陸上選手や長期間にわたってランニングをしている人や肥満の人は膝が痛むことがありませんか。この状態が悪化すると、ランニングや歩くときだけでなく日常の生活でも膝が痛むようになります。片方の膝だけが痛む場合には、特別な理由があるかもしれません。
私はランニングを趣味にしていますが、左の膝だけが痛くなることがあり、不思議に思っていました。しかし、その原因を見つけてからは、膝の痛みを解消することができました。膝の痛みの原因の一つは、足を組むことです。
足を組む癖がある方はそれをやめることによって、痛みを解決できるかもしれません。
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足を組む影響
座っているときに足を組むと、上の足の重さが下の足にかかるのはもちろんですが、上半身の体重を支えるための負荷が下の足に加わります。デスクワークの仕事などで長時間にわたって座っている人は1日に数時間、下の足の膝に負荷をかけていることになります。
椅子に座る社会人は膝への負担が強い?
学生など若いときに身についたこの癖が社会人になってからも続くと、その後数十年にわたって膝に負荷がかかります。この負荷にランニングをする習慣や肥満などの負荷が加わると、膝が痛むようになるかもしれません。
ランニングの習慣をやめることはもったいないですし、肥満を解消することも難しいですが、足を組むことをやめるのは簡単でしょう。
私の経験
私は高校生のころから右足を左足の上に乗せて座る組む癖があり、左足にはかなりの負荷がかかっていました。学生として数年間、さらに社会人になってからも座って仕事をしていたので、長期間にわたって膝に負担をかける生活をしていました。
足を組んでも痛みは全くありませんでしたが、20代の後半から習慣的にランニングをするようになると左足、特に膝が痛むようになりました。
私は太っておらずランニングの習慣を維持しながら膝の痛みを解決できましたが、足を組む癖をやめたこともその原因の一つだと思っています。
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おわりに
膝を組んで座るのは恰好がよく見えますが、無作法なことでもあります。また加齢に伴って体が老化すると、足を組むなどの癖が不都合を生じることもあり、これを機会に膝が痛む方はそれをやめていかがでしょうか。
この記事では足を組むことの害に関するものでしたが、足を折り曲げて座る正座も同じであり、足を折り曲げた状態で全体重がかかると膝への負担が大きくなります。ランニングをする方はやめたほうがいいでしょう。
ランニングをする方だけでなく、膝が痛まない中年の方や肥満の方も転ばぬ先の杖としても試してみてください。まだ発症していない間や症状が軽いうちに膝の負担を和らげることができれば、医者や手術を必要とせずにすみます。多くの高齢者が膝の痛みに悩んでいるので、やがては直面する問題です。
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