散髪で感染症が不安なときの対策。潔癖症の人が心配を抑える考え方

潔癖症や神経質な人、強迫性障害(OCD)の汚染恐怖にかかっている人は散髪で感染症にかからないか不安になりませんか?散髪で感染症にかかることはまずありませんが、強い不安やストレスを感じる人もいます。

この不安を抑える方法の1つには、感染症にかかるかを検証してみることがあります。事実を検証してみると、散髪で感染症にかかることはないだろうと納得することができて、不安やストレスを取り除くことに役立ちます。

この記事では、散髪で感染症にかかることが心配な人を対象に、この不安を抑える考え方を紹介します。潔癖症や神経質、強迫性障害の汚染恐怖の人は参考にしてみてください。

1.散髪で感染症が怖いときに不安を抑える方法

1-1.自分が病気になったことがあるかを思い出す

散髪で感染症が怖い人は、自分が今までに散髪で感染症にかかったことがあるかを具体的に思いだしてください。

例えば、散髪で肌にできものができたり、頭がかゆくなるなどの皮膚病、肝炎などにかかったことがあるかを紙に書き出してください。思い出せるかぎり、子供の頃から現在まですべてを思い出してください。

ほとんどの人は散髪で感染症にかかったことはないはずです。成人は過去に何十回も散髪に行っているでしょうが、それだけ散髪に行っても感染症にかかったことがないのであれば、今後も感染症にかかる心配はありません。

 

1-2.周りの人をチェックする

自分の過去のことを思い出しても安心することができない場合には、周りの人をチェックしてみてください。自分の親や兄弟、友人、会社の同僚が散髪に行って感染症にかかったことがあるかを調べると、感染症が起きるかを判断することができます。

周りの人が散髪で感染症にかかったことがある場合には、自分が感染症になる可能性もあります。しかし、周りの人が感染症にかかったことがなければ、自分が感染症になる可能性はまずありません。

私は子供の頃から散髪に行っていますが、周りの友人や私の親、兄弟に散髪で感染症にかかった人はいませんし、私も感染症にかかったことはありません。

 

1-3.理容師や美容師をチェックしてみる

理容師や美容師は毎日、多くの客の散髪をしていますから、普通の人より感染症にかかる可能性が高いです。理容師や美容師をチェックすると、散髪で感染症にかかる可能性を検証することができます。

ほとんどの人は1年に4回~8回の散髪をするでしょう。理容師は1日でこれくらいの散髪をしますから、1年に散髪をする回数は1000を超えます。これだけの散髪をする理容師が感染症にかからないなら、普通の人が散髪で感染症にかかる心配はまずありません。

 

理容師や美容師のほうがリスクは高い

散髪をする理容師と散髪をされる客は条件が違うと思うかもしれません。しかし、理容師は客より感染症のリスクが高いといえます。

理容師は客の頭をシャンプーしますから、1日に10回以上のシャンプーをすることがあります。これだけの回数のシャンプーをする理容師は、指が化学性の肌荒れをしていて感染症にかかりやすいです。荒れた肌や傷口に病原菌が入ると、感染症が起きやすくなるからです。

肌荒れをしている理容師が感染症にかからないのであれば、健康な客が感染症にかかることはまずありません。

少し話はずれますが、頭の白髪染めやカラーリングをする際に使われる染料には肌荒れしやすいものが多いですから、理容師は化学性の肌荒れやアレルギーになりやすいです。しかし、理容師が感染症にかかったということは聞いたことがありません。

 

1-4.感染症を調べてみる

感染症が怖い人は、感染する可能性がある病気を調べてみることがおすすめです。具体的に病気を調べてみると、想像で恐怖を大きくすることがなくなります。

散髪で問題になりそうな感染症には以下のようなものがありますが、これらに限定されません。不安な人は自分で調べてみてください。

  1. B型肝炎
  2. 梅毒などの性病
  3. エイズ
  4. 皮膚病、シラミ

B型肝炎に関しては、成人が感染してもほとんど問題はありません。免疫が発達しているので、B型肝炎に感染しても発症することはほとんどありません。

梅毒に関しては、散髪で感染することはまずありません。梅毒の患者は散髪を禁止されることもないようです。
梅毒の感染力は強いというイメージがありますが、2010年以前の感染者の数はかなり少ないものです。散髪が感染のきっかけになるのであれば、もっと大規模な感染が起きていたはずです。

最近は梅毒の感染者数が増えていますが、この原因は散髪ではありません。興味がある人は、その原因を調べてみることがおすすめです。散髪に対する恐怖を抑えることに役立ちます。

エイズは感染力が弱いですから、散髪で感染することはまずありません。エイズが感染するのは輸血などに限られます。

皮膚病やシラミに関しては、散髪によって感染するかもしれません。しかし、これらはすぐにわかりますから、感染しても治療を受けることができます。また、これらの症状は恐ろしいものではありません。

 

1-5.頭がかゆくなったとき

私は28才の頃に頭皮がかゆくて苦しんでいた時期があります。私はこの原因が散髪で皮膚病に感染したのかと思っていましたが、医師に診断してもらうと、かゆみの原因は脂漏性湿疹でした。脂漏性湿疹の原因はシャンプーの不足です。

頭がかゆい人は感染症のことを思いつくでしょうが、実際には脂漏性湿疹や乾燥肌、栄養の不足による皮膚の悪化かもしれません。医師の診察を受けてください。

 

2.おわりに

散髪で感染症が怖い人は漠然とした感染症を恐れるのではなく、具体的な事実や危険性を検証してみてください。事実を検証することは、不安を抑えることに役立ちます。

この記事で紹介した方法は、事実を調べて不安に反論するものですが、これは認知行動療法(CBT)を応用したものです。
認知行動療法はうつ病や不安障害の治療に使われるものであり、不合理な考え方を取り除くことで恐怖を抑えることにも役立ちます。

以下の記事で、散髪で感染症にかからないようにする工夫を紹介しています。実際には、この方法を使わなくても散髪で感染症にかかることはまずありませんが、安心することにはつながります。参考にしてみてください。

散髪で感染症が怖い人のための対策。潔癖症や神経質の人が散髪に行く方法

 

2-1.散髪で感染症が怖い人は潔癖症?

散髪で感染症が怖い人は、自分が潔癖症や神経質だと考えているかもしれません。潔癖症や神経質はよく見られるものですが、この程度が強くなると精神病の1つである強迫性障害(OCD)になる可能性があります。

強迫性障害の症状の1つには汚染恐怖というものがありますが、これは程度が強い潔癖症です。強迫性障害を知らない人は強迫性障害について調べてみてください。このサイトにも、強迫性障害に関する記事があります。

 


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