潔癖症を治すための考え方と洞察。強迫性障害(OCD)の潔癖症を治すには?

潔癖症で困っていませんか?潔癖症の人はいくつかの考え方や方法を使うと、潔癖症を治すことができるかもしれません。

私は精神病の強迫性障害(OCD)にかかっていて、少し潔癖症でもあります。しかし、潔癖症を治すための考え方や方法を使うことで、潔癖症をかなり軽くすることができました。

この記事では、潔癖症の程度を軽くする考え方を紹介します。潔癖症の人は参考にしてみてください。この記事で紹介する方法は、うつ病や不安障害の治療に使われる認知行動療法(CBT)に基づくものです。

1.潔癖症の原因

潔癖症になる原因にはいくつかありますが、以下のようなものです。

  1. 危険な菌と安全な菌を区別できないこと
  2. 危険な毒物と安全な毒物を区別できないこと
  3. 潔癖症が長年続いたので、正常な判断ができないこと

この記事で紹介する方法は、これらの原因を解決することで潔癖症を治すものです。

 

2.潔癖症を治す考え方

2-1.危険な病原菌と安全な雑菌を認識すること

潔癖症の人は安全な菌と危険な菌を区別できないので、すべての菌を恐れます。しかし、ほとんどの菌は安全なものです。安全な菌と危険な菌を正しく区別することが、潔癖症を治すのに役立ちます。

雑菌はほとんどのものに付着していて、普通に生活していれば体の中に入ることはありますが、免疫が雑菌を排除するので心配いりません。
警戒するべきものは病原性のものだけです。

菌の居場所

キーボードやマウス、車のハンドル、ドアノブには雑菌が付着していますが、これらを警戒する必要はありません。

危険なものは生肉や動物、糞便、感染症にかかっている人などであり、これらに触れると病原性の菌に感染することがあります。
ハンバーグを作るときには生肉に触れますが、このときには危険な菌が実際に手に付着するので、石鹸で手を洗う必要があります。

食べ物には微量の食中毒菌がついていることはありますが、腐っていなければ大丈夫です。また、微量の食中毒菌が体内に入っても、微量なら免疫が排除できるので心配いりません。

 

2-2.危険な毒を調べること

潔癖症の人は誤って、毒物を食べてしまうことを恐れているかもしれません。しかし、毒物には致死量や健康に害を与える量があり、摂取した毒物が十分に少なければ体に害を与えません。

潔癖症の人は必要以上に毒物を恐れますが、その理由は微量で無害な毒物も恐れるからです。潔癖症の人は毒物の致死量を知っておくと、毒物に対する警戒心を取り除くことができます。多少の毒物が体に入っても、健康に問題がないと納得できるからです。

身近にある毒物

身近にある毒物には、以下のようなものがあります。

  1. 洗剤
  2. 金属のサビ(硬貨のサビ)
  3. ほこりや塵
  4. ガソリンや灯油
  5. 塩分やアルコール
  6. たばこ

潔癖症の人がこれらを恐れるのであれば、これらの致死量を調べてみることがおすすめです。致死量を知っておくと、間違ってこれらで死ぬことはないと理解して恐怖を取り除くことができます。

私が灯油を顔に被ったとき

参考として、私が毒物の致死量を調べて恐怖を取り除いた経験を紹介します。

私は間違って、灯油を顔にまともに被ったことがあります。灯油は有害なものですから、口に入ったかもしれない微量の灯油で死ぬかと恐怖を感じました。多くの灯油を飲んだわけではありませんが、灯油の致死量を知らないので安全かわかりませんでした。

インターネットで灯油の致死量を調べてみると、灯油の致死量は100g程度だとわかりました。私は多少の灯油を飲んだかもしれませんが、100gの灯油を飲んではいないと確信できたので、恐怖を取り除くことができました。

潔癖症の人は同じように、身近にある毒物の致死量を調べてみてください。誤って洗剤などを誤飲したとしても、問題はないことがわかります。

例えば、潔癖症の人は皿洗いをした後に、念入りに洗剤を取り除くかもしれませんが、これは洗剤の毒性を考えると不要です。

 

2-3.健康な他人を参考にすること

潔癖症の人は、自分が正常な判断力を失っていることを自覚しています。潔癖症が長年続いていると、なにが安全なのかわからないこともあります。
潔癖症の人は正しい判断ができないなら、他人に判断を任せるのがおすすめです。

例えば、潔癖症の人は素手でおにぎりを食べることができないでしょうが、健康な人はそれができます。
潔癖症の人は健康な人がおにぎりを素手で食べるのを見ると、自分が同じことをしても大丈夫と理解することができます。

潔癖症で何が安全なのかわからなくなったら、他人のまねをしてください。

 

他人の行動を想像する

潔癖症の人の周囲に他人がいない場合には、他人の行動を想像するだけでも効果があります。健康な他人はどのようにふるまうかを考えると、潔癖症の人は正しい判断ができます。

例えば、健康な人が素手でおにぎりを食べそうなら、潔癖症の人も同じように食べてみてください。

 

2-4.潔癖症でなかった頃の自分を思い出す

私は子供のときに潔癖症ではありませんでしたが、石鹸で手を洗った記憶がほとんどありませんし、素手でお菓子を食べることもありました。
私はこの頃を思い返すと、素手で何かを食べても大丈夫だと思うようになりました。

潔癖症の人は潔癖症でなかった頃の自分を思い出してみてください。小さい頃には、トイレに入っても手を洗わなかったでしょう。トイレの後に手を洗わずに、何かを手づかみで食べても元気に生きてこれたはずです。

今では考えれないかもしれませんが、手を洗う必要はないのかもしれません。もちろん、必要な場合には手を洗うべきですが、そのタイミングは1日に数回程度です。

 

3.おわりに

潔癖症を克服するには、汚いものを回避するのをやめたり、過剰な潔癖の習慣をやめる必要があります。潔癖症の人が危険なものと安全なものを区別することができれば、潔癖症の克服につながります。

この記事で紹介した方法が役に立ちそうなら、繰り返しこの方法を使ってください。ある方法を習得するには、繰り返し使うことが必要です。潔癖症の不安が出てきたときに、条件反射的にこの方法を使うことができると、不安をすぐに抑えることができます。

潔癖症を克服するには、精神科やカウンセリングに通う方法もあります。潔癖症は精神病の1つである強迫性障害(OCD)の症状でもあります。認知行動療法を学ぶのであれば、カウンセリングのほうがいいでしょう。

それぞれの方法や料金に関しては、インターネットなどで調べてみてください。

 

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