ランニングの靴擦れは自然に治らないかもしれません。ランニングの靴擦を放置すると、悪化して大変なことになります。この記事では、ランニングの靴擦れを放置するとどうなるかを紹介します。
ランニングの靴擦れは放置しても治らない?
ランニングの靴擦れなんてただの擦り傷で、自然に治りそうですが、ランニングの靴擦れは特別かもしれません。放置しても自然に治らないからです。
ランニングの靴擦れは特別
私も足の靴擦れなんて、自然に治ると考えていました。そのうち、肌が強くなって擦り傷も治ると考えていました。今までの靴擦れも自然に治ってきたし、ランニングの靴擦れが悪化するなんて思いもしませんでした。
どうも、ランニングやジョギングすると足の肌へのダメージが大きいので、他の部位の擦り傷とは違うようです。ランニングによりますが、回復以上のダメージになります。
往復の通勤で数kmのウォーキングをするだけなら、靴擦れは治りそうです。しかし、ランニングで10km~20kmを走ると、自然治癒は難しいです。
これに加えて、足は特別に弱い部位でもあります。足は安静にしにくいですし、末端で血行が悪くて治りにくいです(冷え性や血行障害は足に出やすい)。
腕や指の擦り傷とは違うのかもしれません。
ランニングの靴擦れが悪化すると?
ランニングの靴擦れが悪化すると、湿疹になる可能性があります。
湿疹はよくある肌の病気ですが、自然に治りません。医者に行って薬をもらう必要があります。湿疹になると、ただの靴擦れよりはるかに苦しみます。
靴擦れが湿疹に悪化する仕組み
湿疹は外部からの刺激が原因になって起こります。
例えば、ランニングシューズと足の摩擦、擦り傷、傷から染み出る浸出液によるかぶれなどが原因で、靴擦れが悪化して湿疹になります。
簡単な靴擦れ(擦り傷)なら、すぐに治るので湿疹にまで悪化しません。しかし、慢性的な靴擦れが続いているとダメージが重なって、湿疹になるようです。
たぶん、私がした靴擦れの治療も悪かったのだろうと思います。靴擦れの治療のために絆創膏を張っていましたが、絆創膏は湿疹に対しては逆効果です。靴擦れと湿疹の治療は全く違うからです。
湿疹に対して絆創膏を張り続けた結果、ひどい湿疹になってしまいました。
湿疹になると、以下のような症状が現れます。とても、ランニングやウォーキングを続けることはできません。
- 強いかゆみ(夜に目覚める)
- 浸出液がいつもにじみ出る
- 皮膚が再生して破れるを繰り返す(皮膚をかいて壊す)
- 絆創膏やガーゼをあてても治らない
私はアトピーもちで肌の病気に慣れていますが、ここまでひどいのを経験するのは初めてでした。
年齢もあるのかも?
私は30代のランナーですから、加齢によって自然治癒力が低下しているかもしれません。若い人に限っては、ランニングの靴擦れも自然に治るかもしれません。私も最近になって、初めて足の靴擦れが悪化しました。
しかし、私は体や腕などの擦り傷は自然に治ります。私の自然治癒力が衰えたと考えるより、ランニングの靴擦れは特別に治りにくいと考えたほうが合理的です。
ランニングの靴擦れを放置してはいけない
私はランニングの靴擦れを放置して湿疹に悪化したので、病院に行くことになってしまいました。この記事を読んだ人は、ランニングの靴擦れを放置しないことをお勧めします。
靴擦れが1週間~2週間たってもよくならなければ、本腰を入れてランニングの靴擦れを治す必要があります。湿疹に悪化するとやばいです
靴擦れを治す方法は靴を変えたり病院に行くことですが、靴擦れが完治したらまた紹介します。
ランニングの靴擦れでランニングを休むことに
私がランニングで靴擦れになったとき、一番困ったことはランニングができなくなったことです。靴擦れが悪化しているので、ランニングする気になりませんでした。
ランニングの代わりにウォーキングをしてみましたが、それでも靴擦れはよくなりませんでした(ウォーキングで悪化したというより、湿疹が自然に悪化したと考えています)。
私はタイムを追求する一般ランナーですが、靴擦れでトレーニングを中断することになって、それまでに重ねてきたトレーニングが無駄になりました。
インターバルトレーニングなどを繰り返して身体能力を高めたのに、体力が下がってしまったのは残念です。
私はまだランニングを続けますが、ずいぶんと遠回りをしてしまったと感じています。二度と、ランニングの靴擦れを放置しません。
ランナーとしていい勉強になったのは確かです。ひどい湿疹を経験したことを糧にして、またランナーとして励んでいきます。靴擦れや湿疹の対策も分かったことですし。