不登校は引きこもりやニートになる?危険な兆候と予防する方法

不登校の子供をもつ親は、子供が将来的に引きこもりやニートになるか悩んでいませんか?不登校を経験した人が引きこもりやニートになるとは限りませんが、その可能性は他の子供より高いです。

不登校を経験した子供が引きこもりやニートになる可能性が高い理由は、うつ病や不安障害などの精神病になっているかもしれないこと、社会に復帰するきっかけをつかめずに問題が長期化すること、就職活動に失敗することです。これらに該当するとき、不登校を経験した子供は引きこもりやニートになるかもしれません。

この記事では、不登校を経験した子供が引きこもりやニートになる兆候と、引きこもりやニートになることを防ぐ方法を紹介します。私は中学生の頃に不登校でしたが、この記事はその経験に基づいています。

 

1.不登校の子供が引きこもりやニートになる兆候

1-1.精神病になること

不登校になることは大した問題ではありません。偏差値が高い高校や大学に進学できないかもしれませんが、社会人になることはできますし、幸せに生きることもできます。

最も大きな問題は不登校の子供が精神病になることです。うつ病や不安障害などにかかると、学校に行けなくなるだけでなく、学校を卒業してからその後の一生に深刻な悪影響を与えます。
例えば、不安障害の1つである社会不安障害(SAD)は社交不安障害とも呼ばれる対人恐怖症ですが、これにかかると就職活動をしなくなったりすることがあります。社会で生きていくには人間と付き合う必要がありますが、それができなくなります。

 

対策

不登校の子供をもつ親は、子供が精神病を発症しないか注意深く見守ってください。うつ病や不安障害などの精神病は10代に発症する可能性が高いこと、不登校や入学試験などの深刻なストレスを感じる時期に発症する可能性が高いことが知られています。不登校の子供はこれらの条件をすべて満たします。

もし、子供が精神病を発症した場合には、必ず治療を受けさせてください。素人の親が治療の必要性を判断することは間違いであり、医師に聞くべきです。

 

1-2.進学しないこと

中学校や高校で不登校になった人は、不登校を終わらせる機会がいくつかありますが、その1つは進学することです。進学すると周りの生徒との関係がゼロに戻りますし、まったく新しい環境ではうまくやっていける可能性があります。

学年が上がって進級した際に不登校を終わらせることができなかったとしても、そのこと自体は問題ではありません。進級は不登校を終わらせるきっかけの1つですが、進学に比べるとインパクトが小さいので、不登校を終わらせるほどの力はありませんし、気にしなくてもいいでしょう。

 

進学しないと、不登校を終わらせるきっかけがつかめない

進学しない場合には、不登校を終わらせるきっかけをつかむことができずに、そのまま長期化する可能性があります。
これは不登校に限ったことではありません。引きこもりやニートも社会復帰するきっかけがないために、長期化したり高年齢化することがあります。

 

対策

不登校を経験した人は進学することをおすすめします。進学は不登校を脱出するきっかけになりますし、社会のレールに乗ることになるからです。レールに乗るというのは保守的でいい響きはありませんが、引きこもりやニートになるより安全です。

以下の記事で、不登校や引きこもり、ニートの人が大学に進学するべき理由を紹介しましたので、参考にしてみてください。

不登校の人が進学して大学に行くべき理由。精神病の改善にもおすすめ

 

1-3.バイトをしないこと

不登校を経験した人がバイトをしない場合、その原因は社会不安障害(対人恐怖症)にかかっていることかもしれません。働くことが嫌なのではなく、他人への恐怖やバイトの面接などを恐れているために、バイトをすることができない状態です。

子供が社会不安障害にかかっていると、バイトなどの面接や他人から評価されることを避けます。また、社会不安障害が原因で就職活動をすることができない可能性もあります。

意外に思うかもしれませんが、就職活動で失敗する原因が対人恐怖症などの精神病であることは珍しくありません。就職活動に失敗する理由はコミュニケーション力不足というのはイメージにすぎません。

 

対策

不登校を経験した子供がバイトをしない場合には、そのことを子供と話し合ってみてください。学業や趣味に専念しているなら問題ありませんが、対人恐怖症になっている場合には治療をする必要があります。

 

2.中学校で不登校を経験した私の場合

参考として、私が不登校を終わらせるきっかけになったことを紹介します。

私は中学校の1年生で不登校になりましたが、2年生、3年生に進級しても不登校を終わらせることはできませんでした。進級するとクラスメートは変わりますが、同じ学校ですからその変化は小さいものです。

私が不登校を終わらせるきっかけになったことは、高校への進学です。高校に進学するとクラスメートはほとんど違う人になり、私が不登校だったことを知る人もほとんどいませんでした。
高校の雰囲気が中学校のものとまったく違ったことも、私が高校に通い続けることができた理由の1つです。私がいた中学校は抑圧的でしたが、高校は開放的でした。

不登校になっている人や親の人は、進学を大きなチャンスとして考えてください。進級する際に不登校が終わらなくても、進学するとうまくいくかもしれません。

 

3.おわりに

不登校になっても社会人になることはできますし、不登校を経験したから引きこもりやニートになるとは限りません。しかし、不登校を経験した人はそうでない人より引きこもりやニートになる可能性は高いですから、親は注意して見守る必要があります。

適切な対応をすることによって、子供が引きこもりやニートになることを防ぐことは十分にできます。

 

3-1.フリースクールや塾なども選択肢

フリースクールや塾は学校と違いますので、学校に不登校になった人がうまく適応できる可能性があります。フリースクールに通うことは不登校を終わらせるきっかけの1つになりますし、同じ学校内で進級するより不登校を終わらせる見込みがあります。インターネットなどで調べてみてください。

もちろん、フリースクールが子供に合わなければ、フリースクールに通う必要はありません。敷居が高くない塾に通ってみるのがおすすめです。また、全寮制ではなく自宅から通学できるところで、授業が半日程度のものを選ぶのが現実的です。全寮制のフリースクールは難しいと思います。


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