎日したことで、車の運転をしてもあまり強迫性障害の不安がおきなくなりました。加害恐怖を感じることはありますが、初心者の頃より少なくなりました。

 

おわりに

強迫性障害は治らないかもしれませんが、うまく付き合っていくことができます。少なくとも、強迫性障害が原因で引きこもりやニート、無職になることを避けることはできます。

強迫性障害の症状が強くて車の運転ができない場合には、段階的に車の運転をするようにしてみてください。短い時間の運転やゆっくりのスピードで運転をすることならできるでしょう。徐々にレベルを上げていくと、通常の運転ができるようになります。

 

加害恐怖を治す方法

どれだけ安全運転に気をつけていても、強迫性障害の人は加害恐怖で不安になることがあります。加害恐怖は強迫観念の1つですから、現実になることはありませんが、不安になることは確かです。

加害恐怖を抑える方法に関しては、以下の記事で紹介しましたので参考にしてみてください。

この記事は車の運転の方法に関するものですが、以下の記事は加害恐怖を抑える考え方に関するものです。

加害恐怖を克服する方法。私が強迫性障害(OCD)の加害恐怖症を治した方法

 


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