引きこもりやニートが社会に必要な理由や、責任を果たしていること

引きこもりやニートに対する社会の考え方には冷たいところがあり、引きこもりやニートは社会に役に立っていない、無駄である、救済には値しないなどの考えが見られることもあります。しかし、それは引きこもりやニートが国や社会に貢献していることを十分に理解していないだけかもしれません。

この記事では、引きこもりやニートが社会や国に貢献していることを紹介します。引きこもりやニートは社会に不要なものではなく、課された責任を立派に果たしている社会の一員です。

 

1.引きこもりやニートが社会に貢献していること

1-1.日本の経済の需要を増やしていること

日本の経済が発達するためには需要が必要ですが、引きこもりやニートの人はその需要を増やすことに貢献しています。食事をするたびに、電気や水道を使うたびに社会に貢献していることでは、普通に働いている人と同じです。日本に貢献するというのは、働いて税金を納めるだけではありません。

引きこもりやニートの人口は数十万人~数百万人といわれていますが、これだけの規模の人数がいなくなってしまうと、経済に相当の影響が出てしまいます。

 

2.引きこもりやニートが国に貢献していること

2-1.消費税を払っていること

引きこもりやニートの人は買い物をするたびに消費税を支払っているので、普通に働いている人と同じように国の財政に貢献しています。所得税は無収入でも課税が発生するので、支払い責任を逃れることはできません。

2-2.国民健康保険料を払っていること

引きこもりやニートは無職で収入がないかもしれませんが、国民健康保険料を納付しています。所得税とは異なり、保険料には収入に関わらず一定の保険料が請求されるので、引きこもりやニートも保険料を支払いますし、強制徴収されるので支払いを逃れることはできません。

正しく国民健康保険料を支払っている

普通に働いている人が支払う社会保険料に比べると、引きこもりやニートが支払う国民健康保険料は少ないですが、それは国が定める保険料の決め方が所得に基づくからです。引きこもりやニートが課された保険料を完全に支払う限り、非難されるべき理由がありません。

引きこもりやニートの人が支払う国民健康保険料は少ないので、普通に働いている人よりも国に対する貢献度が小さいということは確かです。しかし、人に課される責任や義務は社会的な地位や収入によって異なるのが普通であり、与えられた責任が小さくてもその責任を果たす限り、その人が非難される筋合いはありません。

 

2-3.所得税を払っていること

所得税に関しては、引きこもりやニートは無収入で税金を納めていないかもしれません。これは引きこもりやニートに課された所得税が0円だからであり、支払い責任を放棄しているわけではありません。所得税は収入金額×税率で計算されますが、収入金額が0円の場合には所得税も0円になります。もし、政府が引きこもりやニートに0円の請求書を送付すれば、引きこもりやニートは0円を支払って手続きを完了するでしょう。

納める所得税の額が小さいことは国への貢献が小さいとは言えますが、国民健康保険料のところでも書いたように、引きこもりやニートが与えられた責任を果たしていることは同じです。

 

3.おわりに

3-1.引きこもりやニートの負担をするのは家族

引きこもりやニートの人が支払う国民健康保険料や税金などは、本人ではなくその家族が負担しているのでしょう。しかし、引きこもりやニートの人が課された保険料や税金を支払う限り、お金をだれが負担しているかは問題ではありませんし、政府はお金の出所を気にすることもありません。
お金を負担する家族などは引きこもりやニートに文句を言いたいかもしれませんが、それは家族の問題であって、政府や他の第三者には関係がないことです。

 

3-2.働かないことは憲法違反?

引きこもりやニートが働いていないことに関しては、日本の憲法が定める国民の義務に違反しているともいわれますが、これは常識や社会通念上は許容されることです。例えば、裕福な人やその配偶者は働かなくても非難されることはありません。

裁判所や政府が裕福な人や引きこもり、ニートに対して働く命令を出さないことから、政府は働かないことを追認しているのかもしれません。

国民健康保険料の支払いなどに関しては、政府は引きこもりやニートから強制徴収することがあり、支払わないことを追認することがありません。

 

3-3.認知行動療法(CBT)のすすめ

引きこもりやニートは社会から非難されることがありますが、それは引きこもりやニートが社会に貢献していることを十分に検討していないことから生じる間違った考え方です。

認知行動療法(CBT)はうつ病や不安障害の治療に使われるもので、不安やうつになる考え方を検証して、不合理な考えを訂正するものです。もし、引きこもりやニートだけでなく普通に働いている人も、不安やうつなどの感情を感じることがあったら認知行動療法を使ってみてください。細かく検証していくと、うつや不安の感情は不合理な考えに基づいたものかもしれません。

この記事は認知行動療法を応用して、引きこもりやニートの社会貢献に関して細かく検証したものです。


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