ゲーム依存症の解決にはゲームの規制が必要。自己責任では解決しない

ゲーム依存症は社会的な問題になっていますが、ゲームに対する規制は必要でしょうか?ゲーム依存症を解決するには、ゲームの規制が必要です。

ゲーム依存症は個人だけでなく、社会の問題でもあります。ゲーム依存症の人は引きこもりやニートになりやすいですし、健康を損ねたりゲームに多くの時間とエネルギー、お金を使ってしまいます。ゲームをプレイするだけなら構いませんが、その影響は社会に及びます。

依存症にはギャンブル依存症がありますが、ゲーム依存症とギャンブル依存症には共通点があります。ギャンブル依存症の人は家庭を顧みなくなりますし、借金や育児放棄などにつながることもあります。
ギャンブル依存症は本人だけでなく周囲を巻き込みますが、これはゲーム依存症も同じです。

この記事では、ゲーム依存症を解決するためにゲームの規制が必要な理由を紹介します。ゲームの規制に関しては、ゲームの販売や開発を制限するのではなく、プレイ時間などを制限するのが現実的です。

1.ゲームの規制が必要な理由

1-1.ゲーム依存症の患者は増え続けるから

依存症にはたばこやアルコール、ギャンブルの依存症がありますが、これらの患者は増えていません。しかし、ゲーム依存症の患者の数は今後も増え続けます。

ゲーム依存症になる原因の1つは、ゲーム依存症になるほどの面白いゲームがあることです。美しい映像や洗練されたシステムは素晴らしいですが、これはゲーム依存症につながる要素です。

技術は進化し続けますから、今後もより面白くて熱中しやすいゲームが生まれていきます。これはゲーム依存症になりやすくなったり、その程度がひどくなるということです。

私は子供の頃にゲーム依存症にはなりませんでしたし、昔はゲーム依存症もなかったとされています(多少はあったかもしれません)
これは当時の人の精神力が強かったわけではなく、ゲーム依存症になるほど面白いゲームがなかっただけです。

 

1-2.アルコールやギャンブルと同じ依存症だから

ゲーム依存症は依存症として認識されつつあります。
ギャンブルに関しては、ギャンブル依存症に対する規制が導入されようとしていますし、アルコールに関しては年齢制限などがあります。ゲーム依存症に関しても、同じように規制が必要です。

ゲームはアルコールやギャンブルより厄介な面があります。
子供はアルコールを飲むことが禁止されていますが、ゲームをプレイすることができます。
ギャンブルをするにはお金がかかりますし、店の営業時間もあります。しかし、ゲームをプレイするにはお金がかかりませんし、24時間プレイすることができます

 

1-3.ゲーム依存症の患者が多いから

ほとんどの規制に共通することですが、患者がいるというだけでは規制が導入されないことがあります。規制が必要かを決めるのは、患者の数や社会に対する影響の強さです。

ゲーム依存症は今後も増えていきますし、その予備軍はギャンブル依存症に匹敵するでしょうから、ギャンブル依存症と同じように規制が必要です。

 

1-4.自己責任では解決しないから

ゲーム依存症は自己責任だという考えもあります。
確かに、ゲーム依存症になる要素には、個人の資質や熱中しやすい性格などがありますから、ゲーム依存症は個人の問題でもあります。ゲーム依存症が自己責任なら、ゲームに対する規制は不要といえます。しかし、この考え方ではゲーム依存症を解決することができません。

ゲームの規制を導入すると、個人の責任や資質に関わらずゲーム依存症を解決することができますし、ゲームに熱中しやすい人がゲーム依存症になることもなくなります。ゲーム依存症になりやすい人もなりにくい人も、ゲーム依存症にならない方法が一番良い解決策です。

 

1-5.ゲーム依存症は社会の問題だから

ゲーム依存症は個人だけでなく、社会の問題でもあります。
個人のゲーム依存症を解決するのは個人の責任ですが、社会問題としてのゲーム依存症を解決するのは社会の責任です。

例えば、ゲーム依存症になって引きこもりやニート、不登校になったり健康を損ねる人がいます。若いときにゲーム依存症を発症して学校に行かなくなると、その人の生涯収入は下がってしまうので、国に納める税金の額も少なくなります。

昔と比較すると、学歴と収入の関係は小さくなっていますが、学歴が低いと収入が低くなる傾向に変わりはありません。

ゲーム依存症になって恋愛に興味がなくなると、結婚しなくなるので子供をもつこともなくなります。これは次世代の人口や税収に悪影響を与えます。
ゲーム依存症の人が結婚して子供をもったとしても、ゲーム依存症は子育てに悪影響を与えます。育児放棄をすることがありますし、子供に対する関わりが減ってしまうからです。

これらはすべて社会としてのゲーム依存症の問題であり、困るのは社会です。ゲームの規制を導入してゲーム依存症を解決するのは、社会の利益になることです。

 

2.おわりに

ゲーム依存症の対策にはゲームの規制が必要ですが、規制とはゲームの販売や開発を禁止することではありません。日本がゲームの販売や開発を規制しても、他の国がそれらをやるだけですから効果がありません。

ゲームの規制ではなく、学校でゲーム依存症の教育をする方法もあります。アルコールや薬物に対しては学校で教育されますから、ゲーム依存症に対しても同じように教育があるべきです。もちろん、ゲーム依存症に対する教育と規制の導入は同時にすることができます。

 

2-1.必要なゲームの規制

ゲームの規制に関しては、プレイ時間を制限するなどが必要です。例えば、同じゲームをプレイできる1日あたりの時間や、連続でプレイできる時間を5時間程度に制限するなどです。

プレイ時間を規制する方法は簡単であり、既存の技術で作ることができます。
例えば、インターネットを使ったゲームでは、ゲームを運営する会社は同一ユーザーのプレイ時間を把握することができますから、ゲームを遮断することもできます。

ゲーム会社にとってゲームの規制は不都合でしょうが、プレイ時間の制限を許容することはできるでしょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です