ランニングシューズを交互に履いてもクッションは回復しないし、寿命も伸びない

ランニングシューズに休息期間を与えたり、複数のランニングシューズを交互に履くと、クッションが回復したり寿命が伸びると考えていませんか?これらの方法では、ランニングシューズの寿命を延ばすことはできません。

この記事では、ランニングシューズを交互に履いたり休息期間を与えても、効果がない理由を紹介します。ランニングを趣味にしている人は参考にしてみてください。

 

1.ランニングシューズを交互に履いても寿命が伸びない理由

ランニングシューズを交互に履いたり、ランニングシューズに休息期間を与えると、1足あたりの寿命が伸びるという考えがあります。しかし、これらは以下の理由で間違っています。

 

1-1.ランニングシューズのすり減りは変わらないから

ランニングシューズはクッションとアウトソールなどのソールで構成されていますが、ソールのすり減りが休息によって回復することはありません。ほとんどのランナーは経験的に知っているでしょうが、アウトソールが回復したことを見たことはないでしょう。

ランニングシューズの寿命は、クッションの劣化とソールのすり減りのどちらかひどいほうで決まります。ソールが回復しなければ、ランニングシューズの寿命が伸びることもありません。

 

1-2.クッションが回復しないから

ランニングシューズにはクッションが使われていて、ランニングシューズに休息を与えるとクッションが回復するという考えがあります。確かに、クッションが多少は回復するかもしれませんが、ほとんど回復しないかもしれません。

生物の体と異なり、クッションは新陳代謝がないので自然に回復しません。時間が経過すると多少は回復するかもしれませんが、回復がどれくらいかを知ることはできないので、クッションの回復をあてにしないほうがいいでしょう。

試しに、使わなくなったランニングシューズをしばらく放置してから、そのランニングシューズを履いてみてください。クッションが回復しないことを感じます。

 

1-3.足への負担は小さくならないから

ランニングシューズは足や膝への負担を小さくするためのものですが、アウトソールやクッションが回復しないので、足や膝への負担が小さくなることはありません。

 

2.私の経験

私は趣味でランニングをしていますから、その経験を紹介します。

私は2足のランニングシューズを交互に履いていて、雨の日には古いランニングシューズを、晴れた日には新しいランニングシューズを履きます。
雨の日の翌日に新しいランニングシューズを履いても、クッションが回復したと感じません。

ランニングシューズのクッションは、私が感じないレベルで回復しているかもしれませんが、効果を期待することができない程度なら役に立ちません。

クッションが数%でも回復するなら十分と考えるかもしれません。しかし、この程度の効果は数百メートルしか続かないでしょう。数kmのランニングでは、クッションの回復の効果はないといえます。

 

3.ランニングシューズを交互に履くときの注意

ランニングシューズのクッションを回復させるために、ランニングシューズを交互に履いても構いませんが、以下の注意をすることがおすすめです。

  1. ランニングシューズを交互に履いて休息期間を与えたとしても、その寿命が伸びると思わないでください。
  2. クッションの回復効果をあまり期待しないでください。少しは効果があるかもしれないと考えておいたほうが無難です。
  3. ランニングシューズを適切なタイミングで買い替えてください。ランニングシューズの寿命は800km~1000kmですが、この距離を超えてランニングシューズを履くと、足を痛めることにつながります。

ランニングシューズの回復を期待するより、ランニングシューズの走行距離を意識するべきです。ランニングシューズには安いものもありますから、数か月に1回の頻度で買い替えても、その費用はあまり問題にならないでしょう。
例えば、以下のランニングシューズはあまり高くありません。

 

4.おわりに

ランニングシューズの寿命に関しては、自分で検証することがおすすめです。ランニングシューズの寿命は1000kmほどですが、それには個人差があります。

 

4-1.革靴を交互に履く理由

ランニングシューズとは違いますが、革靴は交互に履いたほうが良いとされています。この理由は、革靴は通気性が悪いのでカビが発生しやすく、交互に履くことで革靴に休息期間を与えると、革靴の湿気を抑えることができるからです。

ランニングシューズを交互に履いたほうが良いというのも、この考え方を応用したものかもしれません。
しかし、ランニングシューズは通気性が高いのでカビが生えにくいです。また、革靴の使用期間は数年程度ですが、ランニングシューズの使用期間は数か月程度ですから、カビを心配する必要もありません。カビが生えるまでにその寿命に達するでしょう。

もちろん、カビの発生を防ぐ方法でクッションを回復することはできません。

 

4-2.ランニングシューズの寿命は800km~1000km

ランニングシューズの寿命は走る環境やランナーの体重などによって決まりますが、800km~1000kmほどです。ランニングシューズに休息期間を与えたとしても、この寿命が1000kmを超えることはありません。

私は経験していますが、走行距離が1000kmのランニングシューズを履くと、ウォーキングをするだけで母趾球が痛くなります。これはランニングシューズに十分な休息期間を与えた場合も同じです。参考までに、私の身長は181cm、体重は62kgであり、体重が重いわけではありません。

ランニングシューズの寿命に関しては、以下の記事で紹介しました。
ランニングシューズの寿命に関してはいろんな考えがありますが、私の考えも参考にしてみてください。

ランニングシューズの寿命は800km?体重が60kg、月間走行距離が200kmの場合

 


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