600mのインターバルトレーニングをやってみませんか?600mのインターバルトレーニングは走る距離が短いですが、休憩も短いのでいつもと違うトレーニングになります。
600mのインターバルトレーニング
インターバルトレーニングは、短い距離を速く走って休憩することを繰り返して、心臓や循環器に負荷を与えるトレーニングです。インターバルトレーニングをすると、速く走り続けることができるようになります。
インターバルトレーニングの目的は、最大酸素摂取の状態を続けることです。600mは距離が短いので、1回だけでは最大酸素摂取の状態になりません。しかし休憩時間を短くして繰り返すと、最大酸素摂取の状態になります。
私はよく1000mのインターバルトレーニングをしますが、飽きたので600mを試してみました。
インターバルトレーニング600mの設定タイム
Dr. Jack Danielsのインターバルトレーニングでは、2分走って1分休憩するものがあります。これを参考にすると、600mの設定タイムは2分がおすすめです。2分で600mを走るのは、3分20秒で1kmを走るのと同じです。
10kmのタイムが33分~36分の人は、この設定タイムで走れます。これより遅い人は600mを2分で走るのが辛いですし、これより速い人は簡単でトレーニングになりません。
設定本数は10回がおすすめです。この回数を走れるように、設定タイムを決めてもいいでしょう。休憩時間は走る時間より、1分ほど短くしてください。
試しにやってみる場合には、あまり細かく決める必要はありません。やっているうちに、最適な設定タイムと休憩がわかってきます。10回を走れない場合には、距離や設定タイムをうまく調整してください。慣れない人は、5回くらいから始めても構いません。
インターバルトレーニング600mをやってみた
私は10kmのタイムが37分くらいですから、2分で600mを走って1分の休憩をする方法でやってみました。休憩はゆっくりのジョギングで、合計時間は30分でした。
600mのインターバルトレーニングはかなり辛いです!走る距離は短いですが、休憩も短いので余裕がありません。
休憩時間が長ければ、少しは余裕があります。しかし、600mのインターバルトレーニングは休憩が短いので、最初から最後までノンストップが続きます。
インターバルトレーニングでは、95%~100%の状態を続ける必要がありますが、間違いなくこの状態が続きました。今までのインターバルトレーニングの中で、一番辛かったかもしれません!
休憩を1分のジョギングにしましたが、最後はその場で足踏みになりました。とても、ジョギングする余裕がなかったからです。私が息を切らして足踏み運動をしているので、周りの人が見ると不思議かもしれません(笑)。足踏み運動で息切れする人はいないですから!
600mのインターバルトレーニングの休憩として、200mのジョギングをする方法もあります。私は1分のジョギングにしましたから、息切れが収まらなくても休憩が終わります。これは辛いですが、良いトレーニングになりました。
設定タイムをだいたい守ることができましたが、最後の1回だけは2分8秒になりました。これは最後の1回だけ疲れて失速したからですが、全体としては上手く走れたといえます。
このインターバルトレーニングの翌日に、太ももが筋肉痛になりました。私はよく1000mのインターバルトレーニングをしますが、600mは短いのでより速く走るからです。
最初から最後までノンストップだと、かなり激しいトレーニングです。距離が短いと負荷が高い状態が続くので、良いトレーニングになるはずです。私はこのほうが好きです。
おわりに
この記事を読んで興味が出てきたら、600mのインターバルトレーニングを試してみてください。短いインターバルトレーニングは辛いですが、いつもと違う刺激が入って良いトレーニングになります。
アスリートもインターバルトレーニングをしますが、数種類の距離でやります。同じ距離を走るだけだと、刺激が同じになって成長しなくなるからです。1000mのインターバルトレーニングだけをしている人は、600mもやってみてください。