ランナーが禁酒するべき理由。アルコールはランニングに大きく影響する

公開日:2019/01/25 最終更新日:2020/09/16
ランニング

ランニングしている人は、酒をやめるべきです。ランナーが酒をやめるべき理由は、タイムを追求することだけではありません。この記事では、ランニングをしている人は禁酒するべき理由を紹介します。

ランナーが禁酒するべき理由

太る

ランニングは体重の影響を大きく受けます。重いほど不利ですし、軽いほど有利です。酒を飲むと体が重くなりますから、ランナーは禁酒するべきです。

私は趣味でランニングしているので、ほとんど酒を飲みません。私は好きなものを好きなだけ食べますが、体脂肪率は5%~8%です。この体重は私にとってベストですが、これができているのは酒を飲まないからです。

タイムを速くするために体重を減らしたい人もいますが、それなら酒をやめるのが簡単な方法です。酒は太るだけですから。

 

アルコールを飲みすぎる

ランニングしている人には、ランニングすることで健康に努めているから酒を飲んでも構わないと考えている人がいます。また、ランニングで頑張った自分へのご褒美として酒を飲む人、飲酒による肥満を防ぐ目的でランニングをする人もいます。

まずいことに、ランナーはランニングをしているという大義名分があるので、ランニングの習慣がない人より酒の量が増えます。ランニングで疲れた後は判断力が低下しますから、つい酒を飲むことも多くなります。

酒を飲むことは悪いことではありませんが、酒を毎日飲んでいるとアルコール依存症になりやすくなりますし、咽頭がんなどの危険を高めます。

ランナーはいずれ引退しますが、引退後も酒を飲む習慣は残ってしまうので、ランニングをしない人より健康を失いやすいかもしれません。

スポーツ選手には、現役を引退した直後に太ったり病気になる人がいます。現役のときに体が耐えることができても、引退したら普通の人になるからです。

 

ランニングで胸焼けになる

ランニングで問題になることの1つは胸焼けです。飲酒をすることで逆流性食道炎になると、胸焼けしやすくなります。

逆流性食道炎になると、胃の入り口がうまく閉じることができないので、胃液が食道に逆流して胸焼けになります。アルコールは逆流性食道炎になる原因の1つです。

ランニングで胸焼けする人は、以下の記事も読んでみてください。胸焼けしやすい食べ物は酒とコーヒーですが、他にも注意があります。

ランニングで胸焼けする原因と対策

 

肌荒れやかゆみの原因になる

ランニングしている人は体を酷使していますから、肌に問題がでることがあります。日光や汗による肌荒れが多いですし、エネルギー代謝のためにビタミンを多く消費して、栄養不足になるからです。

アルコールの代謝にはビタミンが必要ですから、ランナーで飲酒をする人はビタミン不足になりやすくなります。私も経験していますが、ランニングがきっかけで肌の調子が悪くなる人も多いです。

ランナーのかゆみの原因に関しては、以下の記事で紹介しましたので参考にしてみてください。アルコールが原因とは限りませんが、原因の1つである可能性はあります。

ランニングやジョギングでかゆくなる原因と対策

 

肝硬変や脂肪肝になる

肝硬変や脂肪肝になるリスクにはいくつかありますが、最大のリスクは飲酒です。多くのアルコールを飲む人は脂肪肝になりやすいですし、飲酒はランニングの健康効果を帳消しにするほどの悪影響があります。

脂肪肝は肥満の人の病気というイメージがありますが、これは違います。痩せている人も脂肪肝になるので、ランナーも油断するべきではありません。

ランニングすると肝臓は鍛えられるかもしれませんが、これは肝臓の運動に関する能力(疲労物質である乳酸の分解)だけです。肝臓のアルコール分解力は変わりません。

γ-gtpとランニング

血液検査の項目の1つにγ-gtpがありますが、これは肝臓にどれくらいの負荷がかかっているかを示す指標です。

飲酒したり脂肪肝になるとγ-gtpの値が高くなりますが、ランニングの疲労によっても高くなることがあります。飲酒とランニングの負荷が同時にかかると、肝臓によくありません。

適度なランニングをしているだけなら、ランニングが肝臓にダメージを与えることはありません。γ-gtpの値を下げるための運動療法の1つはランニングです。

 

ランニングで肛門がかゆくなる(軟便)

ランニングしている人は、肛門がかゆくなることがあります。これは軟便になって、ランニングしているときに直腸内の便が漏れるからです。漏れる便の量は少なくて肛門が汚れる程度です。

