引きこもりやニートは将来に不安を感じませんか?引きこもりやニートは一生働かないかもしれませんが、収入を得ることはできますし、1人で生きることはできます。必要なものはそのための方法です。
引きこもりやニートが抱える問題にはいろいろなものがありますが、最も重大なものはお金・健康・生活です。
この記事では、引きこもりやニートが社会で一生働かないという仮定に基づいて、1人で生きるための方法を紹介します。引きこもりやニート本人、その家族は参考にしてみてください。
ほとんどの引きこもりやニートは将来に絶望しているでしょうが、それは問題を解決する方法を見つけていないだけです。絶望する必要はありません。
目次
引きこもりやニートのサバイバルプラン
月収10万円を稼ぐ
引きこもりやニートが生きていくには収入が必要になりますから、40才~45才までに少なくとも月収10万円を稼ぐ必要があります。
引きこもりやニートが40才~60才になると親が亡くなる可能性が高くなりますから、45才までにはある程度の収入が必要です。
10万円の月収は生きていくために十分ではありません。しかし、月収で10万円を稼ぐことができると、その方法を他のことに応用することで月に20万円ほどを稼ぐことができるようになります。
最初の月収10万円は難しいでしょうが、さらに月収10万円を稼ぐことはそれほど難しくありません。
おすすめの方法はブログ
収入を得るおすすめの方法はインターネットを使ったものであり、ブログなどがあります。インターネットを使った方法がおすすめの理由は以下のとおりです。
- 就職活動をする必要がない
- 自分のペースで作業できる
- 他に応用できる(時給の労働はある程度の年齢になると行き詰る)
多くの人がブログで収入を得ていますが、大成功する必要はありません。ブログで得ることができる収入はサイトによって違いますが、1000記事を執筆すると月収で10万円ほど稼ぐことができるみたいです。
1000記事はかなりの数ですが、1日に2つの記事を執筆すると仮定すると、必要な日数は500日ほどです。必要な日数を多めに見積もると1000日もあれば十分で、3年ほどで十分な収入を得ることができるようになります。
時間的な猶予は人によって違いますが、3年で月収10万円、6年で月収20万円になるなら十分に現実的なプランです。
例えば、40才の引きこもりやニートがこのプランを開始してうまくいくと、45才の時点では十分な収入を得ることができます。50代や60代の引きこもりやニートもこのプランを試す価値があります。
ベーシックインカムを期待しない
引きこもりやニートは、日本でベーシックインカムが導入されることを期待するかもしれません。ベーシックインカムはお金がもらえることですから、これがあれば生きていけるからです。しかし、ベーシックインカムを期待しないで下さい。
ベーシックインカムの金額は決まっていませんが、1か月あたり5万円~10万円になるはずです。この金額は引きこもりやニートが1人で生きるのに十分ではなく、小遣いにしかなりません。
引きこもりやニートが親と同居している場合には、ベーシックインカムは十分な収入です。しかし、親が亡くなった後に関しては、ベーシックインカムの収入では足りません。家賃や電気代などの生活費を賄うことができないからです。
ベーシックインカムが日本で導入されるとは、限りません。日本は先進国ではありますが、社会制度などでは必ずしも先進国といえないところがあります。日本がベーシックインカムを導入するのは、世界の国々がベーシックインカムを導入した後になるでしょうから、数十年はかかりそうです。
私は日本がベーシックインカムを導入しないと思います。生活保護のほうがベーシックインカムより現実的な選択肢です。
生前贈与をしておく
引きこもりやニートは親と相談して、生前贈与をしてもらってください。生前贈与は相続税を減らすことにつながりますし、引きこもりやニートが稼ぐべき収入を見積もることに役立ちます。
多くの引きこもりやニートは家族と仲が悪いですが、いずれ相続の話を家族とする必要がありますので早めにしたほうがいいでしょう。
引きこもりやニートには精神病の人もいますから、医療費もかかります。生前贈与で引きこもりやニートにお金を与えると、引きこもりやニートは精神科で治療を受けたり、カウンセリングを受けることができます。
将来のために数十万円を残しておくよりは、引きこもりやニートが精神科やカウンセリングに通うためにその数十万円を使うほうが効率的です。もし、引きこもりやニートが働くことができると、精神科やカウンセリングにかかった費用を回収することは簡単です。
引きこもりやニートが年金を払うには
引きこもりやニートが年金を滞納していたり未納している場合には、年金を払っておくことをおすすめします。年金は引きこもりやニートが確実に得ることができる収入です。
1年間に支払うべき年金の金額はおよそ20万円(2019年)であり、年金を受給するのに必要な最低支払期間は10年ですから、およそ200万円を年金として支払うと、年金を受給する資格を得ることができます。
年金を受給する年数(寿命)や今後の日本経済にもよりますが、年金は支払った分より多くの金額を受給できる可能性が高いです。将来に向けて貯金するより、年金を払うことは合理的な選択肢です。200万円程度を貯金したとしても、生活費で1年で使い切ってしまいます。
健康を保つ
引きこもりやニートは一生を1人で生きるかもしれませんから、できる限り健康を維持する必要があります。健康を維持することは医療費の節約にもなります。
引きこもりは虫歯になりやすい
家にいる時間が長くて、好きなときに飲食できる引きこもりやニートは虫歯になりやすくなります。引きこもりやニートは社会人よりも、歯の健康に時間やエネルギーを費やすべきです。
歯医者などの他人と会うことに抵抗がある場合には、虫歯になっても早期の治療を受けないので症状が悪化しやすいです。また、経済的な問題を抱えていると、我慢できないほどの痛みなど虫歯が進行してから通院せざるをえないので、歯の寿命を短くすることになります。
