スポーツにはコンタクトレンズというイメージがありますが、ランニングでは眼鏡がコンタクトレンズよりおすすめです。コンタクトレンズの良いところは、ランニングで役立たないからです。
私は眼鏡をかけてランニングしていますが、困ったことはほとんどありません。眼鏡がずれることもありませんし、ずれてもすぐに直せるからです。
この記事では、ランニングする人は眼鏡を使うべき理由を紹介します。眼鏡とコンタクトレンズのどちらを使うか迷っている人は、参考にしてみてください。
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ランニングで眼鏡がコンタクトレンズよりおすすめの理由
眼鏡はずれない
眼鏡の問題の1つは、運動中にずれてしまうことです。しかし、眼鏡はランニングしていてもずれません。
バスケットボールやサッカーでは。ジャンプしたり急な方向転換をするので、眼鏡がずれます。しかし、ランニングの動きは単調で急な方向転換がないので、眼鏡がずれません。
眼鏡は短距離走だとずれる?
100mや400mなどの短距離に限っては、眼鏡がずれるかもしれません。急な加速や減速があるからです。
私はランニングを趣味にしていて、200mダッシュを繰り返すインターバルトレーニングをしていますが、眼鏡はずれません。私の200mダッシュのタイムは32秒~34秒ですが、この程度の速さや加速度では大丈夫です。
一般ランナーでこれより速く走る人はいないでしょうから、眼鏡をつけていても大丈夫です。
眼鏡がずれる原因
ランニングしていると、眼鏡がずれることはありますが、この原因は眼鏡の調整が悪いからです。鼻あてや眼鏡のつるをうまく調整すると、ランニングしても眼鏡はずれません。私は眼鏡をかけてランニングしていますが、ずれません。
眼鏡がずれやすいとしたら、眼鏡のフレームか鼻あての調整がうまくできていないからです。近所のメガネ屋さんで見てもらってください。鼻あての調整は無料でやってくれるところがあります。
コンタクトレンズはずれる
コンタクトレンズはずれることがありますが、ランニングの際中にずれたら辛いです。タイムトライアルでは止まれませんし、遠くにランニングするときには目を洗うこともできません。
眼鏡はずれる可能性がありますが、ずれても簡単に戻すことができます。問題が起きたときに対応しやすいのは眼鏡です。
コンタクトレンズがずれたら、手で直せばいいと思うかもしれません。しかし、汗ばんだ手で目やコンタクトレンズを触ると、目が汗でしみて痛いです。
私は眼鏡をつけてランニングしていますが、夏にうっかり目や目の付近を触って汗がしみて痛いときがあります。
眼鏡は虫や砂、ゴミを防ぐ
ランニングしていると虫や砂、ゴミが目に入ることがあります。眼鏡は目を保護する効果があるので、コンタクトレンズよりおすすめです。夏にランニングしている人は経験しているでしょうが、虫が顔にぶつかることはよくあります。
コンタクトレンズの人はサングラスを使う方法もありますが、サングラスを使うことに慣れていない人もいます。
ランニングに広い視界や動体視力は必要ない
コンタクトレンズが眼鏡より優れていることは、視界の広さや見え方です。広い視界や動体視力が必要なテニスなどの競技では、多くの選手がコンタクトレンズを使います。
しかし、ランニングには広い視界や動体視力が不要ですので、コンタクトレンズの良さはランニングに役立ちません。
ランニングでは眼鏡が割れない
バスケットボールや野球などのスポーツでは、ボールが顔にぶつかると眼鏡が壊れる心配があります。球技では眼鏡の選手が少ないですが、これは目を保護するためです。ランニングでは、ボールが眼鏡にぶつかる心配がありません。
ランニングとスポーツ眼鏡
ランニングする人が眼鏡を買う場合には、フレームの形に注意してください。スポーツ用のフレームにはずれにくいものがありますから、眼鏡屋の店員に聞いてみてください。
あまり速く走らない人は、普通の眼鏡で構いません。私は普通の眼鏡をつけてランニングしますが、困っていません。健康の維持や運動不足の解消が目的なら、スポーツ用の眼鏡はいらないでしょう。
眼鏡にUV加工を施すと、紫外線対策にもなります。目を守るにはサングラスを使う方法もありますが、UV加工された眼鏡でも効果があります。顔全体が日焼けするのに、眼鏡に覆われた目の周辺だけ日焼けしないかもしれませんが(笑)
ファッションのために、コンタクトレンズにこだわる人は、スポーツ用の眼鏡を1つ持っていてもいいかもしれません。