ランニング中の頭痛の原因と対策。ランニングをしているときの頭痛は危険

ランニングをしていると頭痛になりませんか?ランニング中の頭痛は、脳の血管や循環器系の危険信号かもしれません。頭痛を無視してランニングをすると、脳梗塞などの事故につながる可能性もあります。

この記事では、ランニング中に頭痛がする原因と対策を紹介します。

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1.ランニングの頭痛の原因と対策

1-1.水分補給に注意すること

ランニングで水分補給に失敗すると頭痛がします。水分補給の失敗には2つあり、脱水症状と水分の過剰摂取です。

脱水症状

ランニングで多くの汗をかいてから頭痛がする人は、脱水症状になっている可能性があります。

ランニングの際中に水分補給をすると、頭痛を改善できる可能性がありますが、ランニングを中断するほうが安全です。脱水症状になってからでは、水分補給が間に合わない可能性がありますし、ランニングを続けると症状が悪化するからです。

暑い時期に限って頭痛がする場合には、水分補給に失敗していると思います。

 

水分の過剰摂取

ランニングの前に過剰な水分をとると、頭痛がすることもあります。ランニングの前に水分をとるのは構いませんが、200ml程度で十分です。飲もうと思えば500mlほどを飲むことはできますが、やめたほうがいいでしょう。

私はランニングの前に水分を飲みますが、コップ一杯程度にしています。頭痛を防ぐ意味もありますが、それほど多くの水分を必要としないからです。

ランニングの前に水分をとるのであれば、スポーツドリンクを飲むようにしてください。これは熱中症を防ぐのにも役立ちます。

 

1-2.熱中症

熱中症になると頭痛がします。熱中症になると水分補給をしても頭痛がおさまらないので、ランニングを中止する必要があります。熱中症になる時期は暑い時期に限られていますから、熱中症が原因ならすぐにわかるでしょう。

 

1-3.ランニングに慣れていないこと

ランニングの初心者に限っては、頭痛の原因は体がランニングに慣れていないことかもしれません。この場合には、ランニングを継続すると体が慣れて頭痛にならなくなりますので、軽いランニングを続けるようにしてください。

ランニングに慣れていても、フルマラソンや長距離のランニングに体が慣れていない可能性はあります。この場合には、長距離のランニングを続けると、体が慣れます。

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1-4.無理をしないこと

ランニングしているときに頭痛がしたら、無理をしないでください。ランニングの死亡事故で多いものは脳と心臓の循環器障害です。頭痛は血管のアラートかもしれません。

ランニングでは、苦しさや辛さに耐えることが必要かもしれませんが、頭痛を我慢するべきではありません。足や膝の痛みと異なり、頭痛は生死にかかわる可能性があるからです。

頭痛がしたらランニングを中止するだけでなく、頭痛がする日にはランニングをしないでください。ランニングやトレーニングを数日間控えても問題はありません。休養日のスケジュールがずれますが、影響はその程度です。

私はランニングで頭痛が始まったらランニングを中断するようにしていますし、頭痛がする日にはランニングをしません。

 

1-5.痛み止めを使わない

ランニングに熱心な人は、足や膝の痛みに対して痛み止めを使うことがありますから、頭痛に対しても痛み止めを使うかもしれません。しかし、痛み止めを頭痛に使うべきではありません。

痛み止めを飲むと頭痛が消えて無理ができるようになるので、危険なレベルまで頑張ってしまうことがあります。足や膝を故障しても死にませんが、脳に損傷が起きると死ぬ可能性があります。

 

1-6.ランニングの時間帯を変える

ランニング中の頭痛の原因は、ランニングの時間帯かもしれません。

体は早朝にうまく機能しないので、早朝にランニングすると頭痛になることはあります。また、起床してしばらくは血液がドロドロで流れにくくなっています。血液の循環が悪いことが、頭痛の原因かもしれません。

午前中のランニングで頭痛がする人は、午後や夜にランニングしてみてください。私は14時~19時にランニングをしていますが、頭痛になりません。ほとんどの人に当てはまると思いますが、この時間帯には体が動かしやすくなります。

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2.おわりに

ランニングは頭痛がする運動ではありません。頭痛の原因は頑張りすぎと思うかもしれませんが、頭痛の原因は頑張りではなく体調不良です。心配であれば、脳の健康診断を受けるのも選択肢の1つです。肥満や高血圧などの病歴によっては、脳の血管に異常が起きている可能性もあります。

 

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