1日に3回は歯を磨いてください。夜の歯磨きの際にはデンタルフロスも使うといいでしょう。手間が増えて面倒ですが、自分の健康に役立つことですので無駄にはなりません。
間食の回数を減らしてください。間食の回数は虫歯の数と明らかな関係があります。3回の食事をしっかり食べれば間食をしなくても大丈夫です。働くことができなくても、間食を我慢することはできるでしょう。砂糖が入った飴やジュースも虫歯になる原因です。
ゲームやインターネットに関しては、歯を磨いてからにすべきです。おすすめはフッ素入りの歯磨き粉で歯を磨いてからゲームをすることです。フッ素が歯に定着するには、歯磨き後に1時間程度の飲食を控える必要がありますが、ゲームに熱中していれば飲食しません。
どうしても口がさみしいときには、無糖のガムなどを食べる方法もあります。普通の飴やガムは虫歯になりますが、歯の健康の維持に役立つガムなどもあります(キシリトール入りのガムなど)。調べてみてください。
引きこもりやニートにはランニングがおすすめ
引きこもりやニートにはランニングがおすすめです。ランニングは健康を保つのに役立ちますし、無料です。ランニングしておけば、高血圧・肥満・糖尿病・便秘などの病気になる可能性を小さくできます。
引きこもりやニートが健康になる方法はランニング
健康診断を受けておく
長生きしたい引きこもりやニートは健康診断を受けてください。30代は大丈夫かもしれませんが、40代になるといろんな病気になります。
辛さを解消する
引きこもりやニートは、劣等感や恥などの精神的なことに苦しんでいることがあります。
自分の心と離れることはできないので、心の問題はどこで何をしてもついてきます。心の問題を解消することは、引きこもりやニートが幸せに生きることに役立ちます。
以下の記事で、引きこもりやニートが劣等感や恥を解消する方法を紹介しましたので、参考にしてみてください。
引きこもりやニートが恥や劣等感を克服する方法
セルフカットを覚える
引きこもりやニートも髪が伸びますから、散髪が必要です。しかし、引きこもりやニートには散髪屋に行きたくない人もいます。この場合にセルフカットを覚えてみてください。
バリカンでするメンズのセルフカットの方法。
禁煙・禁酒する
飲酒は引きこもりやニートの状況を悪化させます。飲酒をすると時間やエネルギーを失ってしまいますし、考えることもできなくなります。その状態が数か月~数年程度続くと、解決できる問題も解決できなくなります。
引きこもりはニートより飲酒の悪影響を受けやすくなります。引きこもりは後悔や自尊心の低下などの精神的なストレスが強いでしょうから、飲酒に逃げるかもしれません。引きこもりに限ったことではありませんが、ストレスと飲酒への逃避のサイクルは、アルコール依存症につながります。
引きこもりはアルコール依存症になりやすい
引きこもりやニートは自由な時間が長いですから、酒をいつでも飲むことができるので、アルコール依存症になりやすいです。社会人は飲酒できない勤務時間がアルコール依存症を防ぐブレーキになりますが、引きこもりやニートにはそれらがありません。
自分がアルコール依存症になるとは、考えられないかもしれません。しかし、体質などの個人差はありますが、以下のような条件が揃うと、まず間違いなくアルコール依存症になります。
- 自由な時間が長いこと
- 社会的な制約がないこと
- 強いストレスを感じる状況が続いていること
- 長期の飲酒をしていること
小遣いをもらう
引きこもりやニートは親に小遣いもらうべきです。家庭の経済的な事情にもよるでしょうが、小遣いは1か月あたり5000円で十分です。引きこもりやニートは勇気を出して、小遣いが欲しいと親に言ってみてください。
引きこもりやニートは人間ですから欲がありますが、お金がない生活を続けていると我慢することが多くなり、次第に欲をなくします。お金がなくて買えないとわかっていると、物に対する関心がなくなるからです。健全な欲を維持したり育てるには、ある程度の小遣いが必要です。
引きこもりやニートは暇ですから、何かを始めたいと思うかもしれません。しかし、必要なお金がない場合には、それを諦めてしまいます。一般の人はお金がないから働きますが、引きこもりやニートはお金がないなら諦めます。
引きこもりやニートには、株に投資する人やYouTuberになる人もいますが、この人たちは就職を諦めて別の方法を試す人でもあります。引きこもりやニートは小遣いをもらって、就職以外の選択肢を試すべきです。
働けない引きこもりやニートが生きるには
引きこもりやニートは働かずに収入を得る道を探してみてください。これは自分が生きるために役立ちます。お金と健康の問題が解決すれば、引きこもりやニートは幸せに1人で生きていけます。
お金を稼ぐことは精神的にもプラスの効果があります。引きこもりやニートにも自由になるお金が必要ですし、収入を得ると自尊心が高まります。うつ病になる原因にはストレスなどがありますが、経済的な困窮は大きなストレスになります。収入を得ることは、心の健康の維持にも役立ちます。
海外移住も選択肢
引きこもりやニートは親が亡くなった後に経済的に困窮するかもしれません。この場合には、生活費が安い海外に移住することも選択肢の1つです。アジアでは物価が安い国が多くあり、1か月に5万円ほどの生活費で十分な国があります。
引きこもりやニートには海外移住がおすすめであることを以下の記事で紹介しましたので、参考にしてみてください。
生活保護もある
この記事では、引きこもりやニートが自分で収入を得る方法を紹介しましたが、生活保護に頼る選択肢もあります。生活保護にはいろいろな考え方がありますが、生きるために必要なら生活保護を使うべきです。
引きこもりやニートが生活保護を申請するべき理由に関しては、以下の記事で紹介しましたので参考にしてみてください。