うつ病や不安障害などの精神病はサプリメントで治らない

うつ病や不安障害の人は精神病を治すサプリメントに興味があるかもしれません。しかし、サプリメントに精神病の治療効果を期待することはやめたほうがいいでしょう。医師の診断を受けて、医師が処方した薬を服用するべきです。

私は精神病の1つである不安障害にかかっています。また、私は趣味でランニングをしているので健康を維持するためにビタミンなどのサプリメントを飲んでいますが、これに不安障害を治す効果を感じたことはありません。

この記事では、サプリメントがうつ病や不安障害などの精神病に効果がないことを紹介します。これは私の経験に基づくものですから、他の人にサプリメントが効かないと断言することはできませんが、参考にしてみてください。なお、この記事は特定のサプリメントの広告をするものではありません。

 

1.うつ病や不安障害などの精神病がサプリメントで治らない理由

1-1.精神病の原因は栄養不足ではない

サプリメントの成分は食品などから抽出した栄養などですが、これらは精神病の原因とは関係がありません。
精神病の原因が栄養不足であるなら、栄養不足を解消することで病気を解消することができます。しかし、精神病の原因は栄養ではないので、栄養を摂取しても病気は治りません。

病気には栄養不足が原因で起きるものもあります。
例えば、脚気は栄養不足が原因で起きますが、それは食事の内容が悪い場合に限られるので、日本で通常の食生活をしている人がこの栄養不足になることはないでしょう。また、この栄養不足は適切な食生活をすることで解消することができます。

 

1-2.精神病の治療に適した成分ではない

サプリメントで精神病を治したい人は、自分の精神病を自己診断しているのではないでしょうか。しかし、知識や経験がない人が精神病を正確に診断したり、それに有効な成分を知ることも現実的には不可能です。

精神病を特定せずにサプリメントを服用しても、治療を期待することは現実的ではないでしょう。

 

精神病と薬の仕組み

うつ病や不安障害などの精神病は脳の機能障害で起きますが、その仕組みは脳の部位が亢進(過活動)していること、脳の中の情報伝達がうまくいっていないこと、脳の発達に問題があることなどですが、これらに限りません。

精神病を治療する薬はこれらの仕組みに基づいたものです。
例えば、うつ病を治療する薬にはSSRIと呼ばれるものがあります。これは脳内の情報伝達物質であるセロトニンが回収され過ぎることを防ぐものであり、脳が動作する仕組みに基づいています。

脳や精神病の仕組みに基づかないサプリメントに、精神病の治療効果を期待することは難しいでしょう。

 

セロトニンを増やしても効果がない?

うつ病や不安障害の原因はセロトニンであるとされていますが、セロトニンの分泌量を増やしても精神病が解決するとは限りません。

いくつかのサプリメントや食品にはセロトニンの材料になるものがあり、これらを多く摂取すると、セロトニンが増える可能性はあります。しかし、セロトニンの量が増えてもそれが回収され過ぎてしまうと意味がありません。
SSRIはセロトニンの量を増やすのではなく、セロトニンが回収され過ぎないようにするものであり、仕組みが違います。

 

2.私のうつ病や不安障害はサプリメントで治らなかった

2-1.ビタミンのサプリメントには不安障害を治す効果はない

私は2013年から趣味でランニングをしていますが、ランニングをするとビタミンなどの栄養の必要量が増えるので、2014年から健康の維持を目的としてビタミンやミネラルのサプリメントを服用しています。この理由は、エネルギーを作るにはビタミンB群が必要であり、汗をかくとミネラルを失うからです。

私は中学生の頃に不登校を経験したことがきっかけで、強迫性障害(OCD)や社会不安障害(SAD)などの不安障害にかかっていますが、4年ほどビタミンを摂取しても不安障害が解決することはありませんでした。もちろん、不安障害を治すためにサプリメントを服用しているわけではありませんが。

 

2-2.他のサプリメントなら効果がある?

私が服用しているサプリメントはビタミンやミネラルを補給するものですから、他のサプリメントなら効果があるかもしれません。私はすべてのサプリメントを試したわけではないので、サプリメントに効果がないと断言しませんが、効果を期待しないほうがよさそうです。

 

3.おわりに

サプリメントは健康を維持するために役立つかもしれませんが、精神病などの病気を治す効果があると期待しないほうがいいでしょう。多くの病気には標準療法がありますが、サプリメントを標準療法とする病気はあまりなさそうです。

精神病の治療としてサプリメントに興味がある人は、精神科の医師に診断を受けたり、サプリメントに精神病を治す可能性があるかを質問してみてください。知識や経験がある医師はそれらの質問に適切に答えることができるはずです。

私は精神科に通院していたことがあり、薬を服用していたことがあります。医師の処方に従って正しく服用するなら、薬は恐ろしいものではありません。薬を飲むときは私の人格が変わらないか心配でしたが、大丈夫でした。

サプリメントは健康の維持を目的とするものですが、健康の維持には適切な食生活と睡眠が重要であり、これらのことは精神科でも指導されます。サプリメントに興味がある人はまずこれを試すといいでしょう。

 

3-1.認知行動療法(CBT)

精神病の原因の1つは不合理な考え方をする心の癖ですが、認知行動療法を学ぶとこの心の癖を取り除くことができます。以下の記事で、精神病の1つである恐怖症とそれに対する認知行動療法の例を紹介しましたので、参考にしてみてください。

恐怖症を克服するための認知行動療法(CBT)と効果や方法の一覧

 

3-2.精神病と趣味の関係

趣味はストレスの気晴らしに役立つのでメンタルヘルスにプラスの効果がありますが、趣味にはうつ病や不安障害におすすめのものとそうでないものがあります。以下の記事でそれらの趣味を紹介しましたので、参考にしてみてください。

うつ病や不安障害におすすめの趣味とやめるべき趣味

 


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