引きこもりやニートにプログラマーの仕事が向かない理由やおすすめしない理由

引きこもりやニートはプログラマーになろうと考えたことはありませんか?プログラミングの仕事は1人でパソコンを使ってするものですから、引きこもりやニートに向いていると考えるかもしれませんが、これは間違いです。

私はプログラマーとして、IT業界で働いた経験があるので知っていますが、引きこもりやニートにプログラマーの仕事はおすすめできません。プログラマーの仕事には高いレベルのコミュニケーションが必要ですし、仕事のスケジュールが厳しくて雰囲気が悪くなることが多いからです。

この記事では、プログラマーに興味がある引きこもりやニートを対象に、プログラマーの仕事がどういうものか、引きこもりやニートにプログラマーの仕事がむかない理由を紹介します。

 

1.プログラマーのタイプ

プログラマーはコンピュータのソフトウェアを作る仕事ですが、プログラマーの職業には以下のようなものがあります。これらは同じプログラマーですが、やり方が違います。

  1. 大手のIT企業のプログラマー
  2. 下請けのIT企業のプログラマー
  3. フリーランスのプログラマー

1のプログラマーはほとんどいません。プログラミングの仕事は単価が安いので、大手の企業はプログラミングを自社でするのではなく、下請けなどの他社に発注するからです。海外の会社にはプログラマーがいるかもしれませんが、日本の大手のIT企業にはほとんどいないでしょう。
大手企業のエンジニアもプログラミングをすることはありますが、それは現場の仕事を学ぶ必要があるからで、入社して1年程度の期間に限られます。

2に関しては、下請け会社に所属するプログラマーであり、大手のIT企業から受注した案件を実際に開発する人です。日本のほとんどのプログラマーはこれに属します。下請けの会社にもレベルがあり、大手企業を1次とするとその子会社が2次、孫会社が3次、独立系のソフトウェア開発会社が4次、5次となります。

3に関しては、下請け会社のプログラマーと似ています。フリーランスには家で仕事をする人もいますが、派遣先の作業場で他の人とチームを組んで仕事をする人もいます。

 

引きこもりやニートがなるとしたら、下請けの会社のプログラマー

引きこもりやニートがプログラマーになると仮定すると、それは下請け会社のプログラマーですから、この記事では2のプログラマーについて紹介します。

大手のIT企業のプログラマーの枠は限られているので、このプログラマーはほとんどいませんし、なることも難しいものです。
引きこもりやニートがプログラマーになるとしても、いきなりフリーランスになることはないでしょう。フリーランスはプログラマーとして十分な経験を積んだ人がなるものであり、まったくの未経験者がフリーランスになることは現実的ではありません。

 

2.引きこもりやニートにプログラマーがおすすめでない理由

2-1.コミュニケーションが必要だから

プログラマーはパソコンで仕事をしていて、他人と関わることが少ないというイメージがあるでしょう。しかし、プログラマーには多くのコミュニケーションが求められます。

プログラマーはチームで仕事をしますし、仕事の進捗などで打ち合わせをすることは頻繁にあります。また、プログラマーは他の人から仕事をもらったり、他の人に仕事を渡すことが多いので、他人とのコミュニケーションは多くなります。

プログラマーの仕事で厄介なことの1つは、コミュニケーションの質の高さが必要なことです。仕事をもらうときにも渡すときにも、相手との正確なコミュニケーションが必要です。仕事を誤解して進めると、やり直しの手間が増えるからです。

 

2-2.プログラマーの仕事はスケジュールが厳しいから

プログラマーはプログラミングをする工程である製造工程で仕事をしますが、製造工程はスケジュールが厳しくて雰囲気が悪くなることも多いので、引きこもりやニートは耐えることができないかもしれません。

ほとんどの仕事はそうですが、スケジュールが厳しいときは人間関係も悪くなりますし、お互いにピリピリします。引きこもりやニートの精神力が低いわけではありませんが、対人的な強さがないと辛いでしょう。

IT業界は仕事が厳しいことで知られていますが、その理由の1つはスケジュールが厳しくて人間関係が悪くなってしまうことです。ほとんどの人にとって、人間関係のストレスはもっとも苦しいものです。

 

プログラマーの仕事のスケジュールが厳しくなる理由

ソフトウェアの開発の工程には、営業工程、設計工程、製造工程などがあります。営業工程は1次会社、設計工程は2次受けや3次受けの会社、製造工程はその下請けが担当します。

プロジェクトでは遅延がよく発生しますが、営業工程や設計工程の遅れは製造工程で取り戻すことになるので、製造工程の仕事はスケジュールが厳しくなります。

営業工程の遅れは営業工程で取り戻すべきですが、実際にはそうなりません。この理由は、製造工程を担当する下請け会社の立場が弱いからです。営業工程を担当する大手企業は、下請けの会社に遅れを押しつけることができますが、下請けの会社は押しつける相手がいません!

IT業界で働いたことがない人は、プロジェクト全体の締め切りを伸ばせば良いと考えるでしょう。しかし、プロジェクトの締め切りを守ることができないと、プロジェクトを受注した会社が責任を問われるので、ほとんどの会社は無理をしてでも、期限内にプロジェクトを終わらせようとします。

 

3.おわりに

プログラマーの仕事は単価が低いですし、中国などの会社が日本の仕事の案件を受注することも多くなっています。中国の人件費は安いので、日本のソフトウェア会社の競争力はかなり下がっています。
引きこもりやニートに限ったことではありませんが、今からプログラマーになるのは厳しいかもしれません。

 


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