不登校の子供は悪くないし、違法でもない理由

不登校の小学生や中学生は法律違反ではありませんし、悪いことをしていません。しかし、世の中には不登校が違法で悪いことだと誤解している人もいます。

不登校が悪いというのは誤解ですが、それを真に受けて傷つく子供もいます。しかし、子供は不登校が悪いことでないと納得すると、無駄に傷つかなくてすみます。

この記事では、不登校の子供(小学生や中学生)は違法ではなく、悪くない理由を紹介します。不登校の子供は参考にしてみてください。

1.不登校の子供は法律違反ではない理由

不登校であることは違法ではありません。子供には教育を受ける権利がありますが、教育を受ける義務はないからです。法律で定められているのは子供が教育を受ける権利(憲法26条)であり、義務ではありません。権利を行使しないのは本人の自由であり、違法ではありません。

子供には教育を受ける義務があると考える人もいますが、これは法律を誤解しているだけです。ほとんどの人は法律の知識がないですから、見当違いの考え方をすることがあります。

興味がある人は憲法26条、学校教育法の17条と18条を調べてみてください。これらは保護者が子供に教育を受けさせる義務に関する法律です。子供が教育を受ける義務を明記した法律はありません。

 

2.不登校の子供が悪くない理由

不登校の子供が悪いとされる理由には、違法行為ではなく道義的に悪いというものがありますが、それは以下のようなものです。

  1. 子供の本分である勉強をしていないから
  2. 教育に使われる税金を無駄にしているから
  3. 将来は無職や引きこもり、ニート、生活保護になるから
  4. 怠けている、甘えているから
  5. 親や教員を心配させているから

しかし、これらはすべて見当違いの非難であり、不登校の子供が責められることではありません。

 

2-1.勉強は義務ではない

子供は教育を受ける法的な義務はありませんが、教育を受ける道義的な義務があると考える人もいます。しかし、この考え方はその人の個人的な信念にすぎません。

不登校の子供に限ったことではありませんが、他人の勝手な信念を無視しても非難される筋合いはありません。

例えば、私は不登校の子供が勉強するとよいけれど、無理に学校に通う必要はないと考えています。自宅で自習するだけでも十分です。これは100点満点の方法でないかもしれませんが、60点にはなります。

 

2-2.税金は国のお金

不登校の子供は教育費(税金)を無駄にしていると考える人もいます。確かに、不登校の子供は学校に通っていないですから、教育費を無駄にしているかもしれません。しかし、不登校の子供はこれを気にする必要はありません。

教育費の原資は国民の税金ですが、税金は国(政府)のお金であり市民のお金ではありません。国は不登校の子供に文句を言う資格があるかもしれませんが、市民にはその資格がありません。

 

不登校の子供が無駄にする税金は0円

不登校の子供が教育費を無駄にしたとしても、実際にはほとんど無駄になっていません。クラスの1人が不登校でも無駄になる税金はないですし、教員の人件費や教科書代が増えるわけでもないからです。

強いて言えば、不登校の子供の給食は無駄になるかもしれませんが、他の子供がその給食を食べるでしょうから、食べ物が無駄になることもありません。

不登校の子供が給食費を無駄にしないためには、学校に連絡して自分の給食を中止したらいいだけです。学校に行くときには弁当を持って行って、相談室などの別室で食べればいいですし、登校を再開したら給食も再開すればいいです。

 

2-3.起きていないことで責任をとらなくていいから

不登校の子供は学校に行かないことで、将来的には引きこもりやニート・無職になって生活保護を受ける可能性があります。また、学歴が低いままだと収入が低くなるので、社会に迷惑をかけるという考えもあります。

しかし、これらは不登校の子供が実際にしたことではありませんし、生活保護を受けるとは限りません。人間はすでに行った行為に対して責任をとる必要がありますが、まだしていない行為の責任をとる必要はありません。

将来的には、不登校の子供は生活保護を受けるようになるかもしれません。しかし、生活保護のお金は国から支給されるものであり、一般人から文句を言われる筋合いはありません。

 

2-4.怠けや甘えは悪いことではない

怠けや甘えは悪いことだと考えられていますが、悪いことではありません。多くの人は怠けや甘えを悪いことだと考えていますが、これは勝手な思い込みです。

怠けや甘えが悪いとしたら、それは義務や仕事を怠ったり何かの実害が発生した場合に限られます。この場合には、怠けや甘えで非難されても仕方がないかもしれません。

しかし、不登校の子供は学校に通う義務がないので義務を怠っていませんし、勉強は子供の権利であり仕事や義務ではありません。また、不登校による実害が発生しているわけではありません。
これらのことを考えると、不登校の子供が怠けていたり甘えていたとしても、非難される理由はありません。

実際には、不登校の子供は対人関係の悩みなどで適応障害を起こしていることが多く、怠けや甘えで不登校になっているとは限りません。

 

2-5.不登校で親や教員に迷惑をかけるのは、法と常識の範囲内

不登校の子供は親や教員に心配をかけていますが、これらのことで責任を感じる必要はありません。
子供は親や教員に心配をかけないのが最善です。しかし、法と常識の範囲内において、人間は他人に心配をかけても悪いことではありません。

例えば、社会人は病欠や産休で会社を休むことがありますが、これは同僚に迷惑をかけているといえます。しかし、これは法と常識の範囲内のことであり、休んだ人が非難されることではありません。

個人的な都合で休むという意味では、病欠や産休の社会人と不登校の子供は同じです。不登校の子供は元気に見えても、うつ病などの精神病になっている可能性もあります。

 

3.おわりに

不登校の子供は、不登校であることに恥や罪悪感、劣等感を感じているかもしれません。しかし、不登校であることを気にしないでください。不登校は悪いことではありません。

世の中には不登校の子供を責める人もいますが、これはその人が勝手に誤解しているだけです。不登校の子供が責任をとったり、他人に説明する必要はありません。

この記事では、不登校の子供が責められる理由として一般的なものを挙げましたが、他にもあるかもしれません。不登校の子供は非難に対する反論を考えてみてください。自分で反論を考えると、納得することができます。

 

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