プロゲーマーはゲーム依存症やゲーム中毒?

ゲームに多くの時間とエネルギーを費やす人はゲーム依存症かもしれませんが、プロゲーマーはゲーム依存症でしょうか?プロゲーマーはゲーム依存症ではありません。

プロゲーマーはゲーム依存症であり、ゲームばかりしていると認識されることがありますが、これは誤解です。プロゲーマーは仕事としてゲームをしている人であり、その生活はアスリートの生活に似ています。

この記事では、プロゲーマーがゲーム依存症ではない理由を紹介します。

 

1.プロゲーマーとゲーム依存症の関係

1-1.ゲーム依存症の定義

ゲーム依存症として診断されるには以下のような症状が出ている必要があり、ゲームに費やす時間が長いだけではゲーム依存症と診断されません。

  1. 生活や仕事などに問題が生じていること
  2. ゲームをしたい衝動を抑えれないこと
  3. これらによって苦痛が続くこと
  4. この状態が数か月は続くこと

1に関しては、ゲームを長時間することによって風呂に入らなくなるなど生活に影響がでたり、仕事を退職してしまうことです。ゲームに費やす金額が多すぎて、借金を背負うなども当てはまります。他にも家事をしなくなったり、配偶者との人間関係が悪化するなどもあります。

ゲームをプレイしたい衝動を抑えることができなければ、条件2に該当します。これはゲーム依存症に限ったことではなく、ギャンブル中毒やアルコール依存症でも同じであり、ゲームやギャンブル、飲酒などの問題になる行動をやめることができません。

3に関しては、ゲームをすることでストレスや劣等感などの辛い気持ちを感じることです。対戦ゲームでは負け続けるとストレスを感じますし、ゲームが楽しいとは限りません。

ゲーム依存症として診断されるには、ゲームで問題が続いている期間が条件4を満たす必要があります。
例えば、学生や社会人は長期休暇でゲームに没頭するかもしれませんが、この程度の期間ではゲーム依存症として診断されません。

 

1-2.プロゲーマーがゲーム依存症でない理由

プロゲーマーはほとんどの時間とエネルギーをゲームに費やしますが、以下の理由でゲーム依存症ではありません。

生活や仕事に問題がでていないから

プロゲーマーはゲームという仕事に打ち込んでいるのであり、エネルギーや時間を費やしても問題になりません。ゲームをすることで収入を得ていますし、ゲームをしすぎてプロゲーマーを解雇されることもありません。

プロゲーマーはゲーム依存症ではなく仕事中毒というべきです。仕事中毒は依存症ではありませんし、精神疾患でもありません。

 

衝動を抑えれなくても問題にならないから

プロゲーマーはゲームへの衝動を抑えることができないかもしれませんが、これはゲーム依存症の条件を満たしません。ゲームへの衝動を抑えることができずにゲームに打ち込むなら、それはプロゲーマーの仕事に集中していることだからです。

意外に思うかもしれませんが、プロゲーマーの生活はかなり規則的です。
例えば、プロゲーマーは集中力や体力を維持する必要がありますから、十分な睡眠時間を確保しますし、筋トレやランニングなどのトレーニングもします。長時間ゲームをするので、肉体労働と同じで体が資本なのでしょう。
ゲーム依存症の人は風呂に入らなかったり、睡眠時間を減らしてゲームをしますが、プロゲーマーの生活はこれとまったく違います。

Youtubeなどでプロゲーマーを見てみるとわかりますが、外見もかなり整っていますし肥満の人もほとんどいません。肥満が悪いわけではありませんが、プロゲーマーが体調の維持に細心の注意を払っていることがわかります。

 

プロゲーマーが感じる苦痛はゲーム依存症の苦痛でないから

ゲーム依存症の人が感じる苦痛は、ゲームをやめたくてもやめることができないというものであり、プロゲーマーが感じる苦痛はゲームに負けたり技能が向上しないことですから、これらはまったく違うものです。
プロゲーマーの苦痛はアスリートが感じるフラストレーションに近いでしょう。また、プロゲーマーはアスリートと同じような生活をしているので、多くの共通点があります。

 

2.おわりに

プロゲーマーはゲーム依存症ではない理由を紹介しました。プロゲーマーはゲーム依存症ではなく仕事中毒といったほうが正確です。プロゲーマーや仕事中毒の人は家庭を顧みずに家族との人間関係を壊すことがありますが、これは病気とは診断されません。

 

2-1.プロゲーマーは引退してからゲーム依存症になるかもしれない

プロゲーマーは現役のときゲーム依存症ではありませんが、引退後はゲーム依存症になる可能性があります。プロゲーマーは引退してから一般人と同じように働くでしょうが、うまく社会に適応することができなければ、十分な収入や自尊心を得ることができず苦しい状況になるからです。

ゲーム依存症になる人には特徴があり、苦しい状況が続いたり自尊心が低下していることですが、プロゲーマーは引退後にこれらに該当するかもしれません。これはプロゲーマーに限ったことではなく、プロのスポーツ選手なども同じであり、第2の人生でうまくいかない人が多いとされています。

プロゲーマーが引退してからゲームを長時間したとしても、ゲームで収入を得ることはできないでしょうから、ゲーム依存症の診断基準を満たすようになります。もちろん、引退したプロゲーマーが趣味でゲームをする程度であれば、ゲーム依存症ではありません。

 


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