ランニングやジョギングをする人は、肌のかゆみに困っていませんか。かゆいのはつらいですが、簡単に治すことができるかもしれません。
私はアトピー性皮膚炎にかかっていて、ランニングすると肌がかゆくなって困っていたことが何年もあります。しかし、かゆみを解決する方法を見つけてからは、かゆみに困ることもなくなりました。
かゆみを解決するのに必要なものは十分な栄養を取ること、シャワーを浴びること、飲酒をやめること、下着に注意することです。
この記事では、ランニングやジョギングでかゆみに困っている人に対して、かゆみを改善する方法を紹介します。完全に解決することができなくても、大幅に緩和することができるかもしれません。
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ランニングやジョギングでかゆくなる原因
ランニングやジョギングするとかゆくなる原因は以下のものです。この記事で紹介する方法は、これらの原因を取り除くものです。
- 栄養不足(ビタミン・ミネラル)
- シャワーを浴びていない(汗を放置している)
- 日焼け
- 飲酒
- 下着の材質が悪い
- 乾燥肌
ランニングやジョギングのかゆみの対策
栄養補給
ランニングでかゆくなる人は、栄養不足が原因で肌がかゆいのかもしれません。糖の代謝にはビタミンB1、脂肪の代謝にはビタミンB2が必要ですから、ランニングをしている人はビタミンが不足しやすくなります。
不足する可能性がある栄養はビタミンだけに限りません。汗をかくとミネラルが失われますし、筋肉を維持するにはたんぱく質が必要です。ランニングをする人は普通の人より多くの栄養が必要です。
どの栄養が不足しているか確認することはできないので、バランス良く栄養を取ることがポイントです。バランス良く栄養を摂取すれば、どの栄養が不足していても対応できます。
普通の食事で十分な栄養をとることはできないので、サプリメントを使うのがおすすめです。おすすめのサプリメントはありません。
私はランニングのかゆみで何年も困っていましたが、ビタミンのサプリメントを使うことでランニングのかゆみを解決できました。
ビタミンはプロテインより大事
ランニングしている人はプロテインを飲むことを考えます。筋肉を鍛えたり、たんぱく質が不足して体が弱くなることを避けるためです。しかし、かゆみに関しては、ビタミンはプロテインより大事です。
ランニングする人はビタミンを積極的にとるようにしてください。スポーツドリンクなどにもビタミンは含まれていますが、これでは足りません。サプリメントを使うほうがおすすめです。
手料理は栄養不足?
手料理は栄養満点というイメージがあります。しかし、手料理であっても十分な栄養を含んでいるとは限りません。私は母の手料理を食べていますが、十分な栄養を取ることはできませんでした。
ランニング後にシャワーを浴びる
ランニングをしている人は多くの汗をかきますが、汗には塩分やミネラルなどの成分が含まれているので肌を傷つけます。
ランニングをした後は、すぐにシャワーだけでも浴びてください。シャワーを浴びることができないなら、手や足だけでも洗うべきです。
若い頃に部活動をした人は、当時はシャワーを浴びなくてもかゆくなかったから、今でも運動後にシャワーを浴びる必要がないと考えるかもしれません。
しかし、加齢とともに肌は劣化しているので、当時とは違います。
私は毎日10kmのランニングをしますが、帰宅してすぐにシャワーを浴びます。汗を流すだけなら5分で十分です。体だけでなく、顔と首も洗うようにして下さい。顔と首は汗をかきやすいところですから。
シャワーを浴びたら下着も替えるようにしてください。運動後の下着には多くの汗が含まれているので、かゆくなる原因になります。
ランニング後の風呂の入り方
ランニング後に体を洗うときには、かゆくなったり多くの汗をかく部分に石鹸を使ってください。シャワーだけでも汗を落とすことはできますが、多くの汗をかくところには石鹸が必要です。
ランニングやジョギングなどの運動で多くの汗をかくのは、以下のところです。
- 脇の下
- 胸の間
- 背中
- 股関節
- 太ももの付け根と裏
- 尻と腰回り(パンツのゴムひものところ)
- 腕と足の関節の折りたたむところ
背中・尻・太ももの後ろは注意が必要です。これらは椅子に座っているときにも汗をかくので、かゆくなりやすい場所です。
日焼けに注意する
ランニングの初心者は日焼けしていませんから、ランニングを始めてしばらくすると日焼けでかゆくなります。半袖やハーフパンツを履くと、それまで日焼けしていなかった部分が日焼けするからです。
これは時間が経過すれば解決します。体が日焼けすれば、日焼けで痒くなることもなくなります。
酒をやめる
酒を分解するには栄養を消費しますし、酒を飲むと肌の水分量が減ります。酒は肌の健康に悪いものですし、かゆみを悪化させます。
ランニングで肌がかゆくなる人は1~2か月ほど、飲酒をやめてみることをおすすめします。これで効果があれば、その後も飲酒するべきではありません。
私は20代の半ばから、酒を飲むと体がかゆくなったり、軟便になるようになりました。軟便になると栄養が吸収されないので、肌に悪い影響があります。
私は今ではランニングをしても肌がかゆくなりませんが、肌のかゆみがなくなった理由の1つは、アルコールを飲まなくなったことだと思います。
下着の材質に注意する
ランニングするとかゆくなる人は、下着の材質にも注意してみてください。下着は汗を吸収しますが、下着の材質によってはかゆみの原因になります。
例えば、腕や足がかゆくならないのに、胴や背中、腰回りがかゆくなるのであれば、下着が原因かもしれません。下着に覆われている部分には、下着に吸収された汗が悪い影響を与えることがあります。
以下の記事で、ランニングをする人が使うべき下着を紹介しましたので、参考にしてみてください。おすすめの下着の素材は綿ですが、おすすめの下着はありません。
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乾燥肌を治す
乾燥肌の人は肌が弱いですから、ランニングして汗をかくとかゆくなります。汗は肌に刺激を与えるからです。乾燥肌を治す方法は栄養を十分に取ることです。
私はランニングで痒くなりましたが、ビタミンをとることで痒くならなくなりました。これは栄養補給ができたことと、ビタミンをとって乾燥肌を治すことができたからです。
以下の記事で、乾燥肌を治す方法を紹介しました。
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体温や脂肪燃焼はかゆみの原因ではない
ランニングやジョギングをすると体温が高くなりますが、脂肪燃焼や体温の上昇はかゆみの原因ではありません。体温が高くなったときにかく汗が、肌を刺激しています。
肌の状態が悪い人は、汗の刺激を受けるとかゆくなります。ランニングでかゆくなるというよりは、ランニングで問題が表面化したと言うべきです。
おわりに
ランニングでかゆくなる人は、十分な栄養補給をしたりシャワーを浴びること、禁酒をすることで肌の健康を維持してください。肌の状態が良くなると、ランニングしてもかゆくなりません。
肌が入れ替わるのには28日かかるとされていますので、少なくとも2か月間はこの記事で紹介した方法を続けてください。これでかゆみが改善するようなら、それを今後も続けるといいでしょう。
よくある勘違いは、1週間続けて効果が現れないとやめてしまうことです。これでは、方法が正しくても効果が現れる前に中断しているのと同じです。
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