コーヒーやカフェインは、ランニングやマラソン、運動に効果がない。

コーヒーを飲んだりカフェインを摂取すると、運動能力が上がったりランニングのタイムを縮めることができると考えられています。しかし、これは間違いであり、コーヒーやカフェインに運動能力を上げる効果はありません。

コーヒーやカフェインはドーピングでないので、運動能力を上げる効果もありません。カフェインは2004年までドーピングとして禁止されていましたが、今では禁止されていません。
コーヒーやカフェインで運動能力が上がるというのは、古い知識に基づいた誤解です。

この記事では、コーヒーやカフェインはランニングに効果がないことを紹介します。これを機会に、一般ランナーもドーピングをチェックしてみてください。

1.コーヒーやカフェインの効果

ランナーがコーヒーを飲んだりカフェインを摂取する理由は、運動能力を高めるためです。コーヒーやカフェインには、以下のような運動能力向上効果があるとされています。

  1. スピードや筋力増強
  2. 持久力(スタミナ)の向上、脂肪燃焼効果
  3. 反射神経の向上
  4. 正確さの向上
  5. 集中力の向上
  6. 興奮作用

しかし、この記事で紹介するように、コーヒーやカフェインにこれらの効果はありません。コーヒーを飲んで運動能力が上がるというのは誤解です。

 

2.コーヒーやカフェインはランニングに効果がない理由

2-1.コーヒーやカフェインはドーピングでない

ドーピングはアスリートや運動選手が摂取することを禁止される物質であり、運動能力を高める効果があるものです。ドーピングを使うと不正に運動能力を高めることができます。

カフェインは2004年までドーピング物質でしたが、それ以降はドーピング物質に指定されていません。これはカフェインが体に影響を与えないからです。カフェインには運動能力を高める効果があると考えられていましたが、現在では否定されています。

コーヒーやカフェインが禁止されているスポーツはありません。

インターネットにはいろいろな見解がありますが、オリンピックやスポーツ界で一定の権威がある機関の情報に基づいて判断することが必要です。専門的な知識や設備を持つスポーツ科学者がコーヒーやカフェインをドーピングとしないのですから、これより信頼できる情報はありません。

 

2-2.コーヒーやカフェインと筋力

筋力を増強する効果がある物質はドーピングとして禁止されています。しかし、コーヒーやカフェインは禁止されていません。カフェインに筋力を上げる作用があるなら、100mなどの短距離走や重量上げの選手は禁止されています。

筋力を増強するだけでなく、筋肉の発達を促進する物質もありますが、コーヒーやカフェインはこれに該当しません。

 

2-3.コーヒーやカフェインと持久力

脂肪燃焼効果があるとより多くのエネルギーを生み出せるので、マラソンなどの持久系のアスリートにプラスの効果があります。しかし、コーヒーやカフェインはドーピングでないので、持久力を上げたり脂肪燃焼効果はありません。

例えば、フルマラソンや水泳ではコーヒーを飲んだりカフェインの摂取は禁止されていません。フルマラソンや水泳のアスリートは1秒を縮めようとしていますが、コーヒーやカフェインには1秒を縮める効果もありません。

 

2-4.コーヒーやカフェインと反応速度(反射神経)

コーヒーやカフェインには、人間の反応速度を上げる効果はありません。

例えば、100mのランナーは0.01秒のタイムを縮めようとしています。しかし、コーヒーやカフェインは100mの競技で禁止されていないので、0.01秒を縮める効果もありません。もし、コーヒーやカフェインに0.01秒を縮める効果があるなら、ドーピングとして禁止されています。

 

2-5.コーヒーやカフェインと集中力や正確さ

集中力や正確さはランニングに重要ではありませんが、コーヒーやカフェインには集中力や正確さを上げる効果はありません。

アーチェリーや射撃では集中力や正確さが必要ですから、いくつかの物質がドーピングとして禁止されています。しかし、カフェインは禁止されていません。

 

2-6.コーヒーやカフェインと眠気覚まし効果

コーヒーやカフェインには眠気覚まし効果があります。しかし、眠気覚まし効果と運動能力には関係がありません。

人間は眠いと運動能力が下がるので、コーヒーやカフェインで眠気を取り除くと運動能力が回復するかもしれません。しかし、これは低下した運動能力を元に戻すだけであり、向上させるわけではありません。もちろん、眠くない人がコーヒーを飲んだりカフェインを摂取しても効果はありません。

眠気を覚ますにはコーヒーやカフェインを使うのではなく、睡眠時間を増やすほうが簡単です。睡眠不足でタイムを追求するのは無理です。

 

2-7.コーヒーやカフェインと興奮作用

コーヒーやカフェインには興奮作用がありますが、これはどちらかというと体調不良に近いものです。カフェインがドーピングとして禁止されていないので、カフェインの興奮作用が運動能力を上げることはありません。

特定の興奮薬には運動能力を上げるものもありますが、これらはドーピングとして禁止されています。カフェインの興奮効果には、運動能力を上げる効果がないのでしょう。

 

3.おわりに

ランニングでコーヒーを飲んだりカフェインを摂取しても、運動能力を上げたりタイムを縮めることはできません。しかし、コーヒーを飲んでトイレに行く回数が増えるならタイムに悪影響があります。トイレに行くと、1分くらいは時間をロスするでしょう。

コーヒーやカフェインのプラス効果は眠気覚まし効果だけです。しかし、コーヒーやカフェインで眠気を覚ますことはできても、内臓や循環器系の疲労は回復しません。コーヒーやカフェインより十分な睡眠をとったほうが効果的です。

 

コーヒーやカフェインとダイエット効果

コーヒーやカフェインにはダイエット効果があるという考えもありますが、これは間違いです。コーヒーやカフェインにダイエット効果はありません。

以下の記事で、コーヒーやカフェインにダイエット効果がないことを紹介しましたので、参考にしてみてください。

コーヒーやお茶、カフェインにダイエット効果はないし痩せない

 


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