猫背を治す運動はランニングやジョギング。走ると猫背は治る

ランニング

パソコンやスマートフォン、タブレットを使う人は猫背や肩こり、首のこりなどで困っていませんか。猫背を矯正するにはランニングが効果的です。

猫背の原因は、パソコンやスマートフォンなどを長く使って、正しい姿勢を維持するための筋力が低下したことです。ランニングすると正しい姿勢が維持されるので、正しい姿勢を維持するための筋肉がついて、猫背の矯正に役立ちます。

私は大学生の頃から猫背や肩こりに悩んでいましたが、ランニングで猫背を矯正できました。

この記事では、猫背を矯正するランニングの方法を紹介します。

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猫背の原因

背骨や骨格に問題がある人などを除いて、健康な人が猫背になる理由は姿勢を維持するための筋肉が弱くなるからです。姿勢を維持するための筋肉が弱くなる理由には、以下のようなものがあります。

  1. パソコン・スマートフォン・タブレットの使い過ぎ
  2. 運動不足
  3. 寒い季節への適応

パソコン・スマートフォン・タブレットを使うときには、姿勢が前かがみになります。この姿勢を維持するための筋肉は、正しい姿勢を維持するための筋肉と異なります。

正しい姿勢を維持するための筋肉が使われない状態が続くと、その筋力が低下して猫背になります。猫背でパソコンやスマートフォン、タブレットを日常的に使う人はこれに該当します。

ランニングなどの運動習慣がない人は猫背になりやすくなります。日常生活や通勤の際にはウォーキングをするでしょうが、ウォーキングでは正しい姿勢を維持することはできません。

寒い季節には体温を維持するために本能的に姿勢を前かがみにしますが、これも正しい姿勢を維持するための筋肉を使わない原因になります。

 

ランニングやジョギングが猫背を治す理由

ランニングには猫背を矯正する効果がありますが、その理由はランニングをしているときに正しい姿勢を維持するための筋肉が鍛えられるからです。

ランニングをしているときに、背筋が伸びるのを経験したことはあるでしょう。猫背でランニングをしている人はいません。人間の骨格は猫背でランニングをすることができないからです。ランニングをすれば、背筋を維持する筋肉を鍛えることができます。

猫背を矯正するには筋トレで十分と考えるかもしれません。しかし、姿勢を維持するための筋肉は多いので、どの筋肉をどれだけ鍛えればいいかを知ることはできません。

ランニングやジョギングは、正しい姿勢を維持するための全ての筋肉をバランスよく鍛えることができます。

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猫背を治すランニングの方法

猫背を矯正するには、30分~60分を走ることができるようになる必要があります。これだけの時間を走ることができると、正しい姿勢を維持するための筋肉がつきますし、普段の生活でも無意識に正しい姿勢になります。

ランニングフォームにこだわったり、背筋を無理に伸ばす必要はありません。走ってみるとわかりますが、普通に走れば背筋が伸びるのを感じるはずです。

猫背を治すのに必要な期間は1か月~2か月です。姿勢を維持する筋肉が鍛えられるのには、少し時間がかかります。ランニングを毎日する必要はなく、2日に1回で30分~60分のランニングを続ける必要があります。

ランニングのスピードはゆっくりでよく、6分/km~7分/km程度で十分です。実際に走ってみるとわかりますが、ランニングをしている限り正しい姿勢になるのでスピードは関係ありません。

運動習慣がない人は速いスピードでランニングできないでしょうが、この程度のスピードなら走ることができるでしょう。速く走るのはランニング、ゆっくり走るのはジョギングですが、どちらでも猫背を治すことができます。

 

スマートフォンを持って走ると猫背になる

スマートフォンを持ってランニングする人がいますが、これでは猫背が治りません。ランニングフォームが崩れてしまい、背筋が伸びないからです。猫背を治すためにランニングするなら、スマートフォンをもたないで走ってください。ペットボトルも同じです。

ランニングにかかる時間は30分くらいですから、スマートフォンをもたなくても困りません。

以下の記事で、ペットボトルやスマートフォンをもたないでランニングするべき理由を紹介しましたので、興味があれば読んでください。何も持たないで走るほうが快適ですし、ランニングが長続きします。

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ランニングで猫背が治った

猫背になったきっかけ

私は大学でコンピュータを学んでいましたが、パソコンを使う時間が長かったので20才の頃には猫背になっていました。そのままIT系の会社で働くようになったので、ほぼ1日中パソコンを使った生活をしていました。

私は若い男性で筋力も十分にありましたが、パソコンやスマートフォン、タブレットを長く使う生活をしていると猫背になります。現代の若い人に猫背が多いのは同じ理由です。

 

ランニングで猫背を矯正

私は2013年から健康のためにランニングを始めましたが、ランニングを始めて2か月程度で猫背が治りました。私は筋トレなどをしていません。猫背を治すのに筋トレは不要ですし、ランニングだけで十分です。

2か月もランニングをすると、1時間は走ることができるようになりますから、正しい姿勢を維持する筋肉もつきます。ランニングをしている際中だけでなく、普段の生活の猫背も解消されました。

それまではパソコンを使ったり車を運転するときにも、首のこりや肩こりに苦しんでいました。猫背の人は肩こりがしやすいからです。私は猫背が治ると、肩こりや首のこりもほとんどなくなりました。

 

猫背が治らない方法

世の中には猫背を治す方法が多くありますが、その中には効果がないものもあります。猫背が治らない理由を簡単に紹介します。

以下の方法を試して失敗した人は、ランニングを試してみてください。

 

筋トレ

筋トレで姿勢を維持するための筋肉を鍛えると、猫背が治ると思うかもしれません。しかし、筋トレで猫背を治すことは難しいです。弱った筋肉はいくつもありますが、これを見つけて鍛えることができないからです。

もうひとつの理由は、筋トレで鍛えることができるのは速筋だからです。猫背を治すのに必要な筋肉は、正しい姿勢を長く維持する遅筋であり、筋トレで鍛えることができません。

弱い負荷をかけて30分の筋トレをするなら、猫背が治るかもしれません。しかし、30分間続けることができる筋トレはありません。

私はエビぞりの筋トレを続けましたが、猫背は治りませんでした。

 

自転車・サイクリング

自転車やサイクリングを続けても猫背は治りません。それどころか、自転車に乗ると猫背になりやすいです。

自転車に乗ると腕が前に出るので、重心が前に移動して猫背になるからです。自転車に乗るときの姿勢は、パソコンやスマートフォンを操作するときに似ています。同じように腕が前に出ています。

私は大学生の頃に猫背でしたが、1日に1時間ほど自転車に乗っていました。自転車は猫背の原因ではありませんが、自転車で猫背が治らないことは確かです。

 

ウォーキング

ウォーキングは運動不足を解消する方法の1つですが、猫背は治りません。人間は猫背でウォーキングできるからです。

多くの人が猫背でウォーキングしています。猫背になる状態が続くということは、ウォーキングは猫背に悪いともいえます。ウォーキングで姿勢に気をつけると、一時的には姿勢が良くなりますが、すぐに猫背に戻ってしまいます。

都会に住んでいる人は通勤や通学でウォーキングをしますが、多くの人が猫背になっています。ウォーキングで猫背が治らないのは確かです。

 

タオルを使う

首や背中の下に丸めたタオルを敷いて寝ると、猫背が一時的に矯正できますが、この効果は長く続きません。起きてしばらく時間がたつと猫背に戻ってしまいます。タオルを使っても筋肉を鍛えることができないからです。

 

ストレッチ

ストレッチには柔軟性を高めたり血行を良くする効果がありますが、筋肉を鍛えることはできません。猫背の原因は正しい姿勢を維持するための筋力が低下することですから、ストレッチをしても猫背を改善することはできません。

ストレッチをすると関節や筋肉などの柔軟性を高めることができますが、ほとんどの人にとって柔軟性と猫背は関係がありません。柔軟性が非常に低い場合には猫背になることもあるでしょうが、これらは例外的なケースです。

 

姿勢に気をつける

姿勢に気をつけて猫背が治るくらいなら困りません。猫背の人は姿勢に気をつけようとしても、背中が疲れて続けることができません。仕事などに集中すれば、姿勢が元に戻ってしまいます。

猫背でない人は正しい姿勢を続けていますが、これは無意識に行っているものです。姿勢に気をつけてはいません。

以下のときに姿勢に気をつけても、効果がありません。

  • パソコン・スマートフォン・タブレットを使うとき
  • 読書
  • 車の運転
  • 座り方
  • 寝るとき

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おわりに

この記事では、ランニングで猫背を治す方法を紹介しました。この方法は無料で簡単ですから、試してみてください。ランニングを続けると、無意識の状態でも姿勢が良くなるので本当に猫背が治ったと言えます。

パソコンやスマートフォン、タブレットを使うことは猫背の原因になりますが、これらを使わずに生活をすることは不可能です。正しい姿勢を維持して健康に生きていくには、ランニングなどの運動が必要です。

ランニングで猫背を治すと良いことがあります。それは背中が辛くてもあまり気にならないことです。ランニングを開始してしばらくは背中が痛いでしょうが、ランニングで気が紛れます。

 

冬は猫背になりやすい

ランニングで猫背を矯正することはできますが、雪が積もっていてランニングをすることができない時期には猫背に戻るかもしれません。

しかし、冬までに正しい姿勢を維持するための筋肉をつけておくと、冬に走らなくても大丈夫です。冬の最後には猫背になるかもしれませんが、春にランニングを再開すると正しい姿勢に戻ります。

冬の晴れた日にランニングするなら、冬の期間も猫背になりません。冬にもたまにはランニングしてください。

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