引きこもりやニートのネットを解約するのは危険?自立を促すことに使うべき

引きこもりやニートの家族は、ネットを解約することで引きこもりやニートに自立を促そうとしていませんか?これは危険ですからやめるべきです。もちろん、引きこもりやニートへの懲罰としてネットの解約をすることは間違いです。

引きこもりやニートが起こす事件がニュースで報じられることがありますが、その原因の1つはネットの解約です。引きこもりやニートの家族は、引きこもりやニートの自立を促すためにネットを解約するのでしょうが、これは深刻な副作用を引き起こす可能性があります。

この記事では、引きこもりやニートのネットをいきなり解約するべきでない理由と、ネット解約を使って引きこもりやニートに自立を促す方法を紹介します。引きこもりやニート本人やその家族は参考にしてみてください。

1.引きこもりやニートのネットを解約してはいけない理由

1-1.悪い刺激を与えるから

引きこもりやニートの事件がニュースで報道されることがありますが、きっかけになることの1つがネットの解約です。一般の人にとって、ネットを解約することは大したことではありませんが、引きこもりやニートには大きな問題です。

引きこもりやニートがネットを解約されることを極端に嫌う理由の1つは、ネット依存症やゲーム依存症になっているからです。一般の人には学校や仕事などがありますから、インターネットは生活の一部にすぎませんが、ネット依存症やゲーム依存症になっている人にとっては、インターネットがメインの世界です。

ネット依存症やゲーム依存症になっていない引きこもりやニートに限っては、ネットを解約しても問題がないかもしれません。

 

1-2.ネット依存症やゲーム依存症の状態は正気でないから

引きこもりやニートがネット依存症やゲーム依存症になっていると、ゲームやネットに異常に執着しますし、暴力を使ってでもそれを守ろうとします。ネット依存症やゲーム依存症の人が他人に危害を加えるとは限りませんが、インターネットやゲームをすることができなくなると、暴発する可能性もあります。

誤解のないように補足しておきますが、ほとんどの引きこもりやニートは家族には迷惑をかけるでしょうが、他人に迷惑をかけることはありません。

 

ゲーム依存症やネット依存症の治療には、細心の注意が必要

ゲーム依存症やネット依存症の治療をするには2つの場合があり、本人が自発的に依存症を克服する場合と、親や医師などの他人が介入する場合です。他人が介入する場合には、医師などの専門知識と経験をもつ人が行います。本人の意向を無視して、いきなりゲームやインターネットを遮断することはないでしょう。

この意味でも、家族が引きこもりやニートの意向を無視して、ネットを解約するのは間違いです。

 

荒療治や強硬手段はうまくいかない

引きこもりやニート、ゲーム依存症やネット依存症に対する理解は進んでいないので、世間には無責任で短絡的な考え方があります。
例えば、引きこもりやニートを自立させるには、パソコンを没収したりネットを解約するだけで十分であり、荒療治が効果的という考え方があります。しかし、これらの考え方は引きこもりやニート、依存症を知らない人の考え方です。

ネット依存症やゲーム依存症に限ったことではありませんが、荒療治で解決する依存症はないか、深刻な副作用を伴います。インターネットには荒療治の成功例が多く見られますが、実際にはそれ以上の失敗例があるでしょう。

 

2.ネット解約を口実に、引きこもりやニートに自立を促す

ネット解約を使って引きこもりやニートに圧力を与えるのではなく、自立を促すべきであり、以下の方法を参考にしてみてください。

 

2-1.ネットを解約する猶予期間を与える

引きこもりの親や家族が、引きこもりやニートにネット解約を伝えるときには、1年程度の猶予を与えるようにしてください。

1年程度の期間があれば、引きこもりやニートが新しいことを試すことができますし、多少の収入を得ることもできるでしょう。1年は長く感じるかもしれませんが、性急に物事をすすめると引きこもりやニートから強い反発を受けますし、家族の関係を壊すきっかけにもなります。

 

2-2.引きこもりやニートは徐々に自立する

引きこもりやニートは収入を得て自立するかもしれませんが、それは徐々に進むものです。引きこもりやニートが数か月で自立すると思わないでください。

引きこもりやニートの状態が数年間続いていると、就職活動をすることは難しいですし、仕事が長く続かないかもしれません。1年目はアルバイトとして、2年目からフルタイムで働くようにするなどの配慮が必要です。

 

インターネットで収入を得る?

私は引きこもりやニートが社会復帰するより、インターネットで収入を得る方法を探すべきだと思っています。この場合でも、それが軌道に乗るには数年程度がかかるでしょう。
例えば、最初の1年で月収3万円程度、3年で月収15万円になるなどです。このスピードは遅いですが、将来的には引きこもりやニートが自分で生きていける収入を得ることもできます。

 

3.おわりに

引きこもりやニートのネットをいきなり解約すると、深刻な副作用が起きる可能性がありますから注意してください。強硬手段を使うより、徐々に自立を促す方法が現実的でうまくいきます。

 

3-1.経済的に困窮している場合

ネットを解約する理由が経済的な困窮の場合には、どうしてもインターネットを解約する必要があるかもしれません。その場合には、格安SIMを使ったインターネットを使うことがおすすめです。

格安SIMの毎月の通信費は1000円程度ですし、通信速度は遅いですが引きこもりやニートにインターネットを与えることができます。

 

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