引きこもりやニートは生活保護で非難されても、気にしなくていい理由

引きこもりやニートの人は他人から非難されることがありますが、その理由には働いていないことや生活保護を受給していることがあります。また、現時点では生活保護を受給していなくても、将来的には生活保護を受給するというものです。

私はこれらの非難が不合理な考え方で、引きこもりやニートの人は非難されるべきではないと考えています。その理由は生活保護が正当な権利ということもありますが、そもそも非難されるべき理由がないからです。他にも病気などの理由で生活保護を受給している人も、非難されるべきではありません。

この記事では、生活保護を受給している引きこもりやニートが非難されるべきでない理由を紹介します。引きこもりやニートの人だけでなく、生活保護を受給していることで劣等感や罪悪感、負い目を感じている人が、この記事を読んでそれらの感情を取り除くことに役立つとうれしいです。

 

1.引きこもりやニートが生活保護を受給しても気にしなくていい理由

1-1.国や社会に貢献しているから

引きこもりやニートは働いていないことや生産活動を行っていないことで、社会に役に立ってないとする考え方もあります。しかしそれは間違いで、引きこもりやニートは税金や国民健康保険の支払い、食料の需要を増やすことなどで社会に貢献しています。それらに関してはこの記事で紹介しました。

引きこもりやニートが社会に必要な理由や、責任を果たしていること

人間が社会に貢献する量には個人差がありますが、引きこもりやニートは与えられた責任を果たしているので、国民の正当な権利である生活保護を受給しても他人に非難される理由がありません。

 

1-2.国民1人当たりの負担は小さいから

引きこもりやニートが生活保護を受給しているとすると、そのお金は国民の税金などから支払われますが、国民1人当たりの負担額は小さいものです。
例えば、生活保護を受給している人が1年に200万円を受給すると仮定すると、国民1人当たりの負担額は1円以下です。これは非難されるほどの金額ではありません。

もちろん、1円でも他人に迷惑をかけることはいいことではありませんが、人間が他人に迷惑を全くかけずに生きていくことは現実的ではありません。問題にするべきものは他人にかける迷惑の量であり、1円以下の迷惑なら常識的には許容されます。
これは健康な人や働いている人も同じであり、例えば仕事でミスをして他の人の作業時間が1分増えただけでも、1円程度の迷惑は発生します。

私は生活保護を受給していた人たちを知っていますが、その人たちに怒りなどの感情を感じたことはありません。私の負担する金額は1円以下であることを考えると、大したことではないからです。

 

国民は文句を言う資格がない

国は自身の財源から生活保護のお金を負担するのですから、引きこもりなどの生活保護を受給する人に対して文句を言う資格があるのかもしれません。しかし、国に関係がない国民には非難する資格がありません。確かに国民が国の財源を支えていますが、国の資産は国民のものではありません。

 

1-3.生活保護を受給していない人は非難される理由がない

引きこもりやニートは将来的に、経済的に困って生活保護を受給することになるということで、他人から非難されることがあります。しかし、現時点で生活保護を受給していない引きこもりやニートは生活保護で非難される理由がありません。将来的には生活保護を受給するかもしれませんが、まだ行っていない行為で責められるのは間違いです。

もちろん、この記事で書いたように生活保護を受給することは悪いことではありませんから、将来的に生活保護を受給してもいいと思います。非難されるとしたら、そのときに考えたらいいでしょう。

 

1-4.引きこもりやニートには精神病が関係しているから

引きこもりやニートの人は精神病である可能性が多いことが知られています。精神病は生きていく際に大きな問題になって、社会への適応を妨げることにつながります。

引きこもりやニートと精神病に関することはこの記事で紹介しました。

引きこもりは甘えや自己責任ではない。精神病が主な原因

 

 

2.おわりに

生活保護への非難や罪悪感は不合理なものですが、それらは引きこもりやニートの人に悪い影響を与えますし、社会に適応することの妨げになります。引きこもりやニートの人が感じる罪悪感を取り除くことは、国や社会の負担を減らすことにもつながります。

この記事は生活保護を受給することについて検証したものですが、精神病の治療で使われる認知行動療法(CBT)は、不合理な考え方に対して検証や反論をすることで、悩みやストレスなどを緩和することもできます。引きこもりやニートの人で悩みがあるとしたら、認知行動療法を学んでみてもいいかもしれません。

認知行動療法に関しては、精神科やカウンセラーに教えてもらうこともできますが、自分で本やインターネットで学ぶこともできます。


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