ランニングすると筋肉や基礎代謝が減る理由

公開日:2019/04/06 最終更新日:2020/08/06
ランニング

ランニングやジョギングをすると基礎代謝が減って、太りやすくなると考えていませんか?これは間違いであり、ランニングしても太りやすくなりません。

継続的にランニングすると基礎代謝が減るのは事実ですが、減る量は少ないのであまり影響がありません。また、基礎代謝が減っても、平均的な基礎代謝量を下回ることはないので、太りやすい体質になりません。

ランニングの消費カロリーを考えると、トータルではランニングしたほうが痩せやすくなります。

この記事では、ランニングと基礎代謝の関係を紹介します。ダイエットに興味がある人は、参考にしてみてください。

ランニングで基礎代謝が減る理由

脂肪が減る

基礎代謝は体重によって決まり、体重が重いほど基礎代謝も多くなります。意外に思うかもしれませんが、太っている人は基礎代謝が高いです。太っている人は体重を支えるために、多くの筋肉や血液が必要だからです。

脂肪は生きている組織ですから、筋肉と同じように基礎代謝があります。脂肪1kgの基礎代謝は4kcal、筋肉の基礎代謝は13kcalです。体重が増えると、脂肪と筋肉がそれぞれ増えて基礎代謝も増えます。

 

ランニングは筋肉がつかない

ランニングすると足の筋肉が増えるので、その分の基礎代謝が増えます。しかし、増える筋肉の量は少ないので、減った体重分の基礎代謝を補うことはできません。

例えば、10kmやハーフマラソン、フルマラソンなどの長距離走のランニングをしても筋肉はつきません。アスリートを見るとわかりますが、長距離のランナーのほとんどが痩せています。

100m・400mなどの短距離のランニングをすると、筋肥大して筋肉が発達します。長距離のランニングでは筋肥大しません。

 

月間走行距離200kmのランニングと基礎代謝

私は趣味で月間走行距離が200kmのランニングを数年ほど続けています。参考として、私の基礎代謝を紹介します。

 

200kmのランニングをしても、基礎代謝は平均的

私は男性で身長が181cm、体重が62kg、基礎代謝は1600kcalです。私と同じ身長と体重の人の平均的な基礎代謝も約1600kcalです。

私が数年間のランニングを続けても、基礎代謝は増えませんでした。しかし、私が数年間のランニングを続けても、運動していない人と同じだけの基礎代謝はあります。

継続的なランニングをしても基礎代謝が平均より少なくなりませんし、多くもなりません。ランニングをすると太りやすくなるというのは誤解です。

 

ランニングで基礎代謝が減った

私がランニングの習慣を始める前の体重は69kgであり、基礎代謝は約1700kcalでした。私はランニングして体重が減ったことにより、1日あたり100kcalの基礎代謝が減ったことになります。

これは体重が減って、その分だけ脂肪と筋肉や血液が減ったからです。もちろん、私の体は全体的に締まっていますし、弱くなったわけではありません。

 

ランニングで消費カロリーは増えた

消費カロリーは基礎代謝と運動による消費カロリーの合計です。私がランニングの習慣を始める前の消費カロリーと、ランニングをしている現在の消費カロリーは以下のようになります。

 
基礎代謝 ランニングの
消費カロリー
合計
カロリー
ランニングを
始める前
1700kcal 0 1700kcal
ランニングを
している現在
1600kcal 600kcal 2200kcal

ランニングによって基礎代謝は減りましたが、トータルの消費カロリーは多くなっています。

私が消費するカロリーには、食べ物の消化や移動などの分もあります。しかし、体重が1割ほどしか変わらないので、その差も小さいでしょう。

 

 

基礎代謝と肥満は関係がない

基礎代謝と肥満は関係があると思われていますが、これは正確ではありません。

肥満になる理由は、摂取カロリーが消費カロリーより多いからです。消費カロリーは基礎代謝と運動のカロリーの合計であり、基礎代謝だけではありません。

運動しない肥満の人と私を比較すると、肥満の人のほうが基礎代謝は多くなります。しかし、ランニングをしている私のほうが消費カロリーは多いですし、痩せています。

基礎代謝と肥満にはほとんど関係がありません。

 

おわりに

ランニングすると基礎代謝が減るのは本当です。体重が減るので筋肉も少し減るからです。しかし、トータルの消費カロリーが増えて痩せます。

ほとんどの人は基礎代謝自体に興味はなく、痩せて健康になることに興味があるはずです。この場合には、ランニングをすることがおすすめです。ランニングをすると痩せて健康になります。

 

スポーツをすると基礎代謝は減る

この記事では、ランニングすると体重が減って基礎代謝が減ることを紹介しました。ランニング以外のスポーツでも、十分な運動をすると体重が減って基礎代謝も減るのは同じです。ランニングが劣っているわけではありません。

例えば、サッカーやバスケット、野球の選手なども同じように痩せています。スポーツをすることで、基礎代謝が減ることを心配する必要はありません。

多くの筋肉を必要とするスポーツでは、基礎代謝が減らないこともあります。相撲やボディビルディングなどです。しかし、これらはあまり一般的なスポーツではありませんし、ランニングのほうが手軽です。


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