子供の足が遅い原因と、足を速くする練習

公開日:2018/08/22 最終更新日:2020/07/24
ランニング  トレーニング

小学生や中学生、高校生で足が遅い子供を持つ親は、子供の足を速くしたいと思いませんか?マラソン大会や運動大会で子供が苦戦するのを見るのは辛いですし、子供が自信をなくしたり苦手意識をもつきっかけになります。

子供の足を速くする方法は簡単であり、いくつかのトレーニングをするだけです。ほとんどの子供はランニングのトレーニングをしていないですから、少しのトレーニングをするだけでも有利になります。

この記事では、子供の足の遅さを克服する方法を紹介します。小学生や中学生、高校生の子供をもつ親は参考にしてみてください。

子供の足が遅い原因

トレーニング不足(運動不足)

足が遅い最大の原因はトレーニング不足です。トレーニングが不足すると筋力が弱いだけでなく、走り方がわかりません。

 

肥満・体重が重い

肥満はランニングに決定的な悪影響を及ぼすので、太っているのに足が速いというのは不可能です。肥満の場合には肥満を解消する必要があります。

肥満とまではいかなくても、柔道などをしている生徒は体格がしっかりしていて、ランニング向きではありません。この場合もトレーニングをすれば、ランニングの成績を大きく上げることができます。

肥満を解消するには、3km~5kmのランニングを続けるべきです。

 

ランニングフォーム

子供の走り方が明らかに悪い場合には、ランニングフォームを改善するべきです。しかし、ランニングフォームは足が遅い原因ではありません。

これらは外見から見えるので、足が遅い原因だと勘違いする人もいます。しかし、足が遅い原因は筋力など体の内側のものです。

ランニングフォームはタイムが向上するに伴って自然に改善(効率化)するものであり、ランニングフォームだけを改善しても効果はありません。

ランニングフォームを改善するには、レペティションをする必要があります。

 

遺伝・才能・運動神経

遺伝や才能、運動神経などもありますが、これらはインターハイなどの本格的な大会で勝つために必要なものであり、体育の授業や校内マラソン大会などでは不要です。

校内のマラソン大会で上位に入賞する程度なら、必要なものはトレーニングです。陸上部の学生に勝つことはできなくても、他の運動部の学生より速くなることはできます。

1つだけ注意があります。親が運動音痴だった場合、それが子供に遺伝することはあります。それは教え方が悪いからであり、遺伝子のせいではありません。興味がある人は以下の記事を読んでみてください。

運動音痴が遺伝する理由は、教え方が悪いから

運動音痴を自覚している親は、この記事を参考にして子供に教えてあげてください。

 

親ができること

正しいトレーニングを教える

小学生や中学生の子供がトレーニングの方法を探すのは無理ですが、親ならインターネットや本などで方法を探すことができます。親が正しいトレーニングの方法を調べて、子供に教えてあげてください。

 

肥満の解消を手伝う

足が遅い原因が肥満なら、親にはその肥満を解消する責任があります。肥満の原因は食事や生活習慣ですから、子供が自分で痩せるのは無理です。

足が遅いこととは違いますが、私は小学生のころに算数の割り算の筆算ができなくて、算数に苦手意識を持ったことがあります。

私が母に相談したところ、母は私に筆算のやり方を教えてくれたり、練習問題を作って勉強につきあってくれました。数時間のことでしたが、私は筆算を完全に習得しただけでなく苦手意識も克服できました。

子供の足が遅いことも同じであり、親が介入すれば解決できます。

 

やる気を起こさせる

足が遅い子供は走ることが嫌いかもしれません。コンプレックスを持っていたり、運動が好きでないこともあります。この場合には、親は子供にやる気を起こさせる必要があります。

子供のやる気を起こさせるには、ランニングのタイムを記録するようにしてください。子供は自分の成長を感じると、ランニングを好きになります。タイムは2週間もすれば伸びますから、最初の2週間の我慢です。

子供がまったくやる気を持たないなら、親はゲームやおもちゃを与えてみてください。子供の足が速くなったら、ご褒美としてゲームを買ってあげるなどです。

子供はゲームが欲しくて頑張るでしょうが、タイムが伸びて成長を感じればランニングが好きになります。

 

子供の足を速くする練習方法

子供が小学生や中学生、高校生なら、3km~5kmのランニングとレペティションをおすすめします。

 

