引きこもり ニート 不登校と精神病の関係。どうして精神病になるのか

引きこもりやニート、不登校の人は精神病になっている可能性がありますが、そのことは健康な人にはほとんど理解されていません。楽をしていて怠けている引きこもりやニート、不登校の人が精神病になるわけがないという見解が多くみられます。しかし、これは間違いです。

引きこもりやニート、不登校の人と精神病には関係がありますが、これは単純な因果関係ではなく互いに増強するもので、引きこもり・ニート・不登校であることが原因で精神病になったり、精神病が原因で引きこもり・ニート・不登校になることもあります。

この記事では、私の経験をもとに引きこもりやニート、不登校の人と精神病の関係を紹介します。私は精神病が原因で不登校になり、不登校が1年間続いたことが原因で別の精神病を発症しましたので、それらの関係がわかります。

 

1.引きこもり・ニート・不登校と精神病の関係

1-1.精神病が原因で、引きこもり・ニート・不登校になる場合

うつ病や不安障害などの精神病にかかると、引きこもりになったり不登校になる可能性があります。
例えば、不安障害である強迫性障害の1つの潔癖症(汚染恐怖)にかかると、家の外でトイレをすることができなくなることがあります。この場合には、外出できる範囲は家から数時間程度で帰ってくることができる場所に限られてしまいますし、症状が進行すると家に引きこもるようになります。

 

1-2.引きこもり・ニート・不登校が原因で、精神病になる場合

友人や社会との関係が少なくなったり、強いストレスが長く続くと、人間は精神病になりやすいことがわかっています。

精神病とストレスの関係は不明

ストレスや孤独と精神病の関係は現代の医学でもわかっていません。
また、精神病にはうつ病や不安障害、PTSD、統合失調症などがありますが、どの精神病になるかもわかっていません。ストレスへの耐性には個人差がありますし、ストレスの種類によっても違いますから、解明されることはないかもしれません。

健康な人が精神病にならなかったのは運が良かっただけ?

健康な人はほとんど意識しませんが、今までに精神病にならなかった理由はただ運が良かっただけかもしれません。
例えば、仕事の人間関係には運の要素がありますから、パワーハラスメントなどを受けなかった理由は、その人の個人的な資質や努力のおかげではありません。

もちろん、能力などの個人の資質が十分に高ければ、ストレスを減らすこともできますが、運の要素はかなり大きなものです。
例えば、前任者から難しい仕事を引き継いだために精神を病んだ人もいますし、赤字部門に配属されたことがきっかけで、常に強い緊張を感じながら仕事をしている人もいます。

 

2.不登校が原因で精神病になった私の場合

私は中学校の頃に不登校でしたが、不登校が原因で精神病である不安障害を発症した経験を紹介します。これは不登校の場合ですが、引きこもりやニートの人にも関係があることです。

 

2-1.不登校のきっかけは精神病

私は中学校にうまく適応できなかったことが原因で不登校になりました。不登校の直接の原因は、不登校になる直前に発症した社会不安障害であり、周りに人がいると緊張してトイレをすることができなくなったことです。
社会不安障害は対人恐怖症と同じものですから、対人関係のストレスが原因だったのでしょう。

 

2-2.不登校で家に引きこもってストレスを感じ続ける

当時は現在と違ってフリースクールはなかったですし、私は不登校であることを恥じていましたから、家に引きこもるしかありませんでした。また、9時~17時にショッピングセンターなどにいる子供は補導の対象でしょうから、私には家にいる以外の選択肢はありませんでした。社会も不登校の子供を受け入れることができていなかったと思います。

家に引きこもっていると、以下のようなストレスが頭から離れなくなります。

  • 自分と他人の差が大きくなること
  • 学力がどんどん低下していくこと
  • 親や教員を恨んでいたり怒っていること
  • 好きな部活動ができなかったこと

 

2-3.不登校で別の精神病を発症

不登校が1年ほど続いてから、強迫性障害と広場恐怖を発症しました。社会不安障害や強迫性障害、広場恐怖は不安障害と呼ばれる同じカテゴリーに属する精神病で、強迫性障害と広場恐怖は社会不安障害の合併症です。

私の場合は不登校になる前に、対人関係のストレスが原因で社会不安障害を発症しましたが、不登校でストレスが続いたことが原因で別の精神病を発症しました。

 

3.おわりに

引きこもりやニート、不登校の人が周囲にいる場合には、精神病になっていないかに注意してみてください。ストレスを強く感じる状況に長期間置かれると、精神病を発症する可能性が高いです。

 

3-1.ニートは精神病になるかもしれない

ニートには引きこもりと違って病的な意味合いはありませんが、精神病になる可能性が高いと思います。

10代後半から20代前半のニートは友人との人間関係を維持することができますから、引きこもりになる可能性は低いでしょう。しかし、友人が就職したり結婚したりすることがきっかけで、ニートが友人に対して劣等感などを感じるようになると、友人に会わなくなる可能性があります。これが進行すると、やがては引きこもりになったり、精神病になったりすると思います。

私は不登校の頃に同じようなことを感じたり、同じような状況にいたことが原因で精神病を発症しました。ニートが同じようにならないといいのですが。


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