冷凍バナナ、凍ったバナナはランニングの栄養補給におすすめ

公開日:2020/08/04 最終更新日:2020/09/12

ランニングの後に食欲がなくなりませんか?疲れると食欲がなくなりますが、冷凍バナナ(凍ったバナナ)なら食べることができるかもしれません。冷凍バナナは常温のバナナよりおいしいです。ランニングで疲れた人は試してください。

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冷凍バナナは食べやすい

ランニングの後は栄養補給するべきですが、疲れて食欲がなくなります。とくに暑い夏のランニングの後は何も食べれないですが、冷凍バナナを食べることはできます。冷凍バナナはアイスみたいでおいしいですし、果物ですから栄養があります。

常温のバナナは甘くてねっとりした食感があるので、ランニングの後に食べる気は起きないでしょう。冷凍バナナは堅めのシャーベットのようになって、食感が良くなります。バナナは凍ると甘さが和らいで、食べやすくなります。

私は暑い夏のランニングの後に、1時間ほど何も食べれなくなりますが、冷凍バナナなら食べることができます。常温のバナナを好きではありませんが、冷凍バナナならおいしく感じます。続けて2本くらいなら食べれます。

疲れていても食べれる食べ物にはヨーグルトやプリンもありますが、腹が膨れません。冷凍バナナのほうがおすすめです。

 

バナナの栄養はランニングにおすすめ

バナナは栄養補給のための食品として優れています。ランニングする人にうれしい栄養には、以下があります。

エネルギー

ランニングで疲れた人はエネルギー補給が必要です。バナナには多くの種類の糖質が含まれているので、エネルギー源として優れています。複数の糖質が含まれていると、短期的にも長期的にもエネルギー源として使えるからです(吸収される時間が異なる)。

早朝にランニングする人は、ランニング後にエネルギー補給が必要です。仕事や学校の前に無理をしても、朝食を食べる必要があるからです。冷凍バナナは食べやすくておすすめです。私は夏に早朝ランニングをしたとき後に、冷凍バナナをよく食べます。

 

カリウム

バナナはカリウムが多いことで知られています。ランニングで多くの汗を流した後は、バナナでカリウムを補給してください。カリウムはスポーツドリンクにも含まれていますが、1本のバナナのほうがカリウムが多いです。

文部科学省の日本食品標準成分表によると、1本のバナナ(可食部100g)のカリウムは300mg以上です。手元にスポーツドリンクがある人は、バナナとスポーツドリンクの栄養を見比べてみてください。1本のバナナは500ml~1000mlのスポーツドリンクよりカリウムが多いです。

 

ビタミン・たんぱく質

バナナはビタミンを含んでいますが、ビタミンの量はそれほど多くありません。バナナで十分なビタミンを補給することは難しいです。

バナナはたんぱく質を含んでいますが、量は多くありません。バナナは腹持ちがいいですが、これは食物繊維を含んでいて糖の吸収が緩やかだからです。たんぱく質が多いからではありません。

バナナは肉でないので、多くのビタミンとたんぱく質を期待するのは無理です。しかし、主食ではなく間食として考えるなら、バナナには十分なビタミンとたんぱく質があります。

 

食物繊維

便秘解消を目的としてランニングする人は、バナナで食物繊維をとることができます。バナナの食物繊維は便の量を増やすことになって、便通が良くなるからです。

バナナの食物繊維は便秘でないランナーにも役立つかもしれません。便の質が悪いランナーは、ランニング中に肛門がかゆくなるからです。

 

ランニングでバナナを食べるタイミング

バナナを食べるタイミングは好みで選んでください。

ランニング前に食べればランニングのエネルギー源になりますし、ランニング後に食べれば疲れた体の栄養補給になります。ランニング中に食べても構いません。マラソン大会では、走っているランナーにバナナがふるまわれることがあるくらいです。

私は冷凍バナナをランニング後のアイス(ご褒美)として食べます!ランニングした後にバナナを食べれば、健康間違いなしです!