3km~5kmのランニング

3km~5kmのランニングをすると、持久力を鍛えることができます。また、体重が重い子供には、ダイエットの効果もあります。

1kmでは距離が足りませんし、10kmはやりすぎです。また、小学生や中学生の子供には10km走のタイムを計る機会がないので、体育の成績として評価されません。

親が子供と一緒に走るのもおすすめです。親は運動不足を解消できて、子供は安全を確保できます。3kmや5kmのランニングの時間は15分~30分ですから、毎日走ることもできます。

 

レペティション

レペティションは、休憩と短い距離を速いペースで走ることを繰り返すものです。これは陸上の選手なども行うトレーニングであり、スピードを向上させることができます。以下のものがおすすめです。

  • 100m×10:100%の力で走る。休憩は20秒から40秒
  • 200m×10:辛いスピードで走る、休憩は20秒
  • 400m×5:辛いスピードで走る、休憩は40秒

レペティションをすると、正しいランニングフォームが身につきます。速いランニングを繰り返すうちに、速く走る要領がわかってくるからです。

設定タイムは子供の体力に合わせてください。足が遅い子供であれば、200mを40秒~50秒で走るかもしれません。

 

インターバルトレーニング

足が遅い子供の目標が3km~5kmのレースなら、インターバルトレーニングが必要です。インターバルトレーニングは速いランニングと休憩を繰り返して、最大酸素摂取量VO2Maxを鍛えるものです。

子供にインターバルトレーニングは必要ないと思いますが、興味がある人は調べてみてください。インターバルトレーニングは子供の足が速くなって、もっと速くなりたい場合にすれば十分です(上級者)。

 

トレーニングの頻度

毎日走る必要はなく、週に1回か2回のレペティションと、3kmや5kmのランニングを3日すれば十分です。2週間ほどで効果が現れ始め、3か月程度で十分な効果が得られます。

学習塾やゲームなどで1日に数時間を費やすなら、ランニングに1日に30分くらいはかけてもいいでしょう。勉強したことは忘れるかもしれませんが、苦手意識は生涯忘れません。

 

ランニングシューズ

この記事で紹介した方法で練習するなら、ランニングシューズを履いてください。ランニングシューズを履かないでランニングすると、足を痛める可能性があります。

高級なランニングシューズは不要で、初心者用のランニングシューズで十分です。子供のサイズでおすすめのランニングシューズをいくつか紹介します。

私はこれらの大人用のランニングシューズを履いていますが、満足しています。

 

筋トレは必要ない

筋トレしなくても子供の足は速くなります。筋トレするくらいなら、実際に走るようにしてください。走ると実用的な筋肉を鍛えることができるので、筋トレにもなります。

例えば、レペティションをしてみるとわかりますが、慣れないと筋肉痛になります。これは速いスピードで走ることで、普段は使われない筋肉が使われたからです。

 

おすすめの目標

子供の足を速くするのに、おすすめの目標をいくつか紹介します。ランニングには多くの距離がありますが、授業や学校の運動大会に関係がない距離をする必要はありません。

 

1500mか1000m(新体力テストの持久走)

子供の足を速くするなら、中学生や高校生の体力テストでいい成績を出すことを目標にしてもいいでしょう。

中学生や高校生の体力テストには持久走がありますが、男子は1500m、女子は1000mのタイムで評価されます。これらの持久走で最高の点数をとるには、男子が1500mを4分59秒以下、女子が1000mを3分49秒以下で走る必要があります。

私は1983年生まれの男性ですが、1500mは4分50秒くらいで走れます。

1500mを走るペースは400mのレペティションと同じです。400mを80秒で走るレペティションを繰り返せば、1500mのタイムは320秒になります。

 

100m・400m

これらは学校で走る機会が多いので、子供が活躍する機会も多いです。リレー競争では、400mを走ることが多いです。

おすすめの練習は100mのレペティションと、3kmや5kmのランニングです。100mや400mの練習に、3kmや5kmを走る必要はないと思うかもしれませんが、これは疲労を回復したり故障を避けるためです。

 

おわりに

子供が足の遅さについて悩んでいる場合には、親が子供を助けてください。苦手意識を克服するといい経験になります。

足が遅いなどのコンプレックスは成長の強い動機づけになります。足が速かったり普通の速さの場合には、コンプレックスがないので成長することもありませんが、足が遅い場合には悔しさや恥ずかしさなどが成長の動機になります。

苦手意識を克服するだけでなく、他の子供より優れる機会になるかもしれません。私は苦手意識を克服したことが何度かありますが、いい思い出です。


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