軟便のときにランニングやウォーキングすると、肛門がかゆくなったり便で汚れているのを経験したことがあるかもしれません。

アルコールを飲む人は軟便になりやすいですから、ランニングしているときに肛門がかゆくなりやすいです。肛門のかゆみに悩んでいる人は禁酒してみてください。ランニングやウォーキングで、肛門のかゆみを我慢するのは辛いです。

 

食欲がなくなる

ランニングしている人は体力を維持するために、十分な食事をする必要があります。しかし、飲酒は食事を妨げます。

例えば、ランニング後に酒を飲んだら眠くなって、食事をしないで寝てしまうことがありませんか?目が覚めたら深夜になっていて、軽い夕食をとってそのまま寝ることはあるでしょう。

ランニング後の30分~1時間以内に食事すると、効果的に栄養補給ができるとされています。酒を飲むと食欲がなくなるので、食事ができなくなります。飲酒するなら食事の後にしてください。

 

疲労感が強くなる

酒を飲むと疲労感が強くなります。肩こりがしたり、肩こりや首のこりが強くなります。酒を飲むランナーはランニングで疲れるのではなく、飲酒で疲れているのかもしれません。酒を飲むと睡眠の質も悪くなります。

 

空き時間を作る

ランニングしている人は、多くの時間をランニングに費やしています。これは悪いことではありませんが、自分の自由時間が少なくなるはずです。酒を飲まないと、自由時間を増やすことができます。

私は酒を飲んだらすぐに寝てしまいますが、酒を飲まないと1日に2~4時間は自由時間が増えます。これだけの時間があれば、他に有意義なこともできます。

家族サービスをしてもいいですし、他の趣味をしてもいいでしょう。このブログを読むのもおすすめです!たまにはランニングのトレーニングを調べたり、ランニングの映画を見るのもいいですよ。私は暇なときに、ランニングのトレーニングの本を見つけることができました。

 

マラソン大会の前に禁酒しても不十分

マラソン大会の前に限って、禁酒するランナーもいます。しかし、普段から禁酒するべきです。マラソン大会は大きなイベントですが、普段のランニングがメインです。普段のランニングで頑張れなければ、マラソン大会でいい成績は出ません。

 

アルコールはどれくらいランニングに影響する?

アルコールを飲んだ直後にランニングする人はいないですから、アルコールは運動神経に影響しません。また、疲労物質である乳酸とアルコールを分解する酵素は違うので、アルコールが乳酸の分解を妨げることもないでしょう。

アルコールのランニングに対する影響は2つあり、体重が増えてタイムが遅くなること、飲酒によって睡眠や食生活のリズムがずれることです。

私の経験では、体重が1kg増えると5秒/km~10秒/kmほどタイムが遅くなります。体重が2kgも増えると、走っていて遅いと実感するほどです。

睡眠や食生活のリズムがずれると、体の発達や疲労回復に悪影響があります。これは日々のトレーニングの質が悪くなります。トレーニングの本数が減ったり、タイムの伸びも遅れます。

タイムを追求する人は禁酒するべきです。マラソン大会の直前だけではなく、普段からの禁酒がおすすめです。

 

酒を飲むなら

酒が趣味の人もいますし、仕事の付き合いで酒を飲むことはあります。酒を飲むときの注意を紹介しておきます。酒を飲むなら、ポイント練習の前日と当日の夜を避けて下さい。

ポイント練習は体に強い刺激を与えるトレーニングで、苦しくて効果があるものです。ポイント練習にはインターバルトレーニングや閾値走などがあります。

ポイント練習の前日の夜に飲酒すると、酒の影響でポイント練習を頑張れません。ポイント練習の当日の夜に飲酒すると、ポイント練習の効果が薄れます。筋肉や循環器系が発達したり疲労が回復するのは睡眠中ですが、飲酒が睡眠を妨げるからです。

せっかく苦労してポイント練習をしたのに、その頑張りを無駄にすることはありません。

1週間で2回のポイント練習をすると、4日は酒を飲めなくなります。健康とのバランスをとるためにも、これくらいがいいでしょう。

 

おわりに

ランナーが飲酒をやめる動機は、マラソン大会などのタイムが悪化しないようにするためですが、アルコールの害はそれだけではありません。アルコール依存症や不健康になると、致命的な問題になります。ランナーに限ったことではありませんが、飲酒はやめるのがおすすめです。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です