夫婦でする趣味にはランニングがおすすめです。ランニングは健康にいいですし、2人の時間を簡単に作ることができるからです。
夫婦でランニングするときに問題になることは、どちらかの運動能力に合わせる必要があることです。速い人が遅い人に合わせると、不満がたまって続かなくなります。夫婦の趣味としてランニングするなら、この問題を解決する方法が必要です。
この記事では、夫婦の趣味としてランニングをおすすめします。また、運動能力が違う2人がうまくランニングする方法を紹介します。
夫婦で一緒にする趣味にはランニングがおすすめの理由
共通の目標ができる
夫婦が幸せになる方法の1つは目標を共有することです。同じものを目指すと、2人の結びつきが強くなります。
夫婦の共通の目標には子育てなどもありますが、これは子供が小さいうちに限られます。親の手がかかるのは子供が小さいときだけで、子供が小学生の高学年や中学生にもなると、親の手はかかりません。
夫婦で共有するランニングの目標には、成果や進歩が見えるものがおすすめです。例えば、以下のような目標を設定してみてください。
- 肥満や運動不足を解消する
- 健康診断の数値を改善する(血圧など)
- 10km走やハーフマラソンに出場する
- 体力を上げる(走れる距離を伸ばす)
過ごす時間が長い
共働きの夫婦は一緒に過ごす時間が少ないので、意識的に2人の時間を作る必要があります。夫婦が1日に30分から1時間のランニングをすると、2人の時間を作ることができます。
ランニングを趣味にすると、それから数年間はランニングに多くの時間を費やすようになりますから、ランニングと夫婦の時間を兼ねたらいいと思います。ランニングが終わってから、一緒に喫茶店に行ってもいいでしょう。
自分に集中できる
夫婦で共通の趣味があるのは素晴らしいことですが、2人の会話が多すぎると男性にとっては辛いかもしれません。しかし、ランニングなら2人の会話が少ないですし、お互いに自分のことに集中できます。
女性は会話を長く続けることができますが、男性はこれができません。男性は仕事や趣味などの共通のトピックなら会話ができますが、とりとめのない会話を続けることが苦手です。ランニングの際中には会話をしないので、男性はやりやすいです。
女性は会話を目的にお茶会をすることがありますが、男性はお茶会をしません。男性は共通の趣味で集まることはありますが、一緒に趣味をすることがメインです。
夫婦でランニングするときの注意
ゆっくり走る
男性と女性には体力に差がありますから、男性が女性に合わせるべきです。
ランニングが趣味の男性は速く走ることができるので、足が遅い女性に合わせると不満を感じることがあります。この場合には、夫婦でするランニングはポイント練習でなく、つなぎのランニングにしてください。
つなぎのランニングのペースは遅いので、男性は女性に合わせても不満になりません。つなぎのランニングの速度は6分/kmで十分ですし、女性もついていけます。
トレーニングと趣味のランニングを両立する
夫婦でランニングしても、夫が本格的なランナーで妻は趣味のランナーかもしれません。この場合には以下の方法によって、夫の本格的なランニングと妻の趣味のランニングを両立できます。
以下では、夫は妻より足が速いと仮定していますが、妻が夫より足が速いこともあるでしょう。
トレーニングは1人でする
閾値走やインターバルトレーニングなどは1人でするのがおすすめです。トレーニングを夫婦でする必要はありませんし、運動能力が異なる2人が同じトレーニングをすることは無理です。
最初にトレーニングする
足が速い夫が以下のようなトレーニングをすると疲れるので、その後に妻とゆっくりランニングしても気にならないでしょう。夫は疲れ切ってしまうので、妻に置いて行かれるかもしれません!
- 200m×10のインターバルトレーニング(設定タイムは30秒~36秒、休憩15秒)
- ウィンドスプリント
- 1kmのタイムトライアル(設定タイムは3分~3分30秒)
別々の距離をランニングする
夫と妻で別々の距離をランニングする方法もあります。
例えば、夫婦が一緒に8kmのランニングをして、夫だけが全力でプラス2kmのランニングをする方法もあります。全力で2kmのランニングをすると、十分なトレーニングになります。
夫婦で使える時間が違う場合には、この方法を試してみてください。
おわりに
夫婦でランニングするなら、最初の目標は10km走やハーフマラソンがおすすめです。女性にとってフルマラソンをすることは辛いですが、10km走やハーフマラソンならできます。
多くの自治体が10km走やハーフマラソンの大会を開催していますから、夫婦で地元の大会にエントリーすることも考えてみてください。