うつ病や不安障害、精神病の人の再就職活動には認知行動療法(CBT)を使うべき

うつ病や不安障害などの精神病が理由で退職したり、無職になってから就職活動をしている人は、企業にブランクの期間を説明することに難しさを感じていたり、精神病を経験したことで自分が弱い人間だと思われないか悩んでいませんか。

実際には、精神病を経験した人はそうでない人より優れていることがあります。精神病を知っているので、病気が再発しても早い段階で対応することができます。また、うつ病や不安障害の原因の1つは不合理な考え方をする心の癖があることですが、認知行動療法(CBT)を学ぶとこれらに対処することができます。

この記事では、認知行動療法が就職活動に役立つことを紹介します。精神病などで無職や休職期間がある人に、この記事が役に立つとうれしいです。

 

1.認知行動療法(CBT)とは

認知行動療法(CBT)はうつ病や不安障害などの精神病の治療法の1つです。精神病の原因は脳の機能障害や、不合理な考え方をする心の癖があることです。精神病の治療法には投薬と認知行動療法がありますが、投薬は脳の機能障害に、認知行動療法は心の癖に焦点をあてます。これらを併用すると効果が高くなるとされています。

 

2.認知行動療法が役に立つ理由

2-1.ブランクの期間の説明に使うことができるから

うつ病や不安障害などの精神病で無職の期間がある人が就職活動をするとき、就職活動ではその期間に何をしていたかについて質問されます。その際には、精神病の治療や認知行動療法(CBT)の習得に専念していたと言うことができます。

精神病で無職になったとすると、その期間にするべきことは精神病の治療や、今後の人生で精神病にどう対処していくかを学ぶことです。不安やストレスなどに対処する方法である認知行動療法を学ぶことは適切なことです。

 

精神病のことを話したほうが簡単

ブランクの期間を説明するために、他のことを説明する人もいます。それは選択肢の1つです。しかし、ブランクの期間が数か月~数年程度の場合には、本当のことである精神病について話すほうが説得力があり簡単です。

精神病の治療や認知行動療法の習得には数か月~1年程度が必要

精神病の治療には投薬とカウンセリング、認知行動療法などがありますが、それらの効果が現れるには数か月~半年程度が必要とされています。また、認知行動療法を学ぶということは新しい心の癖を身につけることですので、習得するには多くの手間が必要で、頻繁に不安やストレスに応用する必要があります。

これらのことを考えると、精神病の治療として半年~1年程度を休んだり無職の期間があることは決して異常ではありません。多くの人は早く再就職しようとしますが、それは経済的な理由で再就職を早める必要があるからで、治療の点からはあまりよくないことです。

 

2-2.精神病の人への偏見や誤解を解くことができるから

認知行動療法はうつ病や不安障害の治療だけでなく、就職活動にも役に立ちます。認知行動療法のやり方は、事実の検証をしたり間違った考え方に反論することですから、精神病や無職の人が受けやすい偏見や誤解を解くことにも使うことができるからです。

例えば、精神病の人は仕事をすぐに辞めたり、能力が低いという偏見をもたれているとします。この場合には、その人は中学や高校、大学、いくつかのプロジェクトで十分に貢献してきたことを説明することで、その誤解を解くことができるかもしれません。その人は100点満点ではないでしょうが、十分に仕事をこなしていくことができるという点で、企業を納得させることができます。

認知行動療法を学んだ人は知っているでしょうが、人間が強いか弱いかの2つしかないと考えることは白黒思考であり、よくある不合理な考え方の1つです。

 

2-3.不安やストレスに対処できることをアピールできるから

うつ病や不安障害になる理由の1つは、不合理な考え方をしたり自分を追い込むような心の癖があることです。認知行動療法はこれらの心の癖を取り除くものですから、認知行動療法を学ぶと不安やストレスへの対処が効果的にできるようになり、精神病の再発を抑えることに役立ちます。

 

精神病を経験していない人の精神力は未知数

よくある誤解の1つは、精神病になったことがない人は精神的に強いというものですが、これは間違っています。その人の精神的な耐久力はまだ証明されていないというほうが正しいです。

精神病を経験した人のほとんどに当てはまるでしょうが、精神病は本人が気づかないうちに発症して進行するので、気づいたときには手遅れです。
それに対して、精神病を経験した人は病気に耐え抜いた人であり、問題に気付いたり周りの人に助けを求めることもできます。また、病気が再発した場合には早い段階で治療を受けることができるので、精神病を経験していない人より有利です。

 

3.おわりに

この記事では認知行動療法が再就職に役立つことを紹介しましたが、実際にそれがうまくいくかを検証してみてください。その人の状況や年齢、就職しようとする企業によっては、違った作戦が必要でしょう。

精神病に限ったことではありませんが、頭だけで考え過ぎると害になります。実際に就職活動をして企業の反応を見ながら、この方法がうまくいくかを検証してください。認知行動療法の基本的な考え方の1つは事実の検証でもあります。

就職後は一気に頑張ろうとしないで、無理をしない範囲で頑張ることをおすすめします。新しい環境に慣れるまではストレスの毎日ですし、今までの遅れを取り戻そうとして頑張ると失敗します。新しい環境に慣れると、多少の無理もできるようになります。

 

3-1.認知行動療法を学ぶにはカウンセリングがおすすめ

認知行動療法は自分で本を読んでも習得することができますが、カウンセリングを受けるほうがおすすめです。プロであるカウンセラーの指導を受けたほうが自力より効果も高いと思います。また、ブランクの期間を説明する場合でも、プロのカウンセリングを受けたと言うほうが説得力があります。

認知行動療法は精神科の医師から学ぶことはできないかもしれません。その理由は、医師は診察や投薬に重点を置いていること、カウンセリングには長い時間が必要で効率が悪いからです。

 

3-2.体力の維持にはランニングがおすすめ

休職期間や無職の期間が続くと体力が低下するでしょうから、体力の維持を目的としてランニングをすることをおすすめします。ランニングは精神の健康を維持するための習慣として一般的に知られていますし、実際に役立ちます。また、ランニングをすると日焼けして健康に見えますから、印象もよくなります。

 

3-3.精神病の人におすすめの趣味

趣味はストレスからの気晴らしや心の健康を維持することに役立ちます。しかし、うつ病や不安障害の人は趣味に注意する必要があります。うつ病や不安障害の人におすすめの趣味をこの記事で紹介しましたので、参考にしてください。

うつ病や不安障害におすすめの趣味とやめるべき趣味


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