 

バナナはゴールデンタイムの食べ物にならない

ランニングや筋トレの後の30分間はゴールデンタイムと言われていて、たんぱく質をとることがいいという考えがあります。しかし、バナナはあまりたんぱく質を含まないので、ゴールデンタイムのプロテインとして適していません。

バナナは腹持ちがいいので、たんぱく質を含んでいるように見えます。しかし、これは数種類の糖質が含まれていて、吸収されるスピードが違うからです。

ランナーにプロテインが必要かに関しては、以下の記事で紹介しました。興味がある人は読んでみてください。

ランニングでプロテインが必要と不要な人。結果を出したいならプロテインを取ろう

 

罪悪感がないアイスはバナナ

アイスは砂糖と脂肪の塊ですから、栄養がありません。冷凍バナナはアイスより健康に良いですし、罪悪感もありません。2本もアイスを食べると罪悪感を感じますが、2本のバナナも食べると体に良いことをした気分になります。

ランニングの後にアイスを食べている人は、冷凍バナナを代わりに食べてみてください。私は冷凍バナナをアイスの代わりとして食べています。

最近のアイスは小さくなりましたから(ステルス値上げ)、2本のアイスを1度に食べる人もいます。1本をアイスにして、1本を冷凍バナナにするのもいいですね。

私は箱入りのアイスをよく食べますが、昔はアイスのサイズが大きくて、量が多かったように思いますが、最近は小さくなってしまいました・・・その意味では、バナナは裏切りません!

 

体を冷やす食べ物で最強は冷凍バナナ

ランニングの後には暑くなりますから、体を冷やす食べ物が欲しいところです。体を冷やす食べ物で最強のものは、冷凍バナナです。食べものが体を冷やすメカニズムは以下のとおりです。

  1. 体温より冷たい食べ物をたべると、体温が下がる
  2. 食べたものが排泄されて、熱が逃げる

この意味では、すべての冷たい食べ物が体を冷やすことになります。しかし、カリウムには利尿効果があるので、カリウムを含む食べ物はより効果的に体を冷やします。

冷凍バナナは体温より冷たいですし、カリウムを含んでいますから、体を冷やす最強の食べ物です!その次に最強の食べ物は冷たいバナナです。

 

 

おすすめのバナナの保存方法

冷たいバナナや冷凍バナナは栄養があっておいしいですが、皮が付いたバナナを冷蔵庫や冷凍庫に入れると、黒く変質して食べる気がしなくなります。

バナナを保存するおすすめの方法は、皮をむいてラップに包んで冷凍庫で冷凍することです。バナナは凍ってもカチカチになりませんし、皮をむいておけば黒く変質しません。冷凍庫の匂いが気になる場合には、ラップに包んだバナナを食品用のポリ袋に入れてください。

凍りすぎて固くなって食べれない場合には、しばらく握っていてください。冷たくて気持ちがいいですし、解凍が進んで食べやすくなります。

 

暑い夏のランニングは冷凍バナナで乗り切ろう

暑い夏のランニングの後で、食欲がなくて困っている人は冷凍バナナを試してみてください。バナナはお菓子より栄養がありますし、安くて続けやすいです。

冷たいバナナをミキサーにかけて牛乳やヨーグルトに混ぜると、バナナシェイクのようになります。私は面倒なのでそこまでしませんが、ミキサーを持っている人は試してみてください。

バナナにはいろんな種類がありますが、ランニングの後に食べるならそれほど甘くないほうがいいでしょう。ランニングの後には食欲がないので、甘すぎると食べにくいからです。マラソン大会の補給食として配られるバナナには、甘すぎない低糖質タイプのものもあります。好みで選んでください。


“冷凍バナナ、凍ったバナナはランニングの栄養補給におすすめ” への2件の返信

  1. 確かにバナナはいいですよね。私は専ら10km走しかしないので、走っている間に給水もバナナ補給もしませんが、20kmとかの長丁場を走る人には最適でしょうね。

    1. 読んでいただいてありがとうございます。
      凍ったバナナはおいしいですから、ランニングの距離に関係なく試してみてください。私はアイス代わりに食べています。
      アイスと凍ったバナナにすれば、健康にもいいですよ。2本のアイスと悩みますが!

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