ごみを捨てられない原因はストレスや心の病気?精神病とごみの関係

ごみを捨てることができなくて困っていませんか。ごみの問題の程度には、部屋がごみであふれるレベルからごみ屋敷のレベルまでありますが、これらの原因は自己管理ができないことではなく、ストレスや心の病気、心の癖かもしれません。

この記事では、ごみを捨てられないこととストレスや心の病気、心の癖の関係を紹介します。ごみを捨てることができない原因は、自己管理ができていないことではなく、ストレスや心の病気かもしれません。

 

1.ごみを捨てられない人に関係する心の病気や心の癖

ごみを捨てることができなくなる原因はストレスや精神病、心の癖であることがあります。精神病になると不合理な考え方をして、ごみを捨てることができなくなります。ストレスや心の癖の場合には、時間や心身のエネルギーを消耗してしまい、ごみを捨てるだけの余裕がなくなることが原因です。

 

1-1.思い出し怒り、思い出し恨み(心の癖)

強いストレスを感じる状況に置かれると、思い出し怒りや思い出し恨みなどの悪い心の癖を身につけることがあります。
例えば、対人関係などでストレスを感じる状況が続くと、仕事が終わった後や休日でもその相手のことをずっと恨み続けたり怒っていることがありませんか。この状態が数週間続くと、心身のエネルギーや時間を消耗しきってしまうので、ごみを捨てることができなくなり、家がごみであふれます。

私はこれを経験したことがあります。会社の人間関係のストレスが原因でしたが、通勤中や帰宅中、土日の休日、カラオケで遊んでいるときにも、恨みや怒りの感情を持ち続けたことがあります。思い出すというよりは、頭から離れないといったほうが近いでしょう。私は思い出し怒りや思い出し恨みで疲れきっていたので、この時期には家にごみが溢れました。

 

強いストレスを感じる例

人間関係のストレスや仕事のノルマなどがあります。また、恋人と別れたり肉親を亡くすとそれを思い出したり悲しんだりすることがあるでしょうが、それをきっかけにごみの問題が起きるかもしれません。配偶者を亡くしたことがきっかけでごみの問題が起きた場合には、原因はわかりやすいですが、人間関係や仕事のストレスが原因となると意外かもしれません。

 

1-2.不安障害(心の病気)

不安障害と呼ばれる心の病気がありますが、これにかかると不合理な考え方をしてごみを捨てることができなくなることもあります。

 

強迫性障害(OCD)

強迫性障害は妄想が心に浮かび、それを取り消したり問題がないことを確認するために多くの時間やエネルギーを消耗してしまう病気です。強迫性障害の人は確認や同じことを何度も繰り返すので、行動が遅くなることがあります。これは強迫性緩慢と呼ばれるもので、ごみをすてることに限ったことではありません。

ごみに関わる妄想には、例えば以下のようなことがあります。1と2はごみを捨てることにエネルギーや時間を消耗してしまうことで、3と4はごみを捨てることが難しくなるものです。

  1. 大事なものがごみに紛れ込んでいないか不安になる
  2. 大事なものが紛れ込んでいないことを確認したけれど、本当か不安になる
  3. ごみを捨てることがかわいそう。焼却されてしまう
  4. ものを捨てると、何か悪いことが起きるのではないか

1の妄想に関しては、強迫性障害の人はごみの中身を確認することで対応しますが、ティッシュにくるまれたごみの中身を1つ1つ確認したり、ごみ袋の隅に落ちている小さなごみのかけらをチェックしていくと、疲れきってしまいます。

2の妄想に関しては、1で確認したことを何回もやり直します。強迫性障害の人にはその人が納得するための回数が決まっていて、それに達するまでは延々と繰り返します。

3と4の妄想に関しては、ごみを捨てることが難しくなります。例えば、服には持ち主の髪の毛や細胞が含まれていますが、その服の廃棄や焼却と持ち主の死や火葬を連想すると、ごみを捨てることもできないでしょう。

 

社会不安障害(SAD)

社会不安障害は社交不安障害や対人恐怖症と呼ばれるもので、他人に強い不安やストレスを感じる病気です。他人に対して不安やストレスを感じることは誰にでもありますが、社会不安障害の人はその程度が強くて病的です。

ごみと対人恐怖症には関係がないように見えますが、社会不安障害の人は反芻と呼ばれる同じことを何度も思い出す癖があり、思い出し怒りや思い出し恨みと同じです。この癖が社会不安障害の人を消耗させるので、ごみを捨てることができなくなります。

 

1-3.ゲーム依存症(心の病気と心の癖)

ゲーム依存症になると、心身のエネルギーや時間の多くをゲームに費やすのでごみを捨てることができなくなります。ゲームをすると元気になりそうですが、実際にはゲーム依存症の人は最初の数時間のゲームを楽しむだけで、残りの時間はゲームを楽しんでいません。例えば、1日に15時間近くもゲームをすると、最初の3時間は楽しいでしょうが、残りの12時間は苦痛でしょう。

趣味でパチンコをしている人は経験があるでしょうが、勝つとうれしくてパチンコをやめることができませんし、負けると怒りに突き動かされて、パチンコをやめることができなくなります。ゲーム依存症でも同じようなことが起こります。

 

1-4.うつ病(心の病気)

一般によく知られた心の病気で、心のエネルギーがなくなるものです。身の回りの世話やごみを捨てることができなくなるのは、直観的に理解できるでしょう。

 

1-5.その他の病気

この記事では紹介しませんが、ADHDやホーダーと呼ばれるものもあります。もし、あなたや身の回りの人がごみの問題を抱えていて、上で紹介したものが当てはまらない場合には、これらを疑ってみるといいかもしれません。

 

2.おわりに

ごみを捨てることができない原因は、心の病気や心の癖かもしれません。思い出し怒りや思い出し恨みは誰にでもあるでしょうが、程度が過ぎると病気になります。ごみを捨てられないというと自己管理ができていないように見えますが、家の中がごみであふれるレベルになると、自己管理の問題ではありません。心の病気としてとらえると治療ができます。

ごみ屋敷やごみの問題は一般にも知られるようになりましたが、身の回りに同じような人がいたら注意してください。心身の不調のアラートで、家族などの第三者の助けが必要かもしれません。

 


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