坂道ランニングは消費カロリーが増えないし、ダイエットに向かない

ダイエットをしたり消費カロリーを増やしたい人は、坂道ランニングに興味がありませんか?坂道ランニングは平地のランニングより消費カロリーが高いといわれていますが、この差はほとんどありません。

ランニングの消費カロリーには2つの意味があり、距離あたりの消費カロリーとトータルの消費カロリーです。
坂道ランニングは坂道を上るときに重力に逆らうので、距離あたりの消費カロリーは平地のランニングより多くなります。しかし、トータルの消費カロリーに関しては、平地のランニングが坂道ランニングより多くなります。これは、坂道ランニングが辛いので長い距離を走れないからです。

この記事では、坂道ランニングは平地のランニングより距離あたりの消費カロリーが多いこと、トータルの消費カロリーが少ないことを紹介します。
ダイエットなどを目的とする場合には、坂道ランニングをするべきではありません。

 

1.坂道ランニングがダイエットに向かない理由

1-1.消費カロリーはそれほど多くないから

平地のランニングと比べると、坂道ランニングは距離あたりの消費カロリーが多くなりますが、その量は数%であり平地のランニングとほとんど変わりません。

坂道ランニングで消費カロリーが増える理由は、坂道を上るときに重力に逆らうための余分なエネルギーが使われるからです。この余分なエネルギーは以下のようになります。

  • 0度(平地):0%(すべてのエネルギーが前進に使われる)
  • 5度の坂道 :約9%
  • 10度の坂道:約17%
  • 90度の坂道:100%(すべてのエネルギーが重力に逆らうことに使われる)

仮に5度の坂道をランニングすると、0度の平地をランニングするより距離あたりの消費カロリーが約9%増えます。

 

1-2.長い距離を走れないから

ランニングの消費カロリーは距離[km]×体重[kg]で計算されますから、この消費カロリーを増やすには距離を増やす必要があります。しかし、坂道ランニングは辛いですから長い距離を走ることができなくなり、ランニングのトータルの消費カロリーは少なくなります。

例えば坂道ランニングをするとして、距離あたりの消費カロリーが5%増えて、走る距離が半分になったとすると、トータルの消費カロリーはほぼ半分です。

私はランニングを趣味にしていますから、坂道ランニングと平地のランニングの両方の経験があります。私は平地なら10km以上を休まずに走ることができますが、5kmの坂道のランニングをする自信はありません。頑張れば10kmの坂道を走ることはできますが、必要な時間は1.5倍くらいになると思います。

 

1-3.足や膝への負担が大きいから

ダイエットをしたり消費カロリーを増やすことに興味がある人は、肥満の人や体重が重い人が多いでしょう。
肥満や体重が重い人は、足や膝への負担が大きい坂道ランニングをするべきではありません。ダイエットをする前に足や膝を痛めるからです。

体が軽いランナーやアスリートは、運動能力を高めるために坂道ランニングをしていますが、この頻度は週に1回程度です。また、走り慣れた人でも、毎日坂道ランニングをすると足や膝を痛めます。

体の負担の点からも、坂道ランニングはダイエットに向きません。

 

2.おわりに

坂道ランニングは平地でのランニングと比べると、距離あたりの消費カロリーが増えます。しかし、その増える割合は小さいですしトータルの消費カロリーは少なくなりますから、坂道ランニングはダイエットに適していません。

坂道ランニングをするために車や電車などで移動するくらいなら、その時間を使って家の周りをランニングしたほうが効率的です。
例えば、坂道ランニングをして距離あたりの消費カロリーを数%増やすより、ランニングの時間を数%増やしたほうが簡単です。

 

2-1.坂道ウォーキングの効率も低い

坂道ランニングが駄目なら、坂道ウォーキングが良いのではないかと思うかもしれません。しかし、坂道ウォーキングの消費カロリーは平地のランニングより少ないです。

ウォーキングの消費カロリーはランニングの約0.7倍です。この理由は、ランニングでは体が空中に浮いて余分なエネルギーが使われるのに対し、ウォーキングでは体が空中に浮かないためです。

ウォーキングの消費カロリーがランニングの約0.7倍しかないので、5度や10度の坂道でウォーキングしても、その消費カロリーは平地のランニングより少なくなります。

 


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