ランニングをする人は脛毛(すね毛)の処理に悩んだことはありませんか?アスリートには脛毛を処理している人がいますし、海外では脛毛などの体毛を処理することが一般的です。
私は趣味でランニングをしている男性ですが、脛毛を処理していません。脛毛を処理しても利点はないですが、脛毛を処理することにはいくつかの問題があるからです。
この記事では、ランナーが脛毛を処理する効果を紹介します。脛毛の処理に興味がある男性のランナーは参考にしてみてください。
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1.ランニングと脛毛の関係
1-1.脛毛とタイムには関係がない
ランニングのタイムと脛毛の有無は関係がありません。脛毛を処理すると、脛毛の重さや空気抵抗がなくなりますが、この影響は小さいのでタイムを改善するほどのものではありません。水泳や自転車などの競技では、水や空気の抵抗を減らすために脛毛を処理することがありますが、ランニングでは不要です。
脛毛とは違いますが、髪型もタイムに影響することはありません。スキンヘッドのアスリートはほとんどいないですから、坊主にする必要はありません。
私は髪の毛が多いですが、散髪をしてもタイムが変わらないことを実際に経験しています。散髪すると空気抵抗が減ってタイムが伸びそうですが、そんなにうまくはいきませんでした。
1-2.肌荒れの原因になるかもしれない
私はアトピーで乾燥肌の体質ですが、脛毛などを処理すると肌が荒れることを経験していますし、体毛を抜いた場所は汗でかゆくなることがあります。肌が弱いランナーが脛毛を処理する際には、少しずつ様子を見ながらにすることがおすすめです。
1-3.ランニング以外で不都合がある?
男性は脛毛を処理しないことが一般的ですから、夏にハーフパンツを履く人が脛毛を処理すると、ランニング以外の場面で恥ずかしいかもしれません。もちろん、脛毛を処理することは悪いことではありませんし、個人の好みです。しかし、他の男性が脛毛を処理していないのを見ると、自分に違和感を感じるかもしれません。
1-4.脛毛を処理すると虫に刺されやすくなる?
脛毛を処理することで問題になりそうなことは、蚊などに刺される可能性が高くなるかもしれないことです。
脛毛や産毛などの体毛の役目の1つは、蚊などの虫が肌についたときにそれに気づくことで、虫に刺されることを防ぐことだとされています。脛毛は足にだけありますが、体のほとんどの部分は産毛に覆われています。
産毛でも虫が肌についたことを感じることはできますが、脛毛を処理すると産毛も処理することになるので虫に気づかなくなるかもしれません。
脛毛を処理する際には、脛毛のボリュームを減らす程度にとどめておくと、産毛を残すこともできます。男性は脛毛が少し生えていても、その外観が悪くなることはありません。
脛毛を処理する男性は脛毛を処理するためのうまい方法や脛毛を処理することで起きる問題に関して、女性に聞いてみることがおすすめです。
2.おわりに
私は脛毛を処理しないようにしていますが、脛毛に関しては個人の好みですから好きにして下さい。私は他人の脛毛に興味がありませんし、他の人も同じでしょう。自分の脛毛を気にするのは自分だけかもしれません。
海外の人は脇や脛毛などの体毛を処理することが一般的ですが、日本人はこれをまねする必要はありません。海外のマラソン大会に参加する際には、海外の文化にあわせて体毛を処理してもいいでしょうが、日本でランニングをするなら体毛の処理は不要です。
脛毛を残したいけど他人の目が気になる人には、ランニングタイツをおすすめします。ランニングタイツを履くと、脛毛が他人から見えなくなります。
2-1.マラソン大会などの直前に脛毛を処理しないこと
脛毛を処理するきっかけはマラソン大会などに出場することかもしれません。マラソン大会などに参加する際には、その直前に新しいことをしないことがおすすめです。
例えば、脛毛を処理して肌がかゆくなるとランニングに問題がでます。これは脛毛の処理に限ったことではなく、ランニングシューズなども同じです。
新しいランニングシューズをマラソン大会でいきなり履くと、靴ひもがすぐにほどけて走ることができないことがありますし、クッションが違うのでスピードの感覚が狂ってしまうことがあります。
以下の記事で、マラソン大会で新しいランニングシューズを履くときの注意点を紹介しましたので、参考にしてみてください。