強迫性障害(OCD)の原因は親?親が原因かをチェックする方法

強迫性障害(OCD)にかかっている人は、その原因が親や両親のせいだと思っていませんか?しかし、強迫性障害を発症する原因は1つではないので、必ずしも親のせいだということはできません。

私は強迫性障害にかかっていますから、親が強迫性障害の原因かを考えたことはあります。しかし、私の場合に関しては、親は強迫性障害の原因ではありませんでした。

この記事では、強迫性障害(OCD)と親の関係、親が強迫性障害の原因かをチェックする方法を紹介します。強迫性障害の原因が親であると断定することはできませんが、参考にしてみてください。
証明することはできなくても、納得することはできるかもしれません。

1.強迫性障害の原因

強迫性障害の原因には、以下のようなものがあるとされています。

  1. 人生で強いストレスを受ける時期が続いたこと
  2. 遺伝や本人の体質
  3. 本人が自分で習得した考え方の癖
  4. 親から受け継いだ習慣や癖
  5. 強迫性障害にかかっている親や両親に巻き込まれたこと

ある人が強迫性障害を発症したとしても、これらの割合を特定することは不可能ですから、強迫性障害の発症の原因が親のせいだということはできません。
確かに、親は強迫性障害の原因の1つかもしれませんが、それだけで親が原因とすることはできません。

例えば、強迫性障害になった原因の80%が仕事のストレス、20%が親の影響だとすると、強迫性障害の原因が親ということはできないでしょう。

親から強迫性障害の生活習慣を受け継いだり、親の強迫行為に巻き込まれた子供に関しては、親の責任は大きくなります。

 

2.精神病の方向性を決めるのは親?

人間は強いストレスを受けたとき、精神病を発症することがありますが、精神病は強迫性障害だけに限りません。ストレスを受けた人がどの精神病になるかに関しては、親の影響があります。

精神病にはうつ病や不安障害(強迫性障害や社会不安障害)、躁うつ病、統合失調症、PTSDなどがあります。
うつ病になりやすい不合理な考え方をもつ親の子供は、うつ病になる可能性が高いでしょう。また、戸締りの確認を何度もする親の子供は、強迫性障害になりやすいでしょう。

精神病とは少し違いますが、アルコール依存症や肥満体質などは親の影響を強く受けます。精神病に関しても、親の影響があるのは自然なことです。

 

3.親が強迫性障害の原因かをチェックする方法

強迫性障害の原因が親であるかを直接的にチェックすることはできます。強迫性障害にかかっている人は、発症した時期に強いストレスを感じていたはずですから、そのストレスを思い出してみてください。

強いストレスには不登校や引きこもり、リストラ、対人関係のストレス、親子関係のストレス、悲惨な体験などがあります。

以下の条件を満たす場合に限って、親が強迫性障害の原因である可能性は高まります(もちろん、100%の断定はできませんが)

  1. 片方の親、あるいは両親が強い確認体質か強迫性障害になっていること
  2. 自分が強迫性障害を発症した時期に、片方の親か両親から強いストレスを受けていたこと(虐待など)
  3. 他に強いストレスを受けていないこと

1に関しては、親が子供の強迫性障害の方向付けをしたかです。
2に関しては、親からの強いストレスが強迫性障害の原因かを判断するものです。
3に関しては、他の可能性を除外するものです。リストラや不登校、社会での適応障害をきっかけにして強迫性障害を発症した場合には、親がその原因ということはできません。

 

4.私が強迫性障害(OCD)になった理由

私は強迫性障害にかかっていますから、この経験を参考として紹介します。私の強迫性障害の原因は親ではありませんし、私は親を恨んではいません。

 

強迫性障害を発症した原因

私が強迫性障害になった直接の原因は、不登校です。中学の1年生の頃に不登校になり、中学3年生の頃には強迫性障害を発症していました。不登校の頃には強いストレスを感じますから、このストレスが原因だと思っています。

私はこの頃、親や教員などの周囲の人間に対して、常に怒りを感じていました。この状態が数年間続いたことが、強迫性障害を発症した直接の原因です。

PTSDは不安障害の1つですが、恐怖や不安などのストレスが頭から離れない状況が続くと、PTSDを発症するといわれています。私が強迫性障害を発症した状況は、PTSDを発症する状況に似ていました。

 

強迫性障害になったのは母親の影響

私は不登校の頃に精神病を発症しましたが、うつ病や統合失調症ではなく強迫性障害になった原因は母親だと思っています。

私の母は強迫性障害ではありませんが、戸締りを何度もする癖がありましたし、火事を強く恐れていました。母が何度も確認行為を繰り返すのを見て、私が不安を強く感じる体質になったのかと思います。

母の影響がなかったら、私は強迫性障害を発症しなかった可能性はあります。しかし、これを検証することはできないので、母のせいだと決めつけないようにしました。私はこれで納得しています。

 

5.おわりに

強迫性障害にかかっている人は、強迫性障害の原因が親だと思っているかもしれません。この記事で紹介した方法で、親が本当に強迫性障害の原因かをチェックしてみてください。100%の断定をすることはできませんが、納得することはできます。

ほとんどの人の強迫性障害に関しては、親が原因ではないと思います。もちろん、親は子供の健康に関して責任がありますが、直接的に強迫性障害のことで責められるべきではないと思います。

子供は親から期待やストレス、プレッシャーを感じることはあります。しかし、これらは法と常識の範囲内のことであり、親が責められるべきではありません。もちろん、その程度にもよりますが。

 


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