ランニングや陸上の才能は、足の速さや体格だけではありません。食べることや寝ることも立派な才能の1つです。食事や睡眠を才能と考える人はいないでしょうが、これは大事なことを見落としています。
足の速さは生まれついた筋肉の割合で決まります。筋肉は速筋と遅筋で構成されますが、速筋が多い人は短距離、遅筋が多い人は長距離に向いています。
同じように、食べる量や睡眠時間も生まれつきで決まります。ある程度の年齢になると、食べる量を増やすことは難しいですし、睡眠時間を増やすことはできません。食べることと寝ることは生まれ持った才能といえます。
この記事では、ランニングや陸上に食べる才能や寝る才能が必要なことを紹介します。
食べることと寝ることが得意な人は、自分の意外な才能を認識してみてください。足が遅い人でも疲労の回復力が高いと、成長が速くなります。
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ランニングの才能
食べれること
ランニングや陸上をしている人にとって、食べれることは重要な才能の1つです。ほとんどの人は意識したことがないでしょうが、食べれることは才能です。食べることができない人は疲労が残りやすいですし、成長しません。
例えば、私は夏の暑い時期にランニングすると、食欲がなくなりやすいです。食べる量が減って夏ばてになったり、体重が減ることもあります。食べれないと栄養が取れないので、私はランニングの才能がないのかもしれません。
私は1983年生まれの男性ですが、食べる量は昔から多くありません。私は太りにくい体質ですが、ランニングや陸上に適していないともいえます。
無理して食べる必要はない
食べることは大事ですが、無理して食べる必要はありません。自分がいつも食べる量が自然な量ですから、これを意図的に増やす必要はありません。
力を出すには多く食べる必要がありますが、多く食べたら力が出るわけではないからです。反対に、体重が増えて動きが遅くなる可能性もあります。
少食の人は無理に多く食べる必要はありません。
寝れること
寝ることは体の発達に役立ちます。睡眠は疲労の回復だけでなく、筋肉や神経の発達にも必要ですから、ランニングや陸上をする人には大事な才能の1つです。
ランニングなどで疲れると昼寝をすることがありますが、これは体が疲労に反応しているからです。睡眠時間が多いと損した気になりますが、実際には損をしていません。
私は疲れると30分~1時間の昼寝をすることがあるので、睡眠の才能があると思います。私は今までにストレスが強かった時期がありますが、寝れなかったことはほとんどありません。
人間に必要な睡眠の量は体質によって決まるので、自分の意思で増やすことは難しいとされています。その意味では、睡眠は生まれ持った才能の1つです。
スポーツ選手は睡眠が多い
スポーツ選手は肉体的な疲労が大きいので、睡眠時間が長いといわれています。日本人の社会人の平均的な睡眠時間は6時間ほどですが、アスリートは9時間~10時間ほどの睡眠をとります。
9時間の睡眠は長いですが、これだけの時間を寝れるのは立派な才能です。私は9時間の睡眠をとることはほとんどありませんし、途中で何度も目が覚めてしまいます。
ショートスリーパー(短眠者)は運動に向かない?
人間の睡眠時間には個人差がありますが、睡眠時間が短い人はショートスリーパーといいます。ショートスリーパーは睡眠時間を増やすことができません。
ショートスリーパーは健康に問題がないかもしれませんが、運動能力の発達では問題になるかもしれません。睡眠時間が短いと、神経や筋肉が発達する時間が短いからです。
ショートスリーパーには短い睡眠時間を利用して、社会的に成功した人もいます。働く時間が長いほど、成果が大きいからです。しかし、運動では成功しないと思います。
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おわりに
ランニングや陸上の才能というと、足が速いことだけを思い浮かべます。しかし、疲労を回復したり休息するのも立派な才能です。
食べる量が少なかったり、夏バテなどで食べる量が減りやすい人は食事を見直してみてください。食欲の才能を伸ばすことはできないでしょうが、才能がなくてもうまく対応できます。
睡眠時間が短い人の場合には、質が高い睡眠をとれるように工夫してください。睡眠時間が短いと得した気になりますが、運動では不利になります